秋田市内の奥羽本線に今年3月に開業する、泉外旭川駅の進捗。前回は2020年10月。
まずは鉄道側。駅の存在を象徴するであろう、駅名標が、12月下旬頃に設置された。思ったより早期の設置。
上下ホームとも、屋根のない場所に、照明のない看板タイプのものが1枚ずつ。これだけってことはないはずだから、今後、屋根の下に横長のLED照明付きが設置されると予想する。
下りホーム(木のすき間から撮影)
全体の微妙な配置、中国語とハングルが最初から印刷されている点では、既存各駅のものとは違うが、別段風変わりではなく標準的かな。日本語は太いモリサワ「新ゴ」。あと、枠のパイプが極太に感じる。
「土崎」のほうが「秋田」より少し大きい文字なのは、「前の駅」より「次の駅」のほうを大きくしているらしい。上りでは「秋田」が大きい。
ローマ字では「Izumi-Sotoasahikawa」と間にハイフンが入る(例えば上飯島なども同様)。ハングルではわずかにスペースを入れているようだ。日本語の「いずみそとあさひかわ」だとちょっと分かりづらい。JRのルールもあるのだろうが、区切りを入れたほうが良かったような気もする。
上の駅名標背後に写っているのは、既存の元車庫か何かだった空いているはずの建物。上りホーム側は駅着工前に部分解体されて、きれいになった。下り側はボロっちいままだったが、窓だけアルミサッシを入れ替えたようだ。にしても、何に使うのだろう。
10月に触れた、下り線の中継信号機は、昨年のうちに点灯して作動している。下りホーム屋根下には、同様に信号機に連動する、車掌が見るための「レピーター(出発反応標識)」も設置され、点灯している。
泉側では、駅前広場の工事が進み、線路沿いの通行止めにされていたわずかな部分を、歩行者は通り抜けられるようになった。そこから下りホーム先端がよく見える。
右が秋田駅方向。ホーム向こうの駅舎の建物も外観はでき上がった
列車の停止位置について。下りホームには2つしか目標の標識(目印)がないようだ。
写真右の屋根の端と、ホーム先端。間はワンマン運転用のミラー。
【5日補足】鉄道会社や支社によって若干異なるが、白いひし形に赤い縁取りのあるものが停止位置目標で、それに(基本的には)列車先頭部を合わせて停まる。秋田支社などのワンマン運転では、開くドアが制限されることやミラー設置の都合なのか、別に専用の停止位置が設定される。
屋根下は「5」とワンマン
1~5両編成までは、先頭が屋根の端で停まることになる。先端の目標は数字なしだから、6両以上はここが先頭。
上り側は、ホームの後方に屋根があるので、違う扱い。
着雪で数字が隠れています
屋根先端が2・ワンマン、以降秋田に向かって、3(駅名標付近)、
4、5、先端近くに数字なし。以上、細かく5枚設置。1両編成(単行列車)は「2」に停まることになる。
男鹿線ではEV-E801系導入と同時に、4両編成でもワンマン運転(中編成ワンマン)を実施する。この停止位置からすると、4両のワンマンはワンマンの位置でなく、4両編成の位置に停まることになる。「ワンマン」位置だとお尻がはみ出るし、車載カメラがあるからミラーは関係ない。
そのほかには、ホーム周辺では屋根下にスピーカーらしきものが設置された程度。出口への誘導サインなど、まだ設置されるものはあるはず。
上りホームの500メートルほど手前になるだろうか。八幡田地下道の上付近。
秋田貨物駅の中に当たる
黄色い標識が立った。赤で斜め線が入っているのは、開業前だから無効ということだろうけど、支柱が仮設っぽい。
他でもわりと見る標識だと思うが、株式会社保安サプライの資料によれば、上の縦長四角の黄色地に黒斜線は「停車場接近標」、下の「泉外旭川」の駅名は「駅名表示標」。要は誤って駅を通過したり、ブレーキが遅れたりさせないためのもの。ここは一直線で沿線の風景も特徴がないから、ブレーキのタイミングは難しいかも。
なお、防音壁があって自転車歩行者道から見えづらいが、さらに駅寄りにも同じようなものが設置されているかもしれない。【5日訂正】防音壁付記は「Psc」と書かれた違う表示だった。
【5日追記】上り列車では、秋田貨物駅の出発中継信号のすぐ先に、上の停車場接近標、その少し先に出発信号、その先が泉外旭川駅。ホーム付近から秋田寄りには、特に信号や表示は見当たらなかった。
あとは駅前広場側。泉側は、上記の通り一部が開放されるほど、進んだ。照明設置や舗装も済んでいる。
右が下りホーム屋根付近。工事途中では歩行者も向こうへ抜けられなかった
反対側から。謎のドームがフェンスで囲まれる
駐輪場や車を誘導する(道路標識ではなく)表示も、舗装より早く11月中にすでに設置されている。横断歩道の道路標識もあるが、横断歩道自体はまだ微妙な存在(標識を隠すほど、現段階では車も人も通らない)。
奥左右が線路。中央の建物が地下通路下り口
上の画像は左から車道(と歩道?)・駐輪場・雪が積まれた部分・歩道・車道。雪が積まれた部分は何になる?
