早朝の小樽運河 (北海道小樽市)
新潟からの新日本海フェリー「ゆうかり」から下船し、北海道に上陸する。以前はターミナルに近い位置に新潟航路が、遠い位置に舞鶴航路が着けられていたはずだが、今日は「ゆうかり」がターミナルから遠い位置に着けられており、近い位置は使われていない。貨物の都合だろうと思うが、徒歩で下船する旅客は随分と歩かされる。ターミナルから出るとタクシーが客待ちしているのが見える。駅までは距離があるので利用してもいいが、札幌行の発車まで随分時間がある。徒歩で小樽駅へ向かい、途中で運河でも見ようと思う。
歩き出すと、雨が降ってきた。タクシーに乗ればよかったと思ったが、しばらくすると止んでしまった。途中の公園で、乗ってきた「ゆうかり」を撮影。港のまわりは殺風景である。停泊しているロシア船も見える。そういえば港湾施設の注意書きに露文も見られる。地理的な近さを感じる。しばらくして小樽運河に着いた。まだ早朝5時だというのに先客がいる。ライダーだがフェリーに乗っていたのだろうか。運河沿いを歩き、撮影をする。しばらくして元の位置に戻ると、ライダーが増えている。お互い情報を交換している。ライダーはいいなと思うが、私は二輪車の免許を持っていない。
旧日本銀行小樽支店の建物などを見ながら、小樽駅に向かう。途中、手宮線の踏切を通る。旧手宮線の踏切跡というべきか。小樽の街を横切る旧手宮線は北海道最初の鉄道として物資を道内各地へ運び、石炭を小樽へ運んでいた。南小樽駅で函館本線から分岐しているが、こちらが元々の路線である。レールもそのままだし列車がやって来そうである。
小樽駅に到着。フェリーターミナルから徒歩で鉄道の駅を目指すのなら、この他に南小樽、小樽築港の各駅があるが、平坦なコースの小樽築港がよいだろう。駅の雰囲気では南小樽もよい。ここは距離が近いが、上り坂がある。むろん市の中心駅である小樽駅もいい雰囲気である。どこにしろフェリーが小樽に着いて札幌への一番列車が発車するまで、時間に余裕があるので好きな駅を目指せばよい。駅前の歩道を若者が清掃している。青年会か町内会か知らないが、朝一番に街を掃き清めているのを見るのは気持ちがよい。駅舎を撮影して久しぶりの小樽駅に入った。 (つづく)
新潟からの新日本海フェリー「ゆうかり」から下船し、北海道に上陸する。以前はターミナルに近い位置に新潟航路が、遠い位置に舞鶴航路が着けられていたはずだが、今日は「ゆうかり」がターミナルから遠い位置に着けられており、近い位置は使われていない。貨物の都合だろうと思うが、徒歩で下船する旅客は随分と歩かされる。ターミナルから出るとタクシーが客待ちしているのが見える。駅までは距離があるので利用してもいいが、札幌行の発車まで随分時間がある。徒歩で小樽駅へ向かい、途中で運河でも見ようと思う。
歩き出すと、雨が降ってきた。タクシーに乗ればよかったと思ったが、しばらくすると止んでしまった。途中の公園で、乗ってきた「ゆうかり」を撮影。港のまわりは殺風景である。停泊しているロシア船も見える。そういえば港湾施設の注意書きに露文も見られる。地理的な近さを感じる。しばらくして小樽運河に着いた。まだ早朝5時だというのに先客がいる。ライダーだがフェリーに乗っていたのだろうか。運河沿いを歩き、撮影をする。しばらくして元の位置に戻ると、ライダーが増えている。お互い情報を交換している。ライダーはいいなと思うが、私は二輪車の免許を持っていない。
旧日本銀行小樽支店の建物などを見ながら、小樽駅に向かう。途中、手宮線の踏切を通る。旧手宮線の踏切跡というべきか。小樽の街を横切る旧手宮線は北海道最初の鉄道として物資を道内各地へ運び、石炭を小樽へ運んでいた。南小樽駅で函館本線から分岐しているが、こちらが元々の路線である。レールもそのままだし列車がやって来そうである。
小樽駅に到着。フェリーターミナルから徒歩で鉄道の駅を目指すのなら、この他に南小樽、小樽築港の各駅があるが、平坦なコースの小樽築港がよいだろう。駅の雰囲気では南小樽もよい。ここは距離が近いが、上り坂がある。むろん市の中心駅である小樽駅もいい雰囲気である。どこにしろフェリーが小樽に着いて札幌への一番列車が発車するまで、時間に余裕があるので好きな駅を目指せばよい。駅前の歩道を若者が清掃している。青年会か町内会か知らないが、朝一番に街を掃き清めているのを見るのは気持ちがよい。駅舎を撮影して久しぶりの小樽駅に入った。 (つづく)