先月の市政だよりに高齢者対象の水中歩行教室への誘いが掲載されていました。
対象のプールは40人の募集でしたから、多分抽選漏れということで外れるだろうと軽い気持ちで応募していましたら、案内が届き、6年ぶりのプール通いです。
その前の24日のことです。開校式で体力測定なるものがあり、血圧測定は当然ながら、体力テストで、筋力や全身持久力、柔軟性といった多様な測定が課せられました。
たかが水中歩行になんでこんなことまでと思う、後期高齢者には過酷なもので、つい言われるままに測定に参加するうちに、最終のテストは、壁面に背中を付けて直立し、一足半前に出て膝を直角に曲げて静止20秒以上というものでした。10秒としないうち、これは今の私には無理と思った時には尻餅をついていました。
帰りの道中までは何の異常もなかったのですが、翌日からは腰が痛くて前に屈んでものをとることができず、家事の途中、思わず「イタタ・・・」と口から出てしまう始末です。太腿の凝りも山登りの後を思い出させます。
定石通り、齢をとると、遅れてくるという痛みを、知識としてでなく、いやというほど思い知らされています。
それでも、20回実施の教室を、初回の説明から休むわけにもいかず、車ででかけたプールは新しく、設備も整って快適でした。
プールは初めてという方が半数近い中では、さすがに20年のキャリアは、水に慣れているので、動きも指示される飲み込みも早く、正味1時間、若いハンサムのインストラクターに褒められていい気分で初日を終了しました。今日は逆療法の荒療治が効いたか、痛み止め服用のせいか、だいぶ痛みも和らいでいます。


この写真を撮ったころより黄色味が増し、蔓や葉も次第に枯色を漂わせはじめました。