広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

正月菓子と工藤パン2020.1

2020-01-23 00:06:57 | ランチパック
この記事に続く、いちおう正月の弘前の話題。今回は工藤パンを中心とした食品。うち2点は秋田市内のハッピー・ドラッグ(どちらも泉北、新屋の2店舗とも扱っているのを確認)で購入しています。

青森の正月に欠かせないのが「口取り菓子」。
秋田などでもおせちにちょっとした和菓子が添えられることはあるが、青森のものはお菓子だけのセットがあり、2019年の正月に初めて現物に接した。
2019年は工藤パンの「松」セット(800円程度)を半額でゲット。
2020年の正月も、弘前の各スーパーで売り場はあったが、在庫が前回より少なく感じられ、買うチャンスを逃してしまった。
帰ってから、昨年の記事にハピドラで売っていたとのコメントをいただいたのを思い出し、秋田市のハッピー・ドラッグへ行ってみた。すると、見切り品売り場に、1月4~5日が消費期限で600円程度の工藤パン「竹」セットが数個、半額で置かれていた。
口取り 竹
昨年も触れたように、松竹梅の違いは、基本的には入っているお菓子の数の違いだが、一部内容も異なる。
数は昨年の松は8個。今回の竹は7個。
松セットにあった、練り切りの松とサクランボが竹セットにはなく、竹セットには黄色い玉が入っている。その他は同じ。

前回と今回では、表示内容が変わっていた。栄養成分は前回は8個で1145kcalとされていたが、今回は1個ずつ分けて表示され、それぞれの名前も判明。それによれば、
鯛、海老、竹、雲平(赤)、雲平(緑)、ようかん、マロンあん。熱量を合計すると750kcal。
鯛、海老、竹が練り切り。
雲平は昨年も入っていて、いわゆる雲平とは食感が違う(餅っぽい)ように感じたが、やはり雲平だったのか。今回のも前回と同じ感じだったが、若干柔らかく感じた(なかなかいい)のは、保管状態の違い?
黄色い玉も練り切りかと思ったが「マロンあん」という名らしい。形は栗っぽく、原材料にも「マロンあん」が出てくる。食べた感じでは、練り切りとは違う食感だったものの、栗の味とは気付けなかった。
その後「梅」も食べた。リンク先後半。


昨年、工藤パンの「青森県産もち米100%使用 よもぎ切りもち」を買って、とてもおいしかった。
今回も、イトーヨーカドー弘前店で見かけた(前のベニマは500円弱だったのに、600円以上した)が買わず、ユニバースで競合商品を買った。
かさい 切り餅 国産餅米100%使用
工藤パンのと同じく、ヨモギの角餅6枚入り。あちらは透明トレイ、こちらは白いトレイに入れた上で密閉包装されているが、こちらのほうが賞味期限は短め。

製造元は「かさい製菓」。青森では著名な菓子メーカーで、前回は口取りセットも見かけたが、今回は見なかったような。
また、お盆の吊り下げる飾り「盆とうろう」も販売しているが、その商品自体も入っている袋も、秋田のたけや製パンのそれと、製造者名以外がまったく同一という、不思議なつながりもある。
本社所在地は弘前市取上1丁目とけっこう近場(ユニバース南大町店南側の奥羽本線そば)。

工藤パンのものは、原材料に加工デンプン等々も入っていたが、こちらは「もち米(青森県産)、よもぎ」のみ。
包装表面では「国産餅米100%」だけど、青森県産だ! そう書けばいいのに。
加熱前の状態
味はおいしかったけど、工藤パンのほうがよりヨモギの味がはっきりしたような。【25日追記・餅としては柔らかい・よく伸びるといった食感。】

以下、工藤パンに戻って、菓子パンやお菓子類。
イギリストースト ミルククリーム【ひつじのショーンコラボ】 390kcal 12月発売
ミルククリームとザラメ糖をサンド。通常版のマーガリンの味の代わりにミルク感があるような感じで、悪くない。
見た目は、ノーマル味と区別がつかないが味は違う

イギリストースト ラムレーズンクリーム  364kcal 1月発売
ザラメ糖とカリフォルニア産のラム酒漬けレーズン入りクリームをサンド。

包装に「ジャリあり」とあるのが、目新しい。
もともとのイギリストーストは、ザラメのジャリジャリ食感が特徴的だが、派生商品ではそれがあるものとないものがあった。そのことを知っている人なら、意味が分かって親切な表示に感じるけれど、知らない人には「砂利?」と謎に思うかも。
12月発売のミルククリームにはジャリあり表記がないから、1月から始めた表記か。

マルセイバターサンドなどラムレーズンをはさんだお菓子は昔からあったが、2019年にちょっとしたブームになったらしい。そう言えば、ラムレーズン味のものをいくつか見かけた。
それにイギリストーストも乗っかったもの。1月6日アップの弘前経済新聞で、工藤パン担当者が「菓子業界で近年注目を集めているラムレーズンはイギリストーストに絶対合う、という発想から始まった当商品。流行に敏感な弊社の自信作」と言っている。
でも、パンとラムレーズンの組み合わせはどうかと思いつつ買った。
思ったよりレーズンが多い。粒のままではなくつぶれている
ところが、よく調和していておいしい。ラムレーズンクリームが、さほどしつこくなく、いいあんばいに調整されていると思う。個人的には、ジャリはなくても構わないかな。
これまで食べたイギリストースト派生商品の中でも、かなり好きな部類に入れていい。

カシスのチョコケーキ 350kcal 12月発売
何度か取り上げてきた青森県特産の果実・カシス(クロフサスグリ)を使った、新たな商品。
半分にカットしたところ
円形のスポンジケーキの間にカシスジャムをはさんで(さらに天面にも塗っている)、チョココーティングしたもの。見た目通り、おいしい。

恒例となった、RABラジオとのコラボレーション商品。今回は4種出たようだ。
11月に「ずっぱりホイップシュー」と「チーズカレーパン」が発売。正月でもカレーパンは見かけた。
青森県産りんごのデニッシュ 335kcal 12月発売
「青森県産りんごシロップ漬けと青森県産りんごジャムとカスタードクリームを絞」ったデニッシュ。

リンゴはシャキっと、カスタードも多め、価格も手頃でいい。取り扱うスーパーも多いようなので、消費期限は短いけどお土産にいいかも。

最後は、秋田市のハッピー・ドラッグで売られている(1月時点でも)。基本的に秋田では聴取できず知名度も低いであろうRABの番組とのコラボ商品を、しかもこれ1種だけ売るというのがよく分からないけれど、おもしろい。
青森県産牛乳仕込みの牛乳パン 405kcal 12月発売
「青森県産牛乳100%使用のふんわりとしたパンにホイップクリームをサンド」「水を使わず牛乳100%で仕込んだパン」
工藤パンでもたけやでも出している「カステラサンド」に似た雰囲気だけど、こちらはカステラ生地はなくパン生地のみ。でもカロリー高い。

ほんとにふんわりして、クリームも多めでおいしい。半分ずつ食べるのがいいかも。

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