広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

泉外旭川駅工事2020.10

2020-11-02 00:32:10 | 秋田の季節・風景
約4か月ぶりに、来春開業の泉外旭川駅の工事状況。
計画通りかは知らないけれど、着々と進んでいる。
前回で床はできていたホームは、9月中頃にかけて屋根がついた。上り側がやや早く進み、今は下りもできた模様。
自転車道から上り側
下り【11月1日訂正】上り側には、西風除けなのだろうか、波打った黒い網の鉄板らしきものが背面に設置。でも風よけなら穴がないほうがいいのでは? 西日よけ?
通過列車内から下り側
下り側は風除けはない。線路向かいの西側には、常緑樹(住宅の騒音対策?)が植えられているので、代用できるためか。
上下とも、すでに、列車接近表示器らしきものが吊り下げられている。その他、駅名標、照明、標識類などはまだ。

屋根はホーム全体ではなく、2~3両分程度のみ。上下とも、地下通路出入口の近くということだろう、土崎寄りに設置。
下り。先頭側にちょっとだけ屋根

さて、先週気付いたのだが、下りホームの先に新たに設置されたものがあった。
線路右側


黒くて四角い信号機が、右を向いて設置されている。
道路の交通信号機では、設置しても使わない場合は、「工事中」の黄色いカバーをかけることが多い。鉄道の信号機では、バツ印をつけるか、向きを変えることになっていたかと思う。

外旭川側の遊歩道から見てみると、
ジョギングコース800m付近
外旭川側を向いて点灯していない。

灯火が縦だけでなく横方向にも、計7個並ぶ「中継信号機」。すべて白(肌色)で点灯して、その並び方(縦/横/斜め)で示すもの。わりと見かける。
中継信号機は、カーブなどで本来の信号機が見えない時、その手前に設置されて、本来の信号機と同じ内容を示すもの(表示方法は違う)。交通信号における、(点滅式もあるがそうではない3灯式の)予告灯/予告信号と同じ役割。

泉外旭川駅は、行き違い設備などがない、線路上の停留所のような駅なので、専用の出発信号機がない。下りホームは秋田貨物駅の構内に位置するので、秋田貨物駅の出発信号機に従うことになるが、ホームの先に左カーブがあるため見えないから、中継信号機が新設されるようだ。

上りホームには、今のところ信号機は見つけられなかった。
上りでは、泉踏切の先、秋田工業高校のカーブの手前にある、第一閉塞信号に従うことになる思われ、やはり中継信号がないと見えない気がする。今後設置されるのか?



外旭川側自転車道・駅の北側から
上の写真、左が上りホーム、離れて右に下りホーム。その間の白い枠組みが、地下通路の出入口になりそう。

駅前広場の整備を見ておく。まず、ごぶさただった外旭川側。上の写真から少し左を見ると、

自転車道のすぐ際・アンダーパスを埋めた部分に、建物(通路出入口)ができつつある。泉側は4か月前でこの程度の状態だったから、外旭川側のほうが遅い。
かつてアンダーパスの下り口だった場所から
建物が横に長いように見える。
駅前広場もまだ形が見えにくい。
線路側を背に
泉側と比べると、道路が狭い。ここに送迎の車や路線バスも入るとなると苦しいのでは。


泉側。
出入口の建物はかなりできている
白い壁になった。ガラスが多く、一見、小さめのコンビニに見える。

線路を背に
こちらは5月の時点で、道路の形が見えてきていた。今もあまり変わっていない。

例年なら12月中頃にダイヤ改正内容が発表されるから、開業日もその時に明らかになるかもしれない。→その後、3月13日開業と決まり、ダイヤも発表された。

【追記】11月25日には、下り側の中継信号機が正面を向いていた。点灯しているかは未確認。点灯している。
12月31日には、下りホーム上で、車掌用の中継信号に相当する「レピーター(出発反応標識)」も点灯していた。また、中継信号機は、さらに先の出発信号の少し手前にもあった(たぶん以前から)ので、第1中継、第2中継となるのだろう。

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コメント (6)
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