広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

市街地紅葉2020

2020-11-08 23:49:04 | 秋田の季節・風景
秋田はもう晩秋。平年よりは遅いような感じがしなくもない、秋田市内の紅葉・黄葉の風景。
7日午後は、青空が広がる時間もあった。
八橋運動公園のイチョウ
青空には、初秋のようなうろこ雲。
八橋運動公園けやき通り側
上の写真奥の建物は、喫茶店「異人館」。2016年も取り上げたように、外壁がツタで覆われている。
今年も紅葉

ほかの場所のツタ。
手形陸橋手形側のらせん階段
写真左、陸橋の下に、機器室のような箱が建っていて、その外壁にもツタ。

ほぼ全部のツルが真上に一直線に伸びている。タイルのマス目との組み合わせがおもしろい。
その一方、葉の大小、紅葉具合のグラデーションの違いもおもしろい。

次はこれ。
紅葉したツタがきれいに「+」形?
ここはやや早くて、今はもう散ってしまっている。
散った後に撮影
秋田駅西口の閉店した「ホテルハワイ駅前店」跡の空きビルの西面。
下から見上げる
坂になっていて、地際には立ち入れない【9日補足・立ち入れなくもないか?】のでよく分からないが、4階くらいまでツタが達している。
客室の上下左右の境の外壁に、等間隔に溝があって、ツタがそれ伝いに一直線に生長していた。
手形陸橋のように真上に伸びるのは、分かる(植物ホルモンのオーキシンの作用など)けど、真横にきれいに伸びるのは不思議。そんなに深い溝ではないし、上に行きたくなりそうなのに。
【9日追記】街中で見かける紅葉するブドウ科のツタには、大きく2種類あると思う。葉が小さく、壁や茎(ツル)に密着するのと、葉が大きく光沢があってせり出すようなのと。手形とホテルハワイは、いずれも前者。おそらくこれが、日本在来の「(種名としての)ツタ」。後者は、山野では見ない気がするので外来種や園芸種なのかも。そして後者は上にも左右にも面的に広がりやすく、前者が上に一途に伸びる傾向があるようにも思うから、種の特性なのかも(でも真横は珍しいのでは?)。なお、常緑の「キヅタ」というのもあるが、ウコギ科。
+というより漢数字の「十」
ホテルハワイ駅前店跡は、今年初めの話では、解体されてマンションになる。今年で見納めか。

話がそれますが、駅前店を見上げて気付いたこと。
広小路側・秋田ビューホテル前から南面
上の写真手前側の、てっぺんの出っ張った部分。
落書きがある
侵入して、てっぺんまで上って、落書きした者がいるようだ。ビューホテルから丸見えでしょう。


最後は、広面の秋田大学医学部附属病院前の街路樹・モミジバフウ。※モミジやカエデとは、葉の形が似ているだけで、縁は遠い植物。
11月初めではほぼ散っていることが多かったが、今年は、
まだ紅葉の盛り

散り始めてはいる

まだ緑がかった果実も

翌2021年のモミジバフウ
コメント (4)
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