先週から秋田県中央部の路線バスの年末年始の運行案内や特別ダイヤ時刻表がバス停などに掲示されている。
秋田市内の路線(旧秋田市交通局の路線)は、

12月30日と1月3日は土日ダイヤ(3日はもともと日曜だけど)、31日から2日は特別ダイヤでの運行 で、昨年と同じ扱いのようだ。
昨年は、大森山動物園は休園中なのに「森印:大森山公園行き。閉園中は新屋案内所止まり」とまどろっこしいことを記載したり、「お盆期間は~」という的外れのことなどを記載していた、新屋線・新屋西線の特別ダイヤ時刻表。今年は…
お~! いいんじゃない? 「森印」も「お盆ダイヤ」も記載がない。
強いてあげれば相変わらず「西部サービスセンター(新屋案内所)行き」となっていて「市民」が抜けていることが引っかかる。ずっとそれで押し切るつもりなんだろうか。ただし、カッコで「新屋案内所」を併記したのは親切。
そしてダイヤの中味を見ると、新屋線、新屋西線とも、昨年の特別ダイヤよりも若干運転本数が増えている(新屋線17本→19本、新屋西線21本→23本)。
多少とはいえ利用しやすくなったし、少しは商売っ気を出してくれたのだと、評価したい。
【30日追記・経路変更について】書き忘れたが、1月3日の昼前後に、大町のニューシティ前の道路を通行止めにして綱引きが行われるので、新屋線・割山線が経路変更する掲示も出ていた。警察署前・通町~ニューシティ付近でバスをご利用の方はご注意ください。
ところで、このバス会社の時刻表は営業所別に書式が異なり、同じバス停でも別々に掲示していることを紹介した。
新屋線・新屋西線などは「臨海営業所」の担当だが、書式などはともかく、印刷した時刻表をラミネート加工して掲示している。
特別ダイヤ時刻表も同じ。わずか2週間しか掲示されないのに、手間も費用もかかるだろうが、風が強く雪が吹き付ける秋田市内に掲示されるのだから、耐久性を持たせるのは正しい判断だ。羽後交通も旧秋田市交通局もラミネートしている(いた)。
ところが、
・・・
左下がちぎれている。なお、これは特別ダイヤでない、通常の時刻表。「秋田東営業所」が掲示した時刻表だろう。(臨海営業所担当の新屋線が記載されているが、スペースを“間借り”したものと思われる)
他のバス停の東営業所担当の時刻表を見てみると、同じように紙が傷んでいたり、掲示しているはずの時刻表がない所を数か所見つけた。
用紙を観察すると、やや厚手の紙だが、なんとラミネート加工されていない!! そしてその紙を直接テープで簡単に貼り付けている。
それでは破れたり飛んでいったりするのも当然。時刻表がなければ客だって乗らないよ。ケチなのにも程があるし、普通の紙を野ざらしにするなんて非常識とも言いたくなる!!
せっかく珍しく褒めようと思ったのに、やっぱりこのバス会社は…
時刻表が破損していたのは、乗車客が少ないと考えられるバス停もしくは路線のものが多かったが、自社が掲示する時刻表くらい自社でしっかり管理してほしい。
【31日追記】大手バス会社、国際興業のサイトでは、サイト上の時刻表はキャッシュやプロキシ等のため最新の情報でない場合があること、臨時に時刻を変更する場合があるなどとして、必ず停留所の時刻表を確認するよう呼びかけている。やっぱりバス停掲示の時刻表が第一なのだ。
【1月5日追記】ラミネートした新しい時刻表が掲示されていた。
ただ、新屋方面の特別ダイヤのように、バス会社も努力はしてくれている。前も書いたけれど、我々も公共交通機関をもっと利用するべきだ。
今は車を運転できる人でも、歳をとっても運転し続けられるだろうか? 僕自身はそれが今からとても不安だ。
今日、それを象徴するような事故が2件、秋田県内であった。
・秋田市の踏切で、警報機が鳴ってから踏切に入った車に列車が接触。車を運転していたのは89歳の男性。
・横手市で、車が歩道の段差を乗り越えてコンクリート柱に衝突。助手席にいた運転者の妻が死亡。運転していたのは78歳の男性。
事故原因は調査中であるし、事故を起こしたのがどんな方か知らないが、運転者の判断力や瞬発力の欠如が関与しているのではないかと思えるような事故だ。
喜寿や卒寿前後の人が車を運転すること自体危なっかしいし、そうしなければ生活できない世の中というのはおかしいと思う。なんとかならないだろうか。
そのためには公共交通機関が不可欠だと思う(農村部では難しいかもしれないが秋田市中心部程度なら)。
交通事業者自身や行政の努力・援助も必要だが、我々住民も盛り立てて行くことが必要だ。そのもっとも簡単な方法が「普段から利用する」ことではないだろうか。
どうか、一度でも一区間でもいいので、身近な公共交通を利用してみてください。
秋田市内の路線(旧秋田市交通局の路線)は、

