雀の手箱

折々の記録と墨彩画

暑中お見舞い申しあげます。

2011年07月29日 | すずめの百踊り
 あわただしく7月も過ぎてゆこうとしています。ぶり返した暑さに病院行きのほかは
出かけることもなく引きこもりがちの日々を送っています。

 パソコンの操作に戸惑って、更新も思うようにはいきませんでした。
 毎日描くので溜まっている中から、暑中のお見舞いに三枚を選びました。

 月下美人は友人の家で咲いたものです。











涼風

2011年07月25日 | すずめの百踊り

 台風6号がもたらしてくれた涼風で朝夕は少ししのぎやすくなったと思っていましたら、暦の大暑に義理立てしたものか真夏にふさわしい暑さがぶり返して、「わし、ワシ」と自己主張の蝉の声もしきりです。


 Office2010の操作にも少しずつ慣れてきました。当然ながら、かなり便利に使いやすくなっている点もあります。
 初心者向けの解説の動画を見ながらmailの送受信もできるようになりました。
 昨日は近郷の酒店では入手できない限定品の焼酎の注文もネットでゲットすることができ、ありがたがっています。
 何よりのうれしさは動きが早くなったことで、こちらがついてゆけずに取り残されてしまうことばかりです。そのうちに「愛しのセブン」になる予感がしています。 

 時間は、こちらの都合などお構いなく経過するので、今月の最後の提出作品も何とかこなさねばならず、博多祇園の見物に出かけた折に、いつも立ち寄る和紙の店で紙と一緒に購入した白地の団扇で遊んでみるつもりです。省エネに事寄せて団扇を夏のご挨拶の添え物にするつもりもあり、一挙両得以上の省エネ作戦です。












パソコンの引越し

2011年07月19日 | できごと
 13日にWindows7の新しいタイプのパソコンが届きました。今度は4GBの容量ですから「ディスク領域不足」を気にせず作業できます。
 ただ、予期していた以上に、7年間愛用してきたXPとは異なる仕組みに、慣れるまでには相当の時間が必要のようです。

 博多祇園の舁き山が走るのを実際には見たことがないという帰省中の娘を案内して、櫛田入りの奉納リハーサルを見物に出かけ、薀蓄を披露して呆れられたことも、玄界灘に沈む夕陽の見事な情景も、アップする時機を外してしまいました。
 毎日、時間を見つけては少しずつ引越しに伴う煩わしい作業をやっています。解らないことばかりですが、中でもテンキーが付いているために指の動きが狂って入力のミスも多いようです。
 今は使いやすかったXPを懐かしんでいますが、慣れてくると新製品のありがたさが解るのかもしれません。
 メールもコメントも、セキュリティを心配して失礼をしています。



青柿

2011年07月13日 | すずめの百踊り
 夏の到来を感じる風物のうち、青柿はさわやかに季節を告げます。
 瑞々しい葉が次第に硬さを増してきて、葉隠れに小さな粒が秋の稔りを予感させて確かめられるこのごろの姿が好きです。
 小さくても、すでに次郎は次郎の形で富有は富有の形を取っています。今日は草取りのあと道にはみ出した枝を剪ったので青柿が画題です。
 もとの画像の色とはかなり違っていますが、自分では使わない渋い色合いを機器が創りだしてくれたのも一興と記録します。原画はもっと鮮やかな色合です。











初めてのフォトブック

2011年07月08日 | できごと
 今年の父の日の記念に夫にフォトブックをプレゼントすることにしました。

 身近な人の旅立ちが続いたせいか、身辺整理で古い写真の整理をしているのを見ていましたので、フォトブックの最初は、多様な趣味に取り組んできた足跡を1冊に纏めようとテーマを決めました。
 この思いつきは陶芸に精進する弟が、自分の作品をテーマごとに2冊のフォトブックに纏めたうち「大壺小壺」と題した1冊をプレゼントしてくれたのがきっかけでした。

 ただ残念なことに、半世紀を経過した古い写真はモノクロが多く、おまけに画素数が低いため、カメラ屋の手を煩わせても大きなサイズでは黄色の警告マークが出て編集が出来ません。A5サイズのブックに仕上げるのが精一杯です。
 それでも25ページに編集し、乗馬、陶芸、彫金、仏像彫刻、表装と、年代につれ変化する興味と生活もうかがえるものになりました。

 2冊目は仕事を中心に、海外暮らしの思い出を纏めるつもりで編集を始めました。ところがここで問題が発生しました。パソコンにインストールしたフォトブック作成のためのソフトや、新しい複合機のプリンターソフトの容量が大きくて、遂にデスクの領域が不足していると警告が出始め、しばしば通常の終了が出来ずに強制終了をする始末です。長年愛用のXPの買い替えが先決でした。今時1GBで分に過ぎた事を進めようとするのは無謀でした。
 いつ動かなくなるか戦々恐々の日々です。2冊目のA4サイズのブックは、16ページまで作成して用心して念のためストップしています。
 新しいパソコンに買い換える時期なのは、すでにCDプレーヤーは読み込みだけで、書き込みもできなくなっているご老体ですから、十分にわかってはいますが、慣れるまでのストレスを考えると躊躇ってしまいます。一時はiPadにしようかとも考えましたが、やはりWindos7のパソコンにするつもりです。



  

久しぶりに

2011年07月02日 | すずめの百踊り
 1泊の小旅行から帰ってみると、完熟を待っていた梅が落ちはじめていました。
 枝を叩いて実を落し、傷のないものを選別して7キロ、今度は梅味噌や、梅ジャム。梅シロップと、休みなしの後始末でした。
 やっと梅仕事からの解放です。今年は、梅干だけは昨年の分の残りが手付かずが4キロもありますのでお休みです。
 そろそろこの作業も負担に感じるようになってきました。美味しいと食べてくれる褒め言葉があると弾みもつくのでしょうが、
 梅味噌と梅ジャムは、楽しみに待っていてくれる友人達がいますので、笑顔を思い浮かべながら、ゆっくり煮詰めていきます。

 仕事に一段落のケリがついた安堵からでしょうか、久しぶりの絵筆は、彩りだけは晴れ晴れとしているようです。











 今日は夏至から数えて11日目、半夏生です。ハンゲショウは化粧の途中の半分化粧した状態に相応しい命名と感心していましたが、昔の農業では田植えの目安だったようです。
 毎年描く半夏生ですが今年はまだです。関門名産の蛸刺しに作ったばかりの梅味噌でこちらは忘れずにいただきました。