旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

ラベンダー紀行 南平岸→さっぽろ

2004-08-20 20:01:48 | ラベンダー紀行
旧北海道庁舎・赤レンガ (札幌市中央区)

南平岸から地下鉄に乗る。さっぽろ駅に戻っても時間が早い。寄り道をしてゆく。ちなみに国鉄(現JR)の駅名は「札幌」だが、地下鉄(札幌市交通局)の駅名は「さっぽろ」と平仮名である。同様に「新札幌」「新さっぽろ」という駅もある。これらはJR駅と地下鉄駅が隣接しており乗換駅だが、JRと地下鉄で同じ駅名の「琴似」「白石」は離れた場所にあり、乗換駅ではない。駅名は違うが、JRの「新琴似」と地下鉄の「麻生」は乗り換え駅といってよいだろう。

大通公園で下車する。地上に出て公園を歩く。札幌を代表する公園だが、道の真ん中、中央分離帯とも言うべき部分が広く取ってあって公園になっている。通りを北から見て、歩道、一方通行の東行の車道、公園、西行の車道、歩道という構成である。広島の百米道路もこうすれば良かったのにと思う。通りを通行止にすることなく、様々なイベントが行われている。さっぽろ雪まつりが有名だが、それだけではない。例えば今年は7月21日からさっぽろ夏まつりが開催され、公園はビヤガーデンと化す。今回は日程の都合で楽しむ事が出来ない。朝の公園で噴水を眺めるだけである。

何度も行った事のある時計台だが、今回も一応写真に収める。すでに多くの観光客が来て記念撮影をしている。次に旧道庁に行く。赤レンガの愛称を待つ西洋建築だが、ここも観光客が多い。そのほとんどが台湾からの観光客である。台湾の言葉で盛んに話している。日本人が外国の観光地で日本人ばかりだったという感想を持つ事があるが、彼らにはここがその場所であろう。以前は何故、台湾からの観光客が多いのか判らずに不思議だったが、北海道は人気の観光地なのだそうだ。広大な北海道を味覚を含め、存分に楽しんでいってもらいたい。私は逆に台湾を旅行したかったのだが。これも関東の猛暑の成せる業である。 (つづく)
札幌市交通局 http://www.city.sapporo.jp/st/