ヒガンバナ科ヒガンバナ属の植物には、夏から秋にかけて、葉がない状態で花を地面から突き出して咲かせるものがある。
これまで当ブログでは、ヒガンバナとキツネノカミソリを紹介した。
もう1つ、「ナツズイセン」という植物も同じ咲き方をする。
春に咲くスイセンのような葉で夏に花が咲くのが和名の由来。なお、スイセンもヒガンバナ科だが、スイセン属。
ナツズイセンはヒガンバナと同じく、基本的に種はできず、中国から渡来した帰化植物だと考えられている。
秋田市内では、民家の庭でお盆の頃にひっそりと咲いているのを、意識しているとけっこう見かける。ギリギリ北限であるヒガンバナよりも多い。
ナツズイセンの花
上の写真は10日ほど前・9月初め撮影。花が終わりかけてきているが、日当たりのいい場所で9月に入ってこの状態とは、遅め。多くの民家では散っている頃。
写真のナツズイセンは、今まで見たナツズイセンの中では、いちばん背が低くひざ丈程度。さらに花茎が赤みがかっている。よく見るのは1メートル弱くらいの高さで緑色の花茎。
背が低く、花茎が赤いというのは、上記リンク先の今はなき市役所花時計周辺のヒガンバナや、千秋公園の茶室周辺のキツネノカミソリなどで見られた特徴。ヒガンバナ属の植物では、品種もしくは何らかの環境条件によって、花茎に花弁の色素が現れるのだろうか。
はじかみ(芽生姜)みたいに見えるけど、たぶん有毒
このナツズイセンが咲く場所は、

後方に看板が見えているとおり、仙台国税局秋田北税務署の植えこみ。
道路沿いにまばらに針葉樹が植えられている中で、この一群だけ唐突に咲いていた。
ちなみに秋田北税務署は土崎駅の近く。
秋田市には中通の秋田南税務署と北税務署と2つの税務署が存在する。北税務署は秋田市北部と市外の男鹿南秋地域、残りの秋田市(旧河辺郡を含む)が南税務署と管轄を分けている。
※2019年にも同じ場所に同じくらいの数咲いた。2020年8月17日でも同じ咲き方。2021年8月25日は同じ場所だが3本に減った。
これまで当ブログでは、ヒガンバナとキツネノカミソリを紹介した。
もう1つ、「ナツズイセン」という植物も同じ咲き方をする。
春に咲くスイセンのような葉で夏に花が咲くのが和名の由来。なお、スイセンもヒガンバナ科だが、スイセン属。
ナツズイセンはヒガンバナと同じく、基本的に種はできず、中国から渡来した帰化植物だと考えられている。
秋田市内では、民家の庭でお盆の頃にひっそりと咲いているのを、意識しているとけっこう見かける。ギリギリ北限であるヒガンバナよりも多い。

上の写真は10日ほど前・9月初め撮影。花が終わりかけてきているが、日当たりのいい場所で9月に入ってこの状態とは、遅め。多くの民家では散っている頃。
写真のナツズイセンは、今まで見たナツズイセンの中では、いちばん背が低くひざ丈程度。さらに花茎が赤みがかっている。よく見るのは1メートル弱くらいの高さで緑色の花茎。
背が低く、花茎が赤いというのは、上記リンク先の今はなき市役所花時計周辺のヒガンバナや、千秋公園の茶室周辺のキツネノカミソリなどで見られた特徴。ヒガンバナ属の植物では、品種もしくは何らかの環境条件によって、花茎に花弁の色素が現れるのだろうか。

このナツズイセンが咲く場所は、

後方に看板が見えているとおり、仙台国税局秋田北税務署の植えこみ。
道路沿いにまばらに針葉樹が植えられている中で、この一群だけ唐突に咲いていた。
ちなみに秋田北税務署は土崎駅の近く。
秋田市には中通の秋田南税務署と北税務署と2つの税務署が存在する。北税務署は秋田市北部と市外の男鹿南秋地域、残りの秋田市(旧河辺郡を含む)が南税務署と管轄を分けている。
※2019年にも同じ場所に同じくらいの数咲いた。2020年8月17日でも同じ咲き方。2021年8月25日は同じ場所だが3本に減った。