雀の手箱

折々の記録と墨彩画

感動のスクラム

2019年09月29日 | できごと



 昨日はテレビで、ラグビーW杯、日本の第2戦を観戦していました。ランキング世界2位と聞くアイルランドが相手ではこんなものかな、それにしてもよく粘っていると思って前半戦を見ていました。後半戦になって、地元出身の福岡がフィールドに入ったので応援にも力が入りました。
 がっちり組んだスクラムの力強さと、あまり見たことのない形に思わず肩に力が入りました。見事粘りに粘ったFWのスクラムは、強豪相手に一歩も引かず、福岡のトライを生み出しました。試合終了後もしばらくは感動の渦の中で、久しぶりの高揚した気分を味わっていました。母校は花園に出場したこともあるので、家族もラグビーにはかなり熱心です。いい試合でした。
 緻密な計画のもと積み上げた練習の成果は、前回の南アフリカからの勝利とともに、日本のラグビー史に残ることでしょう。



颱風17号

2019年09月24日 | できごと
 いつも警戒の割には大した被害もなく過ぎていた颱風でしたが、今回の強い風は、我が家の門前の椎の老木を引き裂いて、大きな枝を落として行きました。
 この日はお盆参りができなかったので、小雨の中をタクシーで実家にお彼岸参りに出かけました。
 テレビでは、暴風警報と大書され、テロップで北九州市もずっと流されてはいましたが、雨も風もそれほどではありませんでした。それでも早めの夕食を済まして、ベッドに入るころから少し風が強くなり始めていました。
 22日から日付が変わるころ、大きな物音で目を覚ましました。風で飛ばされた枝でも雨戸に当たったのかなと思っていたのですが、朝になって新聞を取りに外に出てみて驚きました。なんだか空が大きく広がったみたいで、近所の人の動きも頻りなのです。見ると門の前に大きな枝が横たわり、動かせないからと鋸で小さく切断する人や、枝を運ぶ人達でした。
 皆さんのおかげで、出入りに不自由はなくなりましたが、枝が落ちるときに引き込みの電話線を切断したとみえ、垂れ下がった電話線が揺れていました。光電話も固定電話、パソコンも使用できず、無線も意味を持ちません。頼りの携帯でNTTの故障担当に電話をかけるのですが、朝から昼過ぎまで、話し中で繋がりません。仕方なくリモートサポートに電話して、やっと夕刻、携帯に修理日程のお知らせが届きました。24日午後が一番早い予定だそうで、一安心です。パソコンを開かない日がまる3日でした。


 先ほど電話線を張り替えて2時間半ほどの工事が無事終了しました。









秋も本番

2019年09月20日 | すずめの百踊り
 秋場所の相撲は横綱不在、大関陣不振の中で、怪我で休場していた貴景勝が10勝を勝ち取り、関脇から大関復帰となりました。
 そして、いよいよラグビー・ワールドカップ日本大会も今晩開幕です。スポーツの秋に負けじと、筆を執っていますが、相撲や、ラグビーに気を取られて、今一つ気持ちが盛り上がりません。中秋の美しい月をめでたころから、気温も急に下がり始め、お彼岸に入って肌寒さを覚えるくらいです。そうしたなかでのあまり変わり映えのしない作品です。












秋たつ気配

2019年09月12日 | 塵界茫々
 早いものでもう暦は長月も2週目、昼間は30度に達しても、朝夕は冷房も不要の日もあります。今年の夏はすっきり晴れた夏空を目にすることも少なく、南国のスコールを思い出させるような雨に見舞われる日が続いて、蝉たちの大合唱もあっけなく過ぎたようです。
 大型台風がもたらす気圧の大きな変動は痛みを持つ身を攻めて、体調管理ができかね苦しんでいます。更に「やる気」がなかなか起こらず、片付けねばならない本箱も、一旦手にした本を開くともう駄目で、そこで片付けは中止になってしまう始末。一種の発達障害かもと自分から思ってしまいます。物忘れの状態から推して、もし認知症を発症したらとか、更には、夫のように突然の旅立ちが生じたらなどと、自分が遭遇して困ったことを子供たちに味わわせることのないようにと、最低限の記録を作成中です。
 ささやかな貯えの在りどころや、遺言、写真、カードの所在と暗証番号、各種料金の引き落としの口座と書き出すこともたくさんです。役所関係は決まった手続きで、すでに経験済みだからこちらは省いてもどうにかなるとして、私的なこまごましたID,パスワードといったものが結構面倒です。
 遠慮がちな虫たちのコンサートを夜長月に楽しむためにも、早く片付けたいものです。明日は中秋の名月。どうやら晴れの予報です。庭では早くもお彼岸の到来を告げる彼岸花が咲き続けています。




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IPHONEを手にした日

2019年09月07日 | できごと
 今まで安否確認のためにと娘に持たされていた通称「ガラ携」がサポートを終了するとかで、一足飛びにIPHONEを持つ事になりました。
 すでに7月半ばにはカバー付きで届いていたのですが、画友の死去や、お盆の賑わいやらで手つかずのままになっていました。
 やっと重い腰を上げて、近くの「ドコモ」ショップに出かけて行き操作方法を質問し、今までとは異なる文字入力や電話のかけ方などの学習です。連絡先の登録とカメラの操作まで40分ほど教わったのですが、家に帰ってやってみると、文字入力は思ったより簡単で、慣れればいままでのガラ携より早くなるかなと思いましたが、簡単そうに見えていたカメラのほうは、押すボタンを間違え動画撮影になっていたり、パソコンとはタッチの力加減が違うので、写真は撮れたものの、今度は大量の同じ写真を削除するアイコンがどこから出るのだったかわからず、しばらくあれこれ試してやっと辿り着きました。

 要するにIPHOONとは、電話機能付きの簡易パソコンみたいな商品と理解しました。果たして老耄の身に使用できるようになるのか不安ですが、ボケ防止にはなるかもと、持ち前の好奇心が動きだし、当分無謀な挑戦をしてみることにしました。
 ヘルパーさんはじめ周囲には長年使用の若いベテランが大勢ですから、教わるには事欠きません。リハビリ施設でも、「スマホデビューですね。」と若いスタッフに冷やかされています。