新日本海フェリー新潟フェリーターミナル(新潟県新潟市)
新幹線で新潟に到着。これから夕張に行こうというのに、新潟に来ているのは何故かと思うかも知れない。新潟に来たのは、これからフェリーに乗ろうと思うからである。
何故フェリーなのか。第一に楽だからである。寝台に寝ていれば目的地に到着する。第二に、これは第一と関係あるが、夜勤明けなので寝たいのである。移動時間を睡眠時間に当てられるので、一石二鳥である。第三に経済的である。
この船は翌朝、小樽港に入港する。航空機または鉄道で行けば、今日中に北海道に着くが、ホテル等で1泊しなければならない。交通費+宿泊費が必要である。しかしフェリーなら交通費だけで明日の朝、北海道にいる事ができる。それにフェリーの運賃・料金は安い。今日利用する新日本海フェリー「ゆうかり」のS寝台というのは8,700円である。鉄道のB寝台は6,300円だが、このほかに運賃・特急料金が必要である。それが新潟-小樽間8,700円である。2等寝台(6,900円)、2等(5,400円)と安い席もあるし、スイート(25,300円)から1等(10,700円)といった豪華な部屋も用意されている。
駅前のバス案内所で、新日本海フェリーの港へのバス乗り場を確かめ、そのバスに乗りこんだ。走り出したバスから見る街路樹が強風に揺れている。街路樹は柳だから、ことさら強風に思えるのかもしれない。新潟に到着した時は雨が降っていなかったが、港へ向かう途中にぱらぱらと降り始めた。私は傘を持っていない。やんぬるかな。
バスが港への最寄の停留所「末広橋」に到着。運賃180円を払って車外へ出る。雨は大した事は無い。急ぎ足で港へと急ぐ。ここで道を間違えてた。しかし間違えても引き返さず、遠回りしてでも目的地に行くのが私の信条である。しかし同じバスから降りてきた港へ向かうと思われる人も後をついてくるではないか。何人か道連れにして申し訳無い。
ターミナルに着いて乗船手続きをする。やはり連休初日ということもあり、列を作っている。今日は予約しているが、以前ここでキャンセル待ちをして、とうとう乗船できなかった苦い思い出がある。必ず予約して港に行かれることをお勧めする。
やがて乗船が始まった。海は荒れているようである。凪ぎの方がよいが、天候は如何ともしがたいのでやむを得ない。船内の案内所で寝台を指定してもらう。2等寝台は2段ベッドとなっているが、S寝台は1人ずつの区画となっている。小部屋のようだが、扉は無く鍵はかからない。カーテンがあるだけである。鍵のある部屋がよければ1等以上という事だろう。寝台で横になっていたら出港の様子を見逃してしまった。 (つづく)
新潟交通 http://www.niigata-kotsu.co.jp/
新日本海フェリー http://www.snf.co.jp/
新幹線で新潟に到着。これから夕張に行こうというのに、新潟に来ているのは何故かと思うかも知れない。新潟に来たのは、これからフェリーに乗ろうと思うからである。
何故フェリーなのか。第一に楽だからである。寝台に寝ていれば目的地に到着する。第二に、これは第一と関係あるが、夜勤明けなので寝たいのである。移動時間を睡眠時間に当てられるので、一石二鳥である。第三に経済的である。
この船は翌朝、小樽港に入港する。航空機または鉄道で行けば、今日中に北海道に着くが、ホテル等で1泊しなければならない。交通費+宿泊費が必要である。しかしフェリーなら交通費だけで明日の朝、北海道にいる事ができる。それにフェリーの運賃・料金は安い。今日利用する新日本海フェリー「ゆうかり」のS寝台というのは8,700円である。鉄道のB寝台は6,300円だが、このほかに運賃・特急料金が必要である。それが新潟-小樽間8,700円である。2等寝台(6,900円)、2等(5,400円)と安い席もあるし、スイート(25,300円)から1等(10,700円)といった豪華な部屋も用意されている。
駅前のバス案内所で、新日本海フェリーの港へのバス乗り場を確かめ、そのバスに乗りこんだ。走り出したバスから見る街路樹が強風に揺れている。街路樹は柳だから、ことさら強風に思えるのかもしれない。新潟に到着した時は雨が降っていなかったが、港へ向かう途中にぱらぱらと降り始めた。私は傘を持っていない。やんぬるかな。
バスが港への最寄の停留所「末広橋」に到着。運賃180円を払って車外へ出る。雨は大した事は無い。急ぎ足で港へと急ぐ。ここで道を間違えてた。しかし間違えても引き返さず、遠回りしてでも目的地に行くのが私の信条である。しかし同じバスから降りてきた港へ向かうと思われる人も後をついてくるではないか。何人か道連れにして申し訳無い。
ターミナルに着いて乗船手続きをする。やはり連休初日ということもあり、列を作っている。今日は予約しているが、以前ここでキャンセル待ちをして、とうとう乗船できなかった苦い思い出がある。必ず予約して港に行かれることをお勧めする。
やがて乗船が始まった。海は荒れているようである。凪ぎの方がよいが、天候は如何ともしがたいのでやむを得ない。船内の案内所で寝台を指定してもらう。2等寝台は2段ベッドとなっているが、S寝台は1人ずつの区画となっている。小部屋のようだが、扉は無く鍵はかからない。カーテンがあるだけである。鍵のある部屋がよければ1等以上という事だろう。寝台で横になっていたら出港の様子を見逃してしまった。 (つづく)
新潟交通 http://www.niigata-kotsu.co.jp/
新日本海フェリー http://www.snf.co.jp/