夏の疲れで、今一つ気合の抜けた絵ばかりですが、ともかく提出した作品を並べました。
皆さんも同様の方が多かったようでした。
異常と言われ続けた気象が、このまま平常に定着するのでしょうか。高齢者にはこたえます。
彼岸花はやはり赤く燃えるのがふさわしいようです。
水引草
夏の疲れで、今一つ気合の抜けた絵ばかりですが、ともかく提出した作品を並べました。
皆さんも同様の方が多かったようでした。
異常と言われ続けた気象が、このまま平常に定着するのでしょうか。高齢者にはこたえます。
彼岸花はやはり赤く燃えるのがふさわしいようです。
水引草
今宵は中秋の名月。相次いだ台風で被災された方にはお月様どころではない日々と思います。
嵐山周辺の、お月見の名所の景観も渡月橋はじめ大変なことになっているようです。こちらは、大雨にはみまわれましたが、さしたる被害もなく、久しぶりにしみじみと月を眺めていました。
やはり無月に月を恋う兼好法師流の風流よりも、雲一つない大空に冴えわたる月は、人にさまざまな郷愁を呼ぶようです。古馴染みの人々が他界することの多い昨今、月の光は格別のものがあります。
三五夜中新月色 二千里外故人心
二千里どころではない遠くに去った友を今宵は偲んでしみじみと一献をかたむけました。
中村芳中の「月に萩鹿図」 縦111、2 横41,6 江戸後期
月、鹿、萩のほとんどが緩やかな弧で表現され、余白と曲線の美しい画面です。俳諧に親しん だ芳中らしい俳味の余韻が見事です。
径100メートルたらずの、身近な歩みの中で見つけた小さな里の秋の訪れです。
今年は、2週間も早く、もう一番先に顔をみせる白い彼岸花?が花を開いています。赤の彼岸花はきっとお彼岸を違えず顔を見せるのでしょう。
露草、吾亦紅、水引草と常連の画題が揃い踏みです。絵筆が出番を迎え忙しくなりそうです。気分転換には最高の季節でしょうが、今年は矢継ぎ早の台風の訪れです。どうか障りがありませんように。
まだ秋は巣籠り中です。
せっかちな彼岸花。
仙人草の波
小鳥がプレゼントしたランタナ
いつものように編集しても、フォトチャンネルがUPされませんので半分だけを掲載しました。
慌ただしく過ごした2週間、絵筆をとることもなく過ごしました。変化する出来事への対応の切り替えが遅く、処理に入らざる手間と逡巡を重ねる自分に、あらためてしみじみと老いを自覚したことです。
気が付くと庭を覆っていた蝉の大合唱も終章を迎えていて、虫のしみいるような声に交替していました。風も白々とした秋の気配を漂わせています。
露草を一輪挿しに入れ、はや紅の粒を見せ始めた水引草をめでています。栗はまだ青青とした毬の中です。これからの画題に刺激されて少し元気が出てきました。
台風15号の大雨から、息つく間もなく17号の到来で、遠来の客をもてなすつもりで組んでいた予定が台無しになってしまいました。
それでも、久しぶりに会う顔はやはり懐かしく、慌ただしい1週間の日程を何とか過ごし、「日本」の文化や習慣を堪能して帰って行きました。会席料理のちまちまと盛りつけられた小皿、露天風呂は雨で敬遠しましたが、システムの異なる温泉の入浴は特に珍しかったようで大喜びでした。
訪問した弟の窯で、自作の陶器を気前よくプレゼントされて、荷物はかなり重くなったようです。姪がプレゼントしたステンドグラスは大事に抱えて帰りました。
東京から応援に来てくれた娘に援けられたものの、日常の生活リズムがすっかり狂った老い二人は、元のペースに戻るのに時間がかかりそうです。
今年も仙人草が咲き始めました