![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/db/1c8e0a61950abe6e509acc903f04441c.jpg)
秋田市のとある施設(児童館・児童センターの類)に、管轄する秋田市の課による、
「敷地内の砕石を散らかしたり投げないでください」
という掲示が出ている。
周囲の状況から察するに、施設の周りの地面に敷かれている石で遊ぶ子どもがいるのだろうか。
まさか大人がそんなことはしないだろうし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/db/13dcd1438a38b37f828efcb2e5a3d7b1.jpg)
それにしては、漢字や難しい言葉が多く、「砕石」なんて読めて理解できる子どもはどれほどいるだろうか。
あと、掲示を出したのが、担当部と課の名前だけで、その場所である施設名(◯◯児童館、◯◯児童センター)がないのも、気になる。
それこそ山王一丁目1番地にある課が、遠く離れたここにある「敷地内の砕石を…」と言っても説得力に欠けるし、一般市民になんとか部なんとか課なんて言われたって、ピンと来ない。
この施設に市の常勤正職員は配置されていないだろうから、実態としては、掲示の通り課の直轄なんだろうけど、その施設名を直接表記したほうが、より効果がありそう。
でなければ、むしろ逆に大きく「秋田市長」にするとか。
文章も気になる。
「散らかしたり投げないでください」の部分。
接続助詞の「たり」は「飲んだり食べたりする」のように「動作や状態を並列して述べ(デジタル大辞泉)」て、「◯◯たり××たり」と並べて使うのが基本。
副助詞的に使って「同種の事柄の中からある動作・状態を例示して、他の場合を類推させる意を表す(同)」場合は、「車にひかれたりしたらたいへんだ」と1回しか使わない。でも、これは「たり」の本来の使い方ではないようだ。
この掲示の場合、動作や状態を並列して述べているのだから、「散らかしたり投げたりしないでください」のほうが適切ではないだろうか。
あるいは、同種の事柄の中からある動作・状態を例示して、他の場合を類推させるのだとすれば「散らかしたりしないでください」だけどちょっと不自然か。
僕は、この「たり」は本当は続けて使うことを、小学校の時に先生から教えてもらった。
といっても担任ではなく、学年を超えた活動(委員会とかクラブとか)で担当してくれた別の学年・クラスの先生。
僕がその活動に関する文章を書いて先生に見てもらうと、「たり」を1回しか使っていないことを指摘して、説明してくれた。
その時のことが心に残り、以後、このブログを含めて文章を書いて「たり」を使う度に、意識している。(毎回必ず「たり」を2回使っているわけではないですが、本当はそうなんだなと意識はしてます)
学術的にも見解が1つにまとまっていないとか、教育現場でもそこまでこだわる必要がないとかいうことになっているのかもしれないが、中学校以降も含めて、他の先生はそんなことは教えてくれなかった。
教えてくれたのは理科の先生だったのだけど、いいことを教えていただいたと、感謝している。
「たり」についてはともかく、
児童館・児童センターの主な利用者は小学生(漢字を知らない1年生を含む)。
掲示物は、いちばん見せたい人が直接的に分かりやすい内容であってこそ、その目的を果たせると思う。
「ここの石にさわらないでね ◯◯じどうかん」でいいのではないでしょうか。
※その後の変化(リンク先後半)
「敷地内の砕石を散らかしたり投げないでください」
という掲示が出ている。
周囲の状況から察するに、施設の周りの地面に敷かれている石で遊ぶ子どもがいるのだろうか。
まさか大人がそんなことはしないだろうし。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/db/13dcd1438a38b37f828efcb2e5a3d7b1.jpg)
それにしては、漢字や難しい言葉が多く、「砕石」なんて読めて理解できる子どもはどれほどいるだろうか。
あと、掲示を出したのが、担当部と課の名前だけで、その場所である施設名(◯◯児童館、◯◯児童センター)がないのも、気になる。
それこそ山王一丁目1番地にある課が、遠く離れたここにある「敷地内の砕石を…」と言っても説得力に欠けるし、一般市民になんとか部なんとか課なんて言われたって、ピンと来ない。
この施設に市の常勤正職員は配置されていないだろうから、実態としては、掲示の通り課の直轄なんだろうけど、その施設名を直接表記したほうが、より効果がありそう。
でなければ、むしろ逆に大きく「秋田市長」にするとか。
文章も気になる。
「散らかしたり投げないでください」の部分。
接続助詞の「たり」は「飲んだり食べたりする」のように「動作や状態を並列して述べ(デジタル大辞泉)」て、「◯◯たり××たり」と並べて使うのが基本。
副助詞的に使って「同種の事柄の中からある動作・状態を例示して、他の場合を類推させる意を表す(同)」場合は、「車にひかれたりしたらたいへんだ」と1回しか使わない。でも、これは「たり」の本来の使い方ではないようだ。
この掲示の場合、動作や状態を並列して述べているのだから、「散らかしたり投げたりしないでください」のほうが適切ではないだろうか。
あるいは、同種の事柄の中からある動作・状態を例示して、他の場合を類推させるのだとすれば「散らかしたりしないでください」だけどちょっと不自然か。
僕は、この「たり」は本当は続けて使うことを、小学校の時に先生から教えてもらった。
といっても担任ではなく、学年を超えた活動(委員会とかクラブとか)で担当してくれた別の学年・クラスの先生。
僕がその活動に関する文章を書いて先生に見てもらうと、「たり」を1回しか使っていないことを指摘して、説明してくれた。
その時のことが心に残り、以後、このブログを含めて文章を書いて「たり」を使う度に、意識している。(毎回必ず「たり」を2回使っているわけではないですが、本当はそうなんだなと意識はしてます)
学術的にも見解が1つにまとまっていないとか、教育現場でもそこまでこだわる必要がないとかいうことになっているのかもしれないが、中学校以降も含めて、他の先生はそんなことは教えてくれなかった。
教えてくれたのは理科の先生だったのだけど、いいことを教えていただいたと、感謝している。
「たり」についてはともかく、
児童館・児童センターの主な利用者は小学生(漢字を知らない1年生を含む)。
掲示物は、いちばん見せたい人が直接的に分かりやすい内容であってこそ、その目的を果たせると思う。
「ここの石にさわらないでね ◯◯じどうかん」でいいのではないでしょうか。
※その後の変化(リンク先後半)
指摘を受けたことがありまして~。
そうそう!って、思いながら拝見しました!
