ここは岡山市街を一望できる丘に作られた植物園です。
入り口から奥へ奥へと登っていく構造です。枝垂桜が濃い影を作っていました。
この時期、大きなパラグアイオニバスが話題になります。子どもの葉っぱが生き物みたいでした(多重露出)。
どんどん上り詰めていくと、昭和39年5月開園の石碑。その奥に一本松古墳(前方後円墳)があります。
古墳の周りをぐるりと歩きました。マツ、モミジ、ツツジ類の林の中でアジサイの水色がすがすがしく見えました。
古墳の上には、強い日差しの中アザミがポツリポツリと咲いていました。
古墳の後円部分の頂上には対戦中に砲台が据えられていたということで、石室のあたりが低くくぼんでいました。そこに、このあたりのノイバラが3種(ノイバラ、テリハノイバラ、ミヤコイバラ)とも、小さな株で繁っていました。整備されているので、このノイバラたちが伸びて花を咲かせることはないでしょう。静まり返った、寂しい古墳の上にはヨウシュヤマゴボウの花が咲き始めていて、ヒョウモンチョウが飛んでいました。上の写真は、そこから下りている時、つまり古墳の前方部分から岡山市街方面が見渡せる並木です。
今回は撮影が主目的。同時にマツ科やスギ科の珍しい樹木を見たいと思って入園時にリストをもらい場所を確認して周ったものの、やはり十分見ることはできませんでした。「二兎を追うもの・・・」になってしまいました。次回はマツ科20種類、きっちり教えてもらおうと思いました。上は、園内にたくさんあるセコイア。
ナガボノアカワレモコウ、種をまいて育てていましたら、花茎が伸びてきていました。そこに、ゾウムシを発見。大事な葉を食べた痕跡。
何ゾウムシか、わかりません。大きさは5~6ミリ、象のような色!これまでゾウムシには寛大にしてきましたが、今年は目に余る繁殖ぶりです。見つけ次第駆除することに。けれど、動きは鈍いようでいて、ポロリと落ちるという技を持っているので悔しい思いをすることも多いのです。
そこで・・・・
これを使って受けながら捕獲しました。ペットボトルを斜めに切って作ったもので、本来は土入れとして重宝しているものです。大きさも色々作ってあります。植え替えなどで土を植木鉢に入れる時、スコップより圧倒的に便利な土入れです。この先細りの形が、ポロリと落ちるゾウムシを受けるのにちょうどいい感じでした。水を少し入れておけばすぐに逃げ出すことはありません。ただし、這い登ることができるので油断はできません。特にバラゾウムシは、水があってもすばやくのぼってしまいます。あっという間に10匹以上、これを繰り返せば目に入る範囲にはいなくなる気がしています。
ゾウムシが多すぎる庭からでした。
とても気に入っている水差しです。無印良品のお店で白とグリーン、2サイズありました。これは300ccで、値段は300円以下だったと思います。ネットでは一種類しかありませんが、こちらです。500ccのポリボトル・ノズル付き・大336円(税込み)。
花瓶のお花に水を足す時、これがあればうっかり溢れる事がありません。本体を押す力を加減することで微妙な水の量が調整できます。部屋の中のごく小さな観葉の鉢に水を足す時、小回りが利いて便利ですよ~!!
実はこれ、フラワーアレンジの先生のオススメで買ったものです。その道では常識の道具なのかもしれませんが、水差しと言えば、細い注ぎ口のジョウロのようなものしか頭になかった私には衝撃。以来とっても重宝している品物です。無印でなくても、ホームセンターなどにあるかもしれませんね。
世話がまちがっているらしくまだ一枚しか葉が出ていません。
ことわざの本に「十読は一写にしかず」という言葉を見つけました。本来の意味(10回読むより一度書き写した方がよく覚えられる)からは反れて叱られそうですが、こんな葉っぱを写している自分にピッタリ。
具体例を抽象化する知恵としてのことわざ・・・「その思考の整理法を利用して、普遍性の高い形にまとめたものを相互に関連付けていけば」「あなたにも、思考の体系をつくりあげることは可能」と外山滋比古著「思考の整理学」が教えてくれました。
一年の折り返しを向かえ、ブログは「石の上にも三年」が瞬く間に過ぎて、時には立ち止まって頭の整理を~結果はたいてい、部屋の片付けと同じになりますけれど、ね。