【5日追記】完成予想図の1つに、雪が積まれた部分らしきところに路線バスが停まっているものがあったので、ここがバス乗り場になりそう。ぐるっと回って、駅に背を向けて停車しているので、その右の「歩道」とした部分に乗り降りしそう。縁石も切れている。
「泉外旭川駅前広場ご案内」という立派な表示板も設置されていた(奥の仮設トイレの右の青い部分)が、シートで覆われていて詳細は分からず。
外旭川側。
かつての地下道下り口。奥が駅入り口
雪が積もってよく分からないが、表示や照明は未設置だし、泉側より進んでいない。
開業まであと2か月ちょっと。※開業1週間前の隣の駅名標やアクセス道路について。
まずは鉄道側。駅の存在を象徴するであろう、駅名標が、12月下旬頃に設置された。思ったより早期の設置。
上下ホームとも、屋根のない場所に、照明のない看板タイプのものが1枚ずつ。これだけってことはないはずだから、今後、屋根の下に横長のLED照明付きが設置されると予想する。
下りホーム(木のすき間から撮影)
全体の微妙な配置、中国語とハングルが最初から印刷されている点では、既存各駅のものとは違うが、別段風変わりではなく標準的かな。日本語は太いモリサワ「新ゴ」。あと、枠のパイプが極太に感じる。
「土崎」のほうが「秋田」より少し大きい文字なのは、「前の駅」より「次の駅」のほうを大きくしているらしい。上りでは「秋田」が大きい。
ローマ字では「Izumi-Sotoasahikawa」と間にハイフンが入る(例えば上飯島なども同様)。ハングルではわずかにスペースを入れているようだ。日本語の「いずみそとあさひかわ」だとちょっと分かりづらい。JRのルールもあるのだろうが、区切りを入れたほうが良かったような気もする。
上の駅名標背後に写っているのは、既存の元車庫か何かだった空いているはずの建物。上りホーム側は駅着工前に部分解体されて、きれいになった。下り側はボロっちいままだったが、窓だけアルミサッシを入れ替えたようだ。にしても、何に使うのだろう。
10月に触れた、下り線の中継信号機は、昨年のうちに点灯して作動している。下りホーム屋根下には、同様に信号機に連動する、車掌が見るための「レピーター(出発反応標識)」も設置され、点灯している。
泉側では、駅前広場の工事が進み、線路沿いの通行止めにされていたわずかな部分を、歩行者は通り抜けられるようになった。そこから下りホーム先端がよく見える。
右が秋田駅方向。ホーム向こうの駅舎の建物も外観はでき上がった
列車の停止位置について。下りホームには2つしか目標の標識(目印)がないようだ。
写真右の屋根の端と、ホーム先端。間はワンマン運転用のミラー。
【5日補足】鉄道会社や支社によって若干異なるが、白いひし形に赤い縁取りのあるものが停止位置目標で、それに(基本的には)列車先頭部を合わせて停まる。秋田支社などのワンマン運転では、開くドアが制限されることやミラー設置の都合なのか、別に専用の停止位置が設定される。
屋根下は「5」とワンマン
1~5両編成までは、先頭が屋根の端で停まることになる。先端の目標は数字なしだから、6両以上はここが先頭。
上り側は、ホームの後方に屋根があるので、違う扱い。
着雪で数字が隠れています
屋根先端が2・ワンマン、以降秋田に向かって、3(駅名標付近)、
