2021年3月に開業した、秋田市にあるJR奥羽本線・泉外旭川(いずみ そとあさひかわ)駅。
11月下旬頃から12月初めにかけて、ちょっとした工事が行われていた。
無人駅なので改札口はないが、見た目上は改札口である部分の、ホーム側。
2021年5月撮影。左が駅の外(地下通路への階段)、正面が上りホーム、背後が下りホーム
この部分で工事が行われた。シャッターの中には除雪機でも入っていそう?
↑工事前/工事後↓
現在
工事後、まず目立つのは、床面が横長に新しくなった。
そして、緑色の箱=「運賃箱/きっぷ入箱」が、1メートルほど、左側に移動した。以前は床から脚だけ生えていたのが、工事後は台座がボルトで固定されているのが見える。
※きっぷだけでなく、きっぷ類を持たない客が無人駅からワンマン列車に乗って、ここで降りた場合は、運賃(現金)もこの箱に投入することになっている。盗難等を不安視する労働組合に対し、JR東日本は“強固な運賃箱”を設置すると回答していたのだが、それがこれ。
ほかにも。
左端奥の白い柱に、床とつながった配管が2本、荷作り紐で仮止めされている。
工事前に箱があった右端では、
床面に小さな円?
おそらく、左側の管につながっているのだろう。
穴はふさがれている
この管の役割は?
2023年春から、秋田市周辺など北東北の一部区間でも、ついにJRの乗車にSuicaが使えるようになる(発表時の記事)。
それに対応する、改札装置用の配線スペースだと考えられる。
Suica導入済みエリアの無人駅では、きっぷを投入する自動改札機ではない、Suicaをタッチするだけの「簡易Suica改札機」という装置(つまりリーダーライター)が設置される。入場用、出場用1台ずつ。
泉外旭川駅でもそうするならば、位置的にここだろうし、回収箱が以前の位置のままではジャマになるし。
泉外旭川駅開業時点では、2023年春利用開始だとはギリギリ決まっていなかったかもしれないが、当時のJR東日本では最終的には全駅でSuicaが使えるようにする方針だったはず(今年になってQRコード乗車券の導入が発表されたが)。1年半後にこの程度の工事をするくらいならば、新築工事の段階でまとめてできなかったのか、とも思うけれど。
Suica利用開始の日程はまだ発表されていない(2023年春ダイヤ改正の中身は、来週金曜発表だろうから、それと同時かな?【末尾追記参照】)が、そろそろ準備にかからないといけない時期。
泉外旭川駅も含めて、近距離自動券売機のSuica対応(チャージ等。秋田駅等新幹線駅は対応済み)もしないといけないが、未確認。
秋田駅中央改札口や土崎駅の自動改札機では、まだ変化はなさそう。※別の話として、土崎駅で2022年10月から、駅員不在の時間帯が設定されたため、緑の回収箱が設置された。
自動改札機がない、秋田駅のアルス口でも特に動きがないが、どのような対応になるか。その他の駅も、最近は通ることがないので不明【末尾追記参照】。
新たな動きが分かれば、続きにて。
【12日・利用開始日について追記】12月12日、JR東日本から北東北でのSuicaサービス開始日が発表された。
2023年5月27日(土曜日)開始。
ダイヤ改正と同時でなく、5月下旬とはなんか中途半端。
範囲が狭いので、現在の広いサービスエリアと異なって、サービス内容に制限があるのではと心配していたが、Suica定期券、オートチャージ、乗車に伴うポイント付与なども変わりなく実施される。
また、3県とも、現在自動改札機が設置されていない駅は、すべて簡易Suica改札機での対応になる模様。男鹿、羽後牛島、新屋、浪岡、雫石等々、子会社駅員がいる駅も簡易改札機。
※2023年4月の各駅のSuica準備状況。
11月下旬頃から12月初めにかけて、ちょっとした工事が行われていた。
無人駅なので改札口はないが、見た目上は改札口である部分の、ホーム側。
2021年5月撮影。左が駅の外(地下通路への階段)、正面が上りホーム、背後が下りホーム
この部分で工事が行われた。シャッターの中には除雪機でも入っていそう?
↑工事前/工事後↓
現在
工事後、まず目立つのは、床面が横長に新しくなった。
そして、緑色の箱=「運賃箱/きっぷ入箱」が、1メートルほど、左側に移動した。以前は床から脚だけ生えていたのが、工事後は台座がボルトで固定されているのが見える。
※きっぷだけでなく、きっぷ類を持たない客が無人駅からワンマン列車に乗って、ここで降りた場合は、運賃(現金)もこの箱に投入することになっている。盗難等を不安視する労働組合に対し、JR東日本は“強固な運賃箱”を設置すると回答していたのだが、それがこれ。
ほかにも。
左端奥の白い柱に、床とつながった配管が2本、荷作り紐で仮止めされている。
工事前に箱があった右端では、
床面に小さな円?
おそらく、左側の管につながっているのだろう。
穴はふさがれている
この管の役割は?
