9月20日は「バスの日」。全国各地で「バスまつり」が開催されるが、新型コロナウイルス感染症対策でやらない所が多い模様。
秋田県でも当然ながら話が聞こえてこないと思ったら、公益社団法人秋田県バス協会のホームページで7月28日付で、第25回を「延期」する旨が告知されていた。大手3社のサイトにはバスの日関連の内容は見当たらない。
ずっと昔に記したように、秋田バスまつりは、開催都市も内容も毎年マンネリで、バスの利用促進や全県のバス利用者への感謝を伝える催しには、必ずしもなっておらず、開催意義に疑問を感じていた。
やらないのならなおさら、例えばホームページとか車内・乗り場とかに、「バスの日 いつもご乗車ありがとう」と表示するとか、そのぐらいはやってもいいのではないでしょうか。
【10月6日追記】10月6日付 秋田魁新報 地域面によれば、毎年バスの日前後に秋田県バス協会が「バス利用促進キャンペーン」を実施していて、その一環で秋北バスと羽後交通では、小学校児童にバス車体に落書きをさせて(学校を指定して現地で描く)運行していた。中央交通ではバスまつり会場で落書き。
2021年も南北2社では実施したとのこと。秋田県ではこれだけが今年のバスの日イベントか? そして、バスに落書きすることで利用促進になるのか、はなはだ疑問である。
【10月7日追記】10月7日には、県バス協会主催で、コロナウイルスを意識した貸し切りバスの換気性能と一般路線バス車内転倒事故について知ってもらう催しが開催された。NHKによれば、場所は中央交通の営業所のようだが、「仙建」の貸切車や秋北バスの人が来るなどしていた。「バス事業者や利用者などおよそ20人が参加しました」そうで、利用者らしき人はどこで集めたのか高齢女性ばかり。換気性能試験は県外では2020年のうちにやっていたので今さら感。車内事故防止については、以前から指摘しているように運転士側の配慮(肉声アナウンス)が足りないことが多いし、バス協会・バス事業者が継続して周知するべきだと思う。【10月8日追記】秋田魁新報によれば、会場は臨海営業所。参加者は「県内の老人クラブなど3団体から6人」。NHKでも報道していたが、2021年8月の県内バス事業者の売り上げは、コロナ以前2019年と比較して、乗合64.7%、高速13.2%、貸切37.1%に留まる。
秋田市内のバス停表示板更新シリーズ。8月中旬の泉~保戸野地区の更新の直後、お盆明けにさっそくさらなる交換。
前回の更新から取り残され、支柱がサビだらけだった泉ハイタウン線「泉北二丁目」(一方向運行のため上下共通)。
(再掲)
8月20日までに、
交換 関係ないけど後ろの消火栓の目印も新しくなった?
