雀の手箱

折々の記録と墨彩画

庭の早春

2019年02月24日 | すずめの百踊り



 花の兄と呼ばれるだけあって、1月中旬から咲き始めていた南高梅に続いて紅梅、そして今は白加賀が花盛りを迎え、二ケ月にわたる遅速のある三本の梅を堪能しています。惜しむらくは、すでに八十年を超す老木で、年々花数が少なくなってきたような気がしています。ただ今年は例外で、一番古i
豊後梅が最後の気力をふりしぼるかのように花の着きが著しいので案じています。
 蕗の薹は楽しみながら写してみました。天ぷらから、蕗味噌へと早春を味わい尽くした遊びの足跡です。最後のコチョウランは、一周忌法要の折に頂いたものですが、まだ蕾を持っていて、健康寿命の長さをありがたいものに思って写しました。

















春の気配

2019年02月13日 | 日々好日

 
 久しぶりに春の陽ざしを感じて庭に出て、梅の香に包まれてひと時を過ごしました。先年の台風で倒れて、今は3本になった梅の古木の遅速をめで、まだ蕾の固い1本が開くのを楽しみにしています。
 今年はもう馬酔木が咲きそろいました。私の好きな白い花をつける方の馬酔木は季節に忠実にまだ小さな蕾の状態です。蕗の薹は、もうそろそろかと様子を見に降りて見ましたら、丈が伸びて花を開いたものまであって、エプロンのポケット一杯の収穫は、柿や躑躅の木陰のものでした。例年よりも小ぶりです。昨夜は天ぷらにして存分にほろ苦い春を味わいました。
 画題に事欠かなくなるこの頃、なんとなく億劫で、筆が進みません。体調がいまいちのせいでしょうか。「春愁」などという風流なものとは別物のようです。







トラブル

2019年02月08日 | 塵界茫々
 windows7を購入して8年が経過しました。セキュリティーのサポートもなくなるそうなので、買い替えかとも思案しますが、さてこの後何年パソコンに付き合ってもらえるか、そろそろブログも幕引きの時が来ているのかと心もとない限りのこのごろです。
 ユーザーの老耄に歩調を合わせて、この相棒も相当くたびれてきて、この頃は頻繁にサボタージュです。今日も、メールの最中に文字入力がおかしくなって、奇天烈な日本語らしき意味不明なものが並び、さては認知症発症かと仰天しました。触った覚えもないのに、kana入力になっていました。
 徒然のよき友を手放すのは侘しい限りだし、日用品の買い物の注文も早速に不便になるので何とか宥めすかして動いてもらわねばなりません。スマートホンに切り替えるのがいいのでしょうが、新しいパソコン同様、慣れるまでにどれほどの時間がかかるかと思うと踏み切れないでいます。何かいい対処法はないものでしょうか。
 複合機のプリンターへの送信も色の具合がおかしいのですが、何とか用は足せているので、我慢して付き合ってもらっています。雨の日のすさびを何点か選びました。
 節分の日の、ヒイラギ鰯は、私の地域ではまず見かけませんが、奈良の妹のところでは普通に、家々の門口に魔よけで掛けられていました。毎年の鬼さんに替わっての登場です。
 おせちの栗きんとんの出番も無くなった梔子の実ですが、形と、色が鮮やかなので写してみました。蝋梅はもう香りが薄らいでいますが、まだ咲き続けています。