2023年春から、秋田市周辺など北東北の一部区間でも、ついにJRの乗車にSuicaが使えるようになる(発表時の記事)。
それに対応する、改札装置用の配線スペースだと考えられる。
Suica導入済みエリアの無人駅では、きっぷを投入する自動改札機ではない、Suicaをタッチするだけの「簡易Suica改札機」という装置(つまりリーダーライター)が設置される。入場用、出場用1台ずつ。
泉外旭川駅でもそうするならば、位置的にここだろうし、回収箱が以前の位置のままではジャマになるし。
泉外旭川駅開業時点では、2023年春利用開始だとはギリギリ決まっていなかったかもしれないが、当時のJR東日本では最終的には全駅でSuicaが使えるようにする方針だったはず(今年になってQRコード乗車券の導入が発表されたが)。1年半後にこの程度の工事をするくらいならば、新築工事の段階でまとめてできなかったのか、とも思うけれど。
Suica利用開始の日程はまだ発表されていない(2023年春ダイヤ改正の中身は、来週金曜発表だろうから、
泉外旭川駅も含めて、近距離自動券売機のSuica対応(チャージ等。秋田駅等新幹線駅は対応済み)もしないといけないが、未確認。
秋田駅中央改札口や土崎駅の自動改札機では、まだ変化はなさそう。※別の話として、土崎駅で2022年10月から、駅員不在の時間帯が設定されたため、緑の回収箱が設置された。
自動改札機がない、秋田駅のアルス口でも特に動きがないが、どのような対応になるか。その他の駅も、最近は通ることがないので不明【末尾追記参照】。
新たな動きが分かれば、続きにて。
【12日・利用開始日について追記】12月12日、JR東日本から北東北でのSuicaサービス開始日が発表された。
2023年5月27日(土曜日)開始。
ダイヤ改正と同時でなく、5月下旬とはなんか中途半端。
範囲が狭いので、現在の広いサービスエリアと異なって、サービス内容に制限があるのではと心配していたが、Suica定期券、オートチャージ、乗車に伴うポイント付与なども変わりなく実施される。
また、3県とも、現在自動改札機が設置されていない駅は、すべて簡易Suica改札機での対応になる模様。男鹿、羽後牛島、新屋、浪岡、雫石等々、子会社駅員がいる駅も簡易改札機。
※2023年4月の各駅のSuica準備状況。
泉外旭川駅から乗ったのですが全く気が付かず
我ながら抜けてるなあと。
Suica導入が今から楽しみです。
と言いますか未だに無人駅から乗って無人駅に下りての料金支払い方法が分からないです。
身体障害者用の専用Suicaが出来るらしいですが
第一種クラスの重い障害者に限られるようです。
車窓から、ちょうど作業中のところを目撃できたので、気付きました。誘導員まで付いていて、それこそ緊張してしまいそうだったので、工事完了を待って見に行きました。
秋田~追分と男鹿線の券売機がない無人駅では、乗車時は乗車証明書を取って、降車時は現金とともに緑の箱に投入が基本です。車掌が乗っていたら、車内精算できますが。このシステムになってから、取りこぼしがどの程度生じているのか、気になるところですが…
障がい者用Suica/PASMOも、2023年春開始だそうです。おっしゃる通り第1種とその介護者のみが対象とのこと。
いずれQRコードのきっぷも出るそうで、総合的には便利になっていくのでしょうけれど、誰もが便利にスムーズに乗車できる仕組みはなかなかできないようです。
簡易式端末をここまで雪や強風の影響が大きいエリアで使うのは初めてだと思うのですが、不具合が出ないか心配です。人のいる駅も少なくなってきているので、故障の時の対応に時間がかかりそうですね。
まったくの憶測ですが、例えば半導体不足や人手不足のため、機器の製造や設置工事が遅れてしまった、ということもなくはないのかもしれません。
簡易改札機は、屋根がない場所に雨ざらしにしている所はあるようではありますが、1駅1台だと故障時はどうなるでしょう。
それと、特に奥羽本線の追分より先・八郎潟方面に、Suicaで乗り越してしまう人が多く出そうな予感がします。地元自治体の委託駅員さんが多い区間ですから、困らせてしまいそうです。
それから、秋田の導入エリアのうち、奥羽北線・羽越本線はまだしも、奥羽南線が和田までなのもちょっと中途半端ですね。
せめて、大曲の花火対策はもちろんのことですが、横手か湯沢あたりまで導入してもらいたかったと思います。
岩手、秋田を先行して開始とするのも、システム上複雑そうですから、遅くなるほうに合わせたのでしょうか。
秋田や青森は、最低限の範囲だけで導入という印象です。羽越本線は羽後本荘まで、五能線も五所川原まで含めても良かった気がします。
このため、新青森駅と青森駅が不思議な状態になっていますが。
秋田エリアに関しては、隣の市まで行けるようになるといいかもしれない。
追分駅は秋田市所在なので、奥羽本線に関しては、隣の市にすら行っていないので。
大雨で運休中の津軽線の今後が協議されるとか、QRコードでの乗車が計画中とか、そうしたことに伴って、数年のうちに変化がおきるかもしれません。
奥羽北線は、八郎潟まではSuicaエリアにしたほうがいいと思います。簡易委託各駅の売り上げには影響してしまうかもしれませんが。
仮に、沖縄方式だとしても、無人駅に販売機を置くことに変わりなさそうなので、その辺をどう考えているのかもわかりにくい気がします。
2024年下期に東北地方で導入開始とのことで、まだ固まってないようです。