やはり、ブログを書くときなどでも、
そのことを思い出します。(笑)
でも、正しく使っていないことの方が多いですが…。
日本語って、本当に難しいですよね!
意味を取り違えて使っていたりも、かなり多いようで~。
それプラス、現代語?流行語、短縮言葉、ネット用語etc…。
伝えるって、難しいですよね!
仕事とか役職・役目を背負って書く文章だと、いろいろ気を使いますよねぇ。
「ください」と「下さい」の使い分けとか、人によって受け取り方も違うし、難しいです。
個人のブログなんてどうでもいいんですけど、不特定多数の目に触れて、後々まで残ることを考えると、ある程度は正しい(?)言葉や文法でないといけないのかな…などとも思っています。
言葉は変わっていくものだけど、自分が進んでむやみに変えなくてもいいとも思ったり。(←この「たり」って…)
>アポロGさん
そうでしたね。ちょっとおせっかいな機能ですけれど。
小論文の指導などでも指摘することがあるそうで、公式な文章では「~たり~たり」で使うのがやはり原則のようです。
で、ここの部署は、子ども育成課の中核からやや独立した部署なので、人員的にも大きな部署ではありません。
なので、各児童センターの職員どうこうよりも、同課放課後児童担当に所属する職員(人員の問題か、担当職員の業務範囲が広すぎて手が回らないかといった問題)で手が回る案件か、というのが、やや不安に思います。
年度明けてからと言わずに、すぐに問い合わせされてもいいかと思います。
分散した各センターを本庁で管理しきれていないというのは、ある程度はやむを得ないのでしょうが、この程度の基本的なことはうまくやってほしいとも思います。
少なくとも既に6年もこの表示だし、年度をまたいでは引き継ぎも必要でしょうし、やはり年度明けに指摘したいと思います。
新しい施設利用者が来て、一部担当職員も変わるであろう年度初めをきっかけに、掲示を替えてもらって、今後配慮いただければいい話なので。
ついでですが、秋田市の他の部でも、もうちょっと分かりやすくできるのに…と思える表現の掲示がちらほらあります。
必要な場所に掲示すらしない、某県や某バス会社などに比べると、掲示するだけマシだとは思うのですが、もうひと工夫ほしいところです。
お考えは理解できました。
ただ、秋田市では5月の異動があるので、4月の時点での異動(主に管理職)の後で第二陣の異動があります。
子ども未来部の各課及び各担当は、それ以外にも比較的異動の多い部署なので、綿密にタイミングを見計らうと良いかと思います。
・入所担当
・子育て事業担当
・放課後児童担当
の3つに別れているようです。
このうち、放課後児童担当が独立していて、主席主査以下の職員(新年度から、課長補佐待遇の職員が配置されて、その方が放課後児童担当のトップとのこと)が、他の担当部門から独立して配属されているようです(本来の課長補佐以上は、課全体を統括)。
話を戻しますが、児童センターや児童館は地域性が出るので、市として統一方針がとれるところと、市や各児童センター及び児童館の職員が意図しないローカルルールを形成せざるを得ないところとがあるので、どこまで対応できるかが、気になるところだと思います。
館やセンターによるらしいです。
また、コミセンのように指定管理制を導入している館やセンターもあるそうです。
さらに、コミセン同居のところだけでなく、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育)をテナント入居させる形で併設しているところもあるため、館やセンターによって、職員や建物施設の管理体制の運用は一律ではないようです。
ただ、児童館や児童センターの職員(法的には、児童の遊びを指導する者)は任用資格が必須となるため、単なるパートやアルバイトではできないのは確かです。
当然、市の担当部署が取りまとめているのは間違いので、児童館名ではなく、担当部署名となるのはやむを得ないような気がします。
なお、コミセン合築の児童センター2箇所と児童館1箇所は、建物は所在地を管轄する地域の市民サービスセンターの管轄ですが、児童センターまたは児童館のスペースは市の部局間で区分所有となっているので、条例上の児童館になっています。
今回のケースは、児童室でもコミセン合築のいずれでもないケースだったと推察されますが、市の職員の巡回はかなり多くなったと聞いています。
その巡回がきちんと機能するように、チェック知る必要があるかもしれません。
現場の職員だけでは限界があると思いますので。
非常勤、外部委託、指定管理者等々いろいろあっても、「秋田市」の名が付いた施設なら、利用者基本的には市の施設と認識するでしょう。
児童館のような施設では、どこでも一定のレベルというかサービスの品質管理的な統一も必要でしょうし、その努力はしてほしいです。