支柱も交換され、以前より背が高くなった。
支柱からのサビが流れていた台座は、全体をグレー塗装。
以前は、移管直後交換のJTCウインR書体だった。
それ以前、市営バス時代は、ローマ字入り・透明シールパソコン印字ながら、丸ゴシック体でなく角ゴシック体という、珍しいものだったそうだ。今も添川線の泉一ノ坪に残るものと同タイプだと思うので、いずれまた。
泉北二丁目の隣の「泉ハイタウン団地前」は、支柱サビなし・JTCウインRだが、交換されていない。【11月下旬に交換されたとのこと】
9月5日の週に入って、東隣「原の町通り」の神田線・添川線で交換。
「原の町」下り。支柱交換、台座全面塗装
支柱のサビはさほどでなかったが、ここもJTCウインRだった。ローマ字は新旧とも「HARANOMACHI」とまともなヘボン式。
上り側は、市営バス設置の上屋がありポールなし。【25日追記・バス停名は壁面の透明パネルに表示されており、】「保戸野原ノ町」と「保戸野」を加えた上、「の」を間違えて表示している。市営バスもいい加減な点もあった。→2022年にこの上屋が撤去され、ダルマ型が置かれた。
さらにさかのぼれば、上下とも、二面体ポール(参考記事)だったか。
また、さらに1本東、大回り線と秋高スクール線のもう1つの原の町は、市営バス時代設置のナール書体のまま。
(再掲)ナールの原の町
おそらく同時に、1つ隣、
「保戸野八丁」下り。支柱交換、台座そのまま
↑これだけ、支柱上部の反射テープが細いの×2本で、時刻表掲出枠が2つ。交換前・だいぶ以前から、誰かが落とした折りたたみ傘の袋らしきものが引っかけられていたが、そのまま“移設”された。
同上り。支柱交換、台座全面塗装
交換前の下り側はJTCウインR。
「HODONOHATTYOU」
「HATTYOU」はなんか不自然なローマ字表記に思えるが、訓令式としてはこうらしい(ただ原の町はヘボン式だし、かつての千代田町のようにヘボン・訓令混在もあって、全体的には統一されていなかった)。
更新後は、
「HODONO HACHO」
これじゃ「ほどの はちょ」「ほどの はちょー」だよ。
交換前の上り側は、また違うものだった。
(再掲)パソコン印字透明シール・ローマ字なし・角ゴシック体
市営バス時代末期2004年秋頃にはこれで、2005年春以降も事業者名だけ換えて、そのまま移管されて使われ続けた。
おそらく、市営バス時代は上下とも二面体ポールで、上り側が破損して交換されたのではないだろうか。
となると、この隣、「さくらまち」なのに「SAKURATYOU(さくらちょう)」と誤記されてしまっている、桜町下り側もやっと交換かと期待したが…
JTCウインRのまま
今回は八丁上り以外は、市営バス時代設置の表示板ではなく、中央交通移管後交換の表示板の再交換であった。一方で、市営バス時代設置で文字がほぼ判読できなくなった表示板も、まだ残っている。
といったところで、いつかまた続くでしょう。
【10月5日追記】10月4日に、神田線・添川線の「菊谷小路」上り側が支柱とも交換されているのを確認。あまり通らない場所なので、いつ交換かは分からないが、位置的に少し前のすわ町下りと同時期かもしれない。
交換前は、ローマ字なし・丸ゴシック体の透明シール貼りだった。
【10月13日追記】コメントによれば、10月13日までに神田線・添川線の「天徳寺前」下り側(市営時代設置ナール)が交換。桜町下りはまだ。
【10月16日追記】「外旭川市営住宅前」も両側とも交換されたとのこと。元(市営住宅内環状運行する前)下り側はJTCウインR、元上り側は透明シールだった。
【10月31日追記】「桜町」下り側がついに交換!【11月25日追記】「泉ハイタウン団地前」も交換されたとのこと。【12月21日訂正・泉ハイタウン団地前は未更新であることを確認】→桜町下りはこの記事後半にて。
※表示板更新全体の続編はこちら(手形~旭川地区)。
秋田県でも当然ながら話が聞こえてこないと思ったら、公益社団法人秋田県バス協会のホームページで7月28日付で、第25回を「延期」する旨が告知されていた。大手3社のサイトにはバスの日関連の内容は見当たらない。
ずっと昔に記したように、秋田バスまつりは、開催都市も内容も毎年マンネリで、バスの利用促進や全県のバス利用者への感謝を伝える催しには、必ずしもなっておらず、開催意義に疑問を感じていた。
やらないのならなおさら、例えばホームページとか車内・乗り場とかに、「バスの日 いつもご乗車ありがとう」と表示するとか、そのぐらいはやってもいいのではないでしょうか。
【10月6日追記】10月6日付 秋田魁新報 地域面によれば、毎年バスの日前後に秋田県バス協会が「バス利用促進キャンペーン」を実施していて、その一環で秋北バスと羽後交通では、小学校児童にバス車体に落書きをさせて(学校を指定して現地で描く)運行していた。中央交通ではバスまつり会場で落書き。
2021年も南北2社では実施したとのこと。秋田県では
【10月7日追記】10月7日には、県バス協会主催で、コロナウイルスを意識した貸し切りバスの換気性能と一般路線バス車内転倒事故について知ってもらう催しが開催された。NHKによれば、場所は中央交通の営業所のようだが、「仙建」の貸切車や秋北バスの人が来るなどしていた。「バス事業者や利用者などおよそ20人が参加しました」そうで、利用者らしき人は
秋田市内のバス停表示板更新シリーズ。8月中旬の泉~保戸野地区の更新の直後、お盆明けにさっそくさらなる交換。
前回の更新から取り残され、支柱がサビだらけだった泉ハイタウン線「泉北二丁目」(一方向運行のため上下共通)。
(再掲)
8月20日までに、
交換 関係ないけど後ろの消火栓の目印も新しくなった?