昨年は、大森山動物園は休園中なのに「森印:大森山公園行き。閉園中は新屋案内所止まり」とまどろっこしいことを記載したり、「お盆期間は~」という的外れのことなどを記載していた、新屋線・新屋西線の特別ダイヤ時刻表。今年は…

強いてあげれば相変わらず「西部サービスセンター(新屋案内所)行き」となっていて「市民」が抜けていることが引っかかる。ずっとそれで押し切るつもりなんだろうか。ただし、カッコで「新屋案内所」を併記したのは親切。
そしてダイヤの中味を見ると、新屋線、新屋西線とも、昨年の特別ダイヤよりも若干運転本数が増えている(新屋線17本→19本、新屋西線21本→23本)。
多少とはいえ利用しやすくなったし、少しは商売っ気を出してくれたのだと、評価したい。
【30日追記・経路変更について】書き忘れたが、1月3日の昼前後に、大町のニューシティ前の道路を通行止めにして綱引きが行われるので、新屋線・割山線が経路変更する掲示も出ていた。警察署前・通町~ニューシティ付近でバスをご利用の方はご注意ください。
ところで、このバス会社の時刻表は営業所別に書式が異なり、同じバス停でも別々に掲示していることを紹介した。
新屋線・新屋西線などは「臨海営業所」の担当だが、書式などはともかく、印刷した時刻表をラミネート加工して掲示している。
特別ダイヤ時刻表も同じ。わずか2週間しか掲示されないのに、手間も費用もかかるだろうが、風が強く雪が吹き付ける秋田市内に掲示されるのだから、耐久性を持たせるのは正しい判断だ。羽後交通も旧秋田市交通局もラミネートしている(いた)。
ところが、

左下がちぎれている。なお、これは特別ダイヤでない、通常の時刻表。「秋田東営業所」が掲示した時刻表だろう。(臨海営業所担当の新屋線が記載されているが、スペースを“間借り”したものと思われる)
他のバス停の東営業所担当の時刻表を見てみると、同じように紙が傷んでいたり、掲示しているはずの時刻表がない所を数か所見つけた。
用紙を観察すると、やや厚手の紙だが、なんとラミネート加工されていない!! そしてその紙を直接テープで簡単に貼り付けている。
それでは破れたり飛んでいったりするのも当然。時刻表がなければ客だって乗らないよ。ケチなのにも程があるし、普通の紙を野ざらしにするなんて非常識とも言いたくなる!!
せっかく珍しく褒めようと思ったのに、やっぱりこのバス会社は…
時刻表が破損していたのは、乗車客が少ないと考えられるバス停もしくは路線のものが多かったが、自社が掲示する時刻表くらい自社でしっかり管理してほしい。
【31日追記】大手バス会社、国際興業のサイトでは、サイト上の時刻表はキャッシュやプロキシ等のため最新の情報でない場合があること、臨時に時刻を変更する場合があるなどとして、必ず停留所の時刻表を確認するよう呼びかけている。やっぱりバス停掲示の時刻表が第一なのだ。
【1月5日追記】ラミネートした新しい時刻表が掲示されていた。
ただ、新屋方面の特別ダイヤのように、バス会社も努力はしてくれている。前も書いたけれど、我々も公共交通機関をもっと利用するべきだ。
今は車を運転できる人でも、歳をとっても運転し続けられるだろうか? 僕自身はそれが今からとても不安だ。
今日、それを象徴するような事故が2件、秋田県内であった。
・秋田市の踏切で、警報機が鳴ってから踏切に入った車に列車が接触。車を運転していたのは89歳の男性。
・横手市で、車が歩道の段差を乗り越えてコンクリート柱に衝突。助手席にいた運転者の妻が死亡。運転していたのは78歳の男性。
事故原因は調査中であるし、事故を起こしたのがどんな方か知らないが、運転者の判断力や瞬発力の欠如が関与しているのではないかと思えるような事故だ。
喜寿や卒寿前後の人が車を運転すること自体危なっかしいし、そうしなければ生活できない世の中というのはおかしいと思う。なんとかならないだろうか。
そのためには公共交通機関が不可欠だと思う(農村部では難しいかもしれないが秋田市中心部程度なら)。
交通事業者自身や行政の努力・援助も必要だが、我々住民も盛り立てて行くことが必要だ。そのもっとも簡単な方法が「普段から利用する」ことではないだろうか。
どうか、一度でも一区間でもいいので、身近な公共交通を利用してみてください。