数年前に倉敷市立自然史博物館まつりの重井薬用植物園コーナーでもらったユウスゲの種から、花が咲きました。
18:00ごろ
6/7 に最初の花が咲いて、二株が次々に開花していきました。
15:30ごろ開花準備
20:00 満開
名前の通り、夕方から咲き始めて暗い時間に満開を迎えます。朝にはもうしぼんでしまうのでちょっと寂しいです。他の園芸種のヘメロカリスよりずっと背が高く160㎝くらい。同じ時にもらった昼咲きユウスゲは、まだ開花しませんでした。
・・・・追記・・・・
重井薬用植物園のユウスゲの名前の由来など詳細な説明はこちら
自宅近くの霧ヶ峰高原は、今ニッコウキスゲの満開を迎えています。ユウスゲとニッコウキスゲ、近縁種のようですが、ユウスゲのほうがほっそりとした花姿、葉も繊細な感じですね。ニッコウキスゲが炎天下に咲くのと比べても、夕方から花開くキスゲはどことなく儚げで、なるほど立原好みです。
ほんの二本ですが、群生するときれいでしょうね。背がぐんと高いのが優雅です。
霧ヶ峰のニッコウキスゲ、修学旅行で通って高原を感じたのを思い出します。我が家でも咲きますが、今年は特に早く五月の上旬開花でした。ずいぶん違いますね!
立原道造の詩にあるとは知りませんでした。確かに、夕方レモンイエローが揺れる様は他の種類より詩情あふれてよくぞユウスゲと呼んでくれたと思いました。