秋田駅の北、千秋公園の東に「崖下の研究室」があった。
今「地方独立行政法人秋田県立病院機構 秋田県立循環器・脳脊髄センター」が建つ場所の横~裏面は、崖状になっていて、崖下にはいくつかの民家やアパートがある。
その1つ、民家のような建物に「秋田県成人病医療センター研究室」という表札が出ていた。
(再掲)「秋田県成人病医療センター研究室」
循環器・脳脊髄センターの場所には、かつては「秋田県立脳血管研究センター」と、県直営でなく財団法人が運営する「秋田県成人病医療センター」があった。
新センター設立に先立ち、秋田県成人病医療センターは2015年3月で廃止・解散されているのに、2020年になっても、空き家のようではあるが、その名を冠した表札が残っていた。
2019年秋には、窓の1つが開けっ放しにされており、これでは中が荒れ、建物が傷んでしまうと、余計な心配をした。解散した財団法人に連絡するすべはないから、関係が強かったと思われる秋田県庁へ報告したのだが無視され、なぜかさらにもう1枚の窓も開いてしまい(意趣返し?)、なぜか冬になると2枚とも閉まった。
そんな雑な扱いをされた建物。新しいとは言えないし、いずれ解体されると予想した。あるいは放置され続け、“危険な空き家”になるか。
2020年9月までは研究室の名を掲げた空き家のままだったはず。その後、10月初め。
工事中!
以前はピンク色だった正面の外壁が、きれいな白色に変わっていた。建物内では大工さんたちが細かな作業をしていた。解体工事ではない。
「~研究室」の表示板がついに消え、1階の道路に近い部分が、なんかおしゃれになっている!!
秋田県成人病医療センター研究室が、新たな用途で使われるようだ。びっくり。
中をうかがうと、正面と同じ雰囲気で改装されていた。カフェか、美容関係のサロンか、そんな気配。
11月に入って、工事が終わったようだ。
(再掲)空き研究室だった頃
外観で改装されたのは正面だけ。側面は以前のままで、開けっ放しにしていた窓もそのまま使用(反対面の窓は変わったかも)。
正面も、1階左奥にあった民家のような玄関ドアや、2階の大きい窓は変わっていない。
1階道路沿いの窓と、物置のドアのようだった引違い戸は交換された。その辺りが、この建物の新しい用途のメインになりそう。引き戸が、新たな出入口になるようで、いろいろ書いてある。
上には「 & Cafe」。
左側の文字がプラ板で隠されている。とりあえずはカフェになるようで、近いうちにさらに何かも兼業するのだろう。【末尾の追記参照】
小さい看板も、一部を隠して「喫茶コ」。
「コ」が名前らしい。「来週オープン」の手書きの紙も出ていた。
ということで、11月15日の週、秋田県成人病医療センター研究室が、新たな道を歩み始めるのだった。
崖の上なら、眺めのいいカフェになるに違いないけれど、崖下のここは区画整理の関係で車が前を通らなくなったから、落ち着くかも。高校生など若者がよく通るから、タピオカのテイクアウトもイケるかも(もう古い?)。
2階はどうなるのでしょう。
繁盛をお祈りします。
こうなるのであれば、1年前にもっと早く窓を閉めておけばよかったのに。改装工事で、補修や清掃の手間が増えたかもしれない。または今回手を付けなかった部分に、何らかのダメージが残っているかもしれない。
「コ」とは不思議な店名だけど、「喫茶研究室」でもよかったかも?!