4、5、先端近くに数字なし。以上、細かく5枚設置。1両編成(単行列車)は「2」に停まることになる。
男鹿線ではEV-E801系導入と同時に、4両編成でもワンマン運転(中編成ワンマン)を実施する。この停止位置からすると、4両のワンマンはワンマンの位置でなく、4両編成の位置に停まることになる。「ワンマン」位置だとお尻がはみ出るし、車載カメラがあるからミラーは関係ない。
そのほかには、ホーム周辺では屋根下にスピーカーらしきものが設置された程度。出口への誘導サインなど、まだ設置されるものはあるはず。
上りホームの500メートルほど手前になるだろうか。八幡田地下道の上付近。
秋田貨物駅の中に当たる
黄色い標識が立った。赤で斜め線が入っているのは、開業前だから無効ということだろうけど、支柱が仮設っぽい。
他でもわりと見る標識だと思うが、株式会社保安サプライの資料によれば、上の縦長四角の黄色地に黒斜線は「停車場接近標」、下の「泉外旭川」の駅名は「駅名表示標」。要は誤って駅を通過したり、ブレーキが遅れたりさせないためのもの。ここは一直線で沿線の風景も特徴がないから、ブレーキのタイミングは難しいかも。
なお、防音壁があって自転車歩行者道から見えづらいが、
【5日追記】上り列車では、秋田貨物駅の出発中継信号のすぐ先に、上の停車場接近標、その少し先に出発信号、その先が泉外旭川駅。ホーム付近から秋田寄りには、特に信号や表示は見当たらなかった。
あとは駅前広場側。泉側は、上記の通り一部が開放されるほど、進んだ。照明設置や舗装も済んでいる。
右が下りホーム屋根付近。工事途中では歩行者も向こうへ抜けられなかった
反対側から。謎のドームがフェンスで囲まれる
駐輪場や車を誘導する(道路標識ではなく)表示も、舗装より早く11月中にすでに設置されている。横断歩道の道路標識もあるが、横断歩道自体はまだ微妙な存在(標識を隠すほど、現段階では車も人も通らない)。
奥左右が線路。中央の建物が地下通路下り口
上の画像は左から車道(と歩道?)・駐輪場・雪が積まれた部分・歩道・車道。雪が積まれた部分は何になる?
【5日追記】完成予想図の1つに、雪が積まれた部分らしきところに路線バスが停まっているものがあったので、ここがバス乗り場になりそう。ぐるっと回って、駅に背を向けて停車しているので、その右の「歩道」とした部分に乗り降りしそう。縁石も切れている。
「泉外旭川駅前広場ご案内」という立派な表示板も設置されていた(奥の仮設トイレの右の青い部分)が、シートで覆われていて詳細は分からず。
外旭川側。
かつての地下道下り口。奥が駅入り口
雪が積もってよく分からないが、表示や照明は未設置だし、泉側より進んでいない。
開業まであと2か月ちょっと。※開業1週間前の隣の駅名標やアクセス道路について。
開業当日までに完成して貰いたいですよね。
後、路線バスの乗り入れに関しては、開業日と同時に、バスダイヤの改編と同時に行われるのではないかと見ました。
泉側は確実ですが、問題は外旭川側です。天徳寺バイパスが続く道が狭い道なので、駅を通過後、また元の道を逆戻りし、再び現役ルートへのループが大変そうに思われますが、さてどうなる事やら。
市のホームページかどこかに出ていた完成予想図では、外旭川側では地下道入り口ギリギリのところにバス停ができるように描かれていました。たしかに広くはないですね。