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去る五日の朝、別れの言葉を交わすこともなく、突然夫が旅立ちました。
正月を三人で祝い、二日の遅い便で帰京した娘を送った次の日、三日は、訪問リハビリの先生の初訪問を受け、介助されながら心地よい陽射の中を、散歩を愉しんでいました。四日から始まったデイサービスにいくと言って、珍しく迎えの車から手を振って出かけたのですが、そのままの行きっきりになりました。
昼食の途中で様子がおかしくなり、意識をなくしたようです。搬送された救急病院に駆けつけたのですが,ICUから出ることなく、深夜便で駆け付けた孫娘の到着を待つようにして、五日朝、娘たちに手を握られたまま、本当に静かに、蝋燭の火がきえてゆくような穏やかな旅立ちでした。いまにも語り掛けそうな顔を見ながら、最愛の孫に手をにぎられながら、強く希望した在宅での生活を貫いて、苦しむこともなく旅立ったのをせめてもの幸いと思うことにしました。
松の内の事でもあり、もともと近親者だけでの見送りでよいと言っていたので、翌日通夜をし、七日に葬儀を執り行いました。
今は混乱していますし、片付けねばならない手続その他がありますので、しばらくの間ブログもお休みに致します。
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娘の希望で祭壇は白い花一色で埋めました。