【11日23時追記】コメントで貴重な情報を頂戴した。
ネット上に情報があり「秋田県内初となるカフェ併設薬局」になる。薬局部分は秋田市のふるさと納税活用のクラウドファンディングで資金調達中の模様。
隠れている文字は「Pharmacy」、「喫茶コ」は禅語の「喫茶去」や秋田弁の「~っこ」にちなむのではないかとのこと。
再出発後も医療に関わる用途に使われるとは、奇遇だ。(当ブログとしても、奇しくも2回連続で薬局の話題です。そのため#薬局タグを追加しました。)
【2021年1月26日追記】2021年1月から調剤薬局としても営業開始したことが、秋田魁新報地域面で報道された。
「ヨルモカ薬局 喫茶コ」という名だそうで、新聞によれば「夜も可」「喫茶にも来てね」の意味を込めた。
今「地方独立行政法人秋田県立病院機構 秋田県立循環器・脳脊髄センター」が建つ場所の横~裏面は、崖状になっていて、崖下にはいくつかの民家やアパートがある。
その1つ、民家のような建物に「秋田県成人病医療センター研究室」という表札が出ていた。
(再掲)「秋田県成人病医療センター研究室」
循環器・脳脊髄センターの場所には、かつては「秋田県立脳血管研究センター」と、県直営でなく財団法人が運営する「秋田県成人病医療センター」があった。
新センター設立に先立ち、秋田県成人病医療センターは2015年3月で廃止・解散されているのに、2020年になっても、空き家のようではあるが、その名を冠した表札が残っていた。
2019年秋には、窓の1つが開けっ放しにされており、これでは中が荒れ、建物が傷んでしまうと、余計な心配をした。解散した財団法人に連絡するすべはないから、関係が強かったと思われる秋田県庁へ報告したのだが無視され、なぜかさらにもう1枚の窓も開いてしまい(意趣返し?)、なぜか冬になると2枚とも閉まった。
そんな雑な扱いをされた建物。新しいとは言えないし、いずれ解体されると予想した。あるいは放置され続け、“危険な空き家”になるか。
2020年9月までは研究室の名を掲げた空き家のままだったはず。その後、10月初め。
工事中!
以前はピンク色だった正面の外壁が、きれいな白色に変わっていた。建物内では大工さんたちが細かな作業をしていた。解体工事ではない。
「~研究室」の表示板がついに消え、1階の道路に近い部分が、なんかおしゃれになっている!!
秋田県成人病医療センター研究室が、新たな用途で使われるようだ。びっくり。
中をうかがうと、正面と同じ雰囲気で改装されていた。カフェか、美容関係のサロンか、そんな気配。
11月に入って、工事が終わったようだ。
(再掲)空き研究室だった頃
外観で改装されたのは正面だけ。側面は以前のままで、開けっ放しにしていた窓もそのまま使用(反対面の窓は変わったかも)。
正面も、1階左奥にあった民家のような玄関ドアや、2階の大きい窓は変わっていない。
1階道路沿いの窓と、物置のドアのようだった引違い戸は交換された。その辺りが、この建物の新しい用途のメインになりそう。引き戸が、新たな出入口になるようで、いろいろ書いてある。
上には「 & Cafe」。
左側の文字がプラ板で隠されている。とりあえずはカフェになるようで、近いうちにさらに何かも兼業するのだろう。【末尾の追記参照】
小さい看板も、一部を隠して「喫茶コ」。
「コ」が名前らしい。「来週オープン」の手書きの紙も出ていた。
ということで、11月15日の週、秋田県成人病医療センター研究室が、新たな道を歩み始めるのだった。
崖の上なら、眺めのいいカフェになるに違いないけれど、崖下のここは区画整理の関係で車が前を通らなくなったから、落ち着くかも。高校生など若者がよく通るから、タピオカのテイクアウトもイケるかも(もう古い?)。
2階はどうなるのでしょう。
繁盛をお祈りします。
こうなるのであれば、1年前にもっと早く窓を閉めておけばよかったのに。改装工事で、補修や清掃の手間が増えたかもしれない。または今回手を付けなかった部分に、何らかのダメージが残っているかもしれない。
「コ」とは不思議な店名だけど、「喫茶研究室」でもよかったかも?!
【11日23時追記】コメントで貴重な情報を頂戴した。
ネット上に情報があり「秋田県内初となるカフェ併設薬局」になる。薬局部分は秋田市のふるさと納税活用のクラウドファンディングで資金調達中の模様。
隠れている文字は「Pharmacy」、「喫茶コ」は禅語の「喫茶去」や秋田弁の「~っこ」にちなむのではないかとのこと。
再出発後も医療に関わる用途に使われるとは、奇遇だ。(当ブログとしても、奇しくも2回連続で薬局の話題です。そのため#薬局タグを追加しました。)
【2021年1月26日追記】2021年1月から調剤薬局としても営業開始したことが、秋田魁新報地域面で報道された。
「ヨルモカ薬局 喫茶コ」という名だそうで、新聞によれば「夜も可」「喫茶にも来てね」の意味を込めた。