支柱も交換され、以前より背が高くなった。
支柱からのサビが流れていた台座は、全体をグレー塗装。
以前は、移管直後交換のJTCウインR書体だった。
それ以前、市営バス時代は、ローマ字入り・透明シールパソコン印字ながら、丸ゴシック体でなく角ゴシック体という、珍しいものだったそうだ。今も添川線の泉一ノ坪に残るものと同タイプだと思うので、いずれまた。
泉北二丁目の隣の「泉ハイタウン団地前」は、支柱サビなし・JTCウインRだが、交換されていない。【11月下旬に交換されたとのこと】
9月5日の週に入って、東隣「原の町通り」の神田線・添川線で交換。
「原の町」下り。支柱交換、台座全面塗装
支柱のサビはさほどでなかったが、ここもJTCウインRだった。ローマ字は新旧とも「HARANOMACHI」とまともなヘボン式。
上り側は、市営バス設置の上屋がありポールなし。【25日追記・バス停名は壁面の透明パネルに表示されており、】「保戸野原ノ町」と「保戸野」を加えた上、「の」を間違えて表示している。市営バスもいい加減な点もあった。→2022年にこの上屋が撤去され、ダルマ型が置かれた。
さらにさかのぼれば、上下とも、二面体ポール(参考記事)だったか。
また、さらに1本東、大回り線と秋高スクール線のもう1つの原の町は、市営バス時代設置のナール書体のまま。
(再掲)ナールの原の町
おそらく同時に、1つ隣、
「保戸野八丁」下り。支柱交換、台座そのまま
↑これだけ、支柱上部の反射テープが細いの×2本で、時刻表掲出枠が2つ。交換前・だいぶ以前から、誰かが落とした折りたたみ傘の袋らしきものが引っかけられていたが、そのまま“移設”された。
同上り。支柱交換、台座全面塗装
交換前の下り側はJTCウインR。
「HODONOHATTYOU」
「HATTYOU」はなんか不自然なローマ字表記に思えるが、訓令式としてはこうらしい(ただ原の町はヘボン式だし、かつての千代田町のようにヘボン・訓令混在もあって、全体的には統一されていなかった)。
更新後は、
「HODONO HACHO」
これじゃ「ほどの はちょ」「ほどの はちょー」だよ。
交換前の上り側は、また違うものだった。
(再掲)パソコン印字透明シール・ローマ字なし・角ゴシック体
市営バス時代末期2004年秋頃にはこれで、2005年春以降も事業者名だけ換えて、そのまま移管されて使われ続けた。
おそらく、市営バス時代は上下とも二面体ポールで、上り側が破損して交換されたのではないだろうか。
となると、この隣、「さくらまち」なのに「SAKURATYOU(さくらちょう)」と誤記されてしまっている、桜町下り側もやっと交換かと期待したが…
JTCウインRのまま
今回は八丁上り以外は、市営バス時代設置の表示板ではなく、中央交通移管後交換の表示板の再交換であった。一方で、市営バス時代設置で文字がほぼ判読できなくなった表示板も、まだ残っている。
といったところで、いつかまた続くでしょう。
【10月5日追記】10月4日に、神田線・添川線の「菊谷小路」上り側が支柱とも交換されているのを確認。あまり通らない場所なので、いつ交換かは分からないが、位置的に少し前のすわ町下りと同時期かもしれない。
交換前は、ローマ字なし・丸ゴシック体の透明シール貼りだった。
【10月13日追記】コメントによれば、10月13日までに神田線・添川線の「天徳寺前」下り側(市営時代設置ナール)が交換。桜町下りはまだ。
【10月16日追記】「外旭川市営住宅前」も両側とも交換されたとのこと。元(市営住宅内環状運行する前)下り側はJTCウインR、元上り側は透明シールだった。
【10月31日追記】「桜町」下り側がついに交換!
※表示板更新全体の続編はこちら(手形~旭川地区)。
また、現役で活躍している市営バス時代のダルマ表示板の初期の手書きのやつの大住団地(大住みなみ野団地線)の表示板と支柱も、もうそろそろ変え時だと思われますが、さて、如何なんでしょう。
表示板は腐っており、停留所名が読めない程に読み取れません。
ちなみに、前後の大住小入口~牛島西四丁目及び大住地内の表示板は、市営バス時代のままもしくは移管当時に取り変わったもののままでしたので、此方もそろそろではないかと思いました。
移管後交換タイプでも、黄色い部分が薄れているものが多く、秋田営業所管轄でも交換が進む可能性はありますね。
ごくわずかに残る、味がある手書き表示板は、換えてほしくない気もしなくはないですが…
ちなみに上り側は旧バスロケ付のままですが、行く行くはダルマ型にされるのでしょうか。その場合、既設の旧バスロケ型はやや傾斜のある地面に生えてるので、側溝の上にずらされそうですが、あそこは歩道が狭くスペースが限られてます。
またバスロケ用に引いてある架空ケーブルの撤去なども中央交通で行うんでしょうかね?
待合スペースが民間の敷地内ですが、その建物もいつどうなるか分かりません。仮に建て替えなどがあれば、その時はすべてが変わってしまい、そして、待つのがつらい停留所になってしまうのでしょうか。
バス停が中央交通の所有物でしょうから、配線もそうなんでしょうかね。点灯させる気がないのなら、とっとと切断したほうがいいのに。
丁目が入る駅やバス停は、英語表記が悩ましい気がする。
国土交通省とかバス協会などが原則を定めて、統一したほうがいいと思います。
スマートフォンなどでバスの運行状況を把握できるバスロケの導入は、市が策定した第3次交通政策にも盛り込まれているので今後に期待ですが、常設型のバスロケは撤去されてしまうのは悲しいです。
撤去費用もかかりますし、当分は既設のまま使われそうですが。
ローマ字表記の問題は、首都圏などでは、東京オリンピックの前に外国人に対応できるよう、道路標識・鉄道・バスなどの協会がガイドライン見直しされたりとニュースになっていましたよね。
移管・譲渡したとはいえ、元々は秋田市が設置したものであり、安全面なども総合的に考えて、中央交通任せにせず秋田市が多少は面倒見てやるほうがいい気もします。
道路標識や鉄道は、それなりに統一されていると感じます。バス、しかも地方となると、表示板を更新することからして厳しい会社もあるでしょうから、統一には当分かかりそうです。
記事から一週間以上経過しましたが、今日現在まだSAKURATYOUのままですね、、、
看板の裏面側の方(天徳寺方面向き)が意外に奇麗なので、交換しなくて良いと判断されてたりして。
別路線で先に交換すべき状態のものもあります。今回、なぜ泉・保戸野が対象になったのかからして謎ですからね…