首都圏から商品を新幹線で輸送し、秋田で販売するシリーズ。その最初のほう、2021年7月に葛飾柴又の草だんごが「東北初出品」として売られたのだが、事前情報が入手できず、買い損ねた。
その後、違う店の違うお菓子は月に1度程度秋田で売られたが、草だんごの再販売はなかった(その後、盛岡と仙台で販売)。
2022年3月に、秋田新幹線開業25周年記念の催しの1つとして、駅弁や他のお菓子とともに、ついに草だんごが再び来ることになったものの、直前に地震による東北新幹線の長期運休が発生し、お預け。
5月に完全復旧となり、仕切り直しで催しが開催。今度こそ、草だんごが来る!
「東京下町スイーツフェア」として、27~29日の16時に、毎日2種ずつが販売。草だんごは27日に浅草花月堂「ジャンボめろんぱん」とともに登場。
駅弁と同様、秋田駅ビル・トピコ1階の吹き抜けで販売され、入場制限をして並ばせていた。整列場所は、昨秋の駅弁は交番前の屋外だったが、今回は、トイレ奥の廊下~階段。売り場入口に、まずはそっちへ行って並ばないといけないことの告知がないのが、分かりにくい。
草だんごは5個、メロンパンは10個の購入制限があるが、並んでいる途中で売り切れる可能性もあり、その時はお知らせしますとの案内があるなど、その後は適宜誘導あり。販売はJR東日本クロスステーション盛岡支店。
10分も並ばないうち売り場へ。裏には、草だんごとメロンパンの箱が山積み。草だんごは2021年は200個限定とのことだったが、それより若干多そう。メロンパンは数えられないが、1個が大きいから場所を取っていて、数人のスタッフが出し入れに忙しい。
客は順番に、受付のようなところへ行って、カードを指差すか口頭で、どれを何個欲しいか伝える。→係員がそれを注文票に記入して、注文票と品物を渡される。→それを持って隣のレジで支払い。という、ちょっと手間な流れ。少なくとも草だんごにはバーコードがなく、注文票にバーコードが印刷されていたから、商品管理の都合だろうか。
メロンパンのほうが人気が高そうで、メロンパンだけ買っていく人、メロンパン複数個と草だんご1折だけ買っていく人がほとんど。草だんごは(店頭には表示がなかったと思うが)当日が消費期限だから何個も買うのは難しい。
というわけで、
念願の草だんご
帝釈天参道には、複数の草だんご屋があるが、そのうち「高木屋老舗(たかぎや ろうほ。正しくははしご高)」の商品。映画「男はつらいよ」の寅さんの実家のモデルとも言われ、ロケ時の控所にも使われた。
この店の中が映画に映ったわけではないし、シリーズ初期には別の店もモデルになったり、末期にはその店が店名を変えて、作中の店も名前を変えざるを得なくなったりとか、いろいろあるようではある。
【28日補足・高木屋の草だんご=寅さんの草だんご ではないが、柴又の草だんごの多くが、基本的にこれと同じスタイルのようだ。「柴又帝釈天名物 草だんご」の1つなのは間違いない。】
映画の中では、おいちゃんとおばちゃんが店の奥で雑談しながら、だんごをこねてあんこを詰めるシーンがあり、これもそうやって作られたのでは…などと思いかけるが、今どきそれはないでしょう。
原材料や栄養成分は、日付も一括で印字されたシールだし、製造者は「株式会社高木屋(シールははしごでない高)」。
草だんご 1折12個 税込み800円 482kcal
新幹線が止まっている間(4月1日)に、700円から800円に値上がりしていた。でも高くはない。
10センチ×15センチの発泡スチロールの折箱に入り、ビニールをかけて、厚紙のフタを載せて、包装紙で包まれていた。
フタによれば「お団子が固くなりましたら 皿に取ってレンジで温めて お召し上がりください」。
だんごとつぶあんは別々
原材料欄には「うるち米(国産米)、よもぎ」等としかないが、ホームページによれば、米はコシヒカリ、ヨモギは筑波山麓産、あんは北海道産の一級の小豆とのこと。
思っていたより、あんこの量が多く、だんごひとつひとつが大きい。
1口では食べないほうがいいサイズ
現地の店内飲食でも、あんこはけっこう多く盛られる(この場合は餅の上)ようだ。
餅は柔らかめ。餅だけ食べるとヨモギの香りと味がするけれど、あんこが多いと…せっかくの草だんごなのだから、あんこ少なめで、ヨモギの味を楽しみたいとも思う。あんこの甘さは控えめ。
静岡県三島市の「福太郎」とはまた違う、庶民的な草だんごだった。
ぜひまた食べたいけれど、柴又のほかのお店や、こしあんも選べるという西新井大師の草だんごも、いつか食べてみたい。JR東日本さんに期待してもいいのかな。
その後、違う店の違うお菓子は月に1度程度秋田で売られたが、草だんごの再販売はなかった(その後、盛岡と仙台で販売)。
2022年3月に、秋田新幹線開業25周年記念の催しの1つとして、駅弁や他のお菓子とともに、ついに草だんごが再び来ることになったものの、直前に地震による東北新幹線の長期運休が発生し、お預け。
5月に完全復旧となり、仕切り直しで催しが開催。今度こそ、草だんごが来る!
「東京下町スイーツフェア」として、27~29日の16時に、毎日2種ずつが販売。草だんごは27日に浅草花月堂「ジャンボめろんぱん」とともに登場。
駅弁と同様、秋田駅ビル・トピコ1階の吹き抜けで販売され、入場制限をして並ばせていた。整列場所は、昨秋の駅弁は交番前の屋外だったが、今回は、トイレ奥の廊下~階段。売り場入口に、まずはそっちへ行って並ばないといけないことの告知がないのが、分かりにくい。
草だんごは5個、メロンパンは10個の購入制限があるが、並んでいる途中で売り切れる可能性もあり、その時はお知らせしますとの案内があるなど、その後は適宜誘導あり。販売はJR東日本クロスステーション盛岡支店。
10分も並ばないうち売り場へ。裏には、草だんごとメロンパンの箱が山積み。草だんごは2021年は200個限定とのことだったが、それより若干多そう。メロンパンは数えられないが、1個が大きいから場所を取っていて、数人のスタッフが出し入れに忙しい。
客は順番に、受付のようなところへ行って、カードを指差すか口頭で、どれを何個欲しいか伝える。→係員がそれを注文票に記入して、注文票と品物を渡される。→それを持って隣のレジで支払い。という、ちょっと手間な流れ。少なくとも草だんごにはバーコードがなく、注文票にバーコードが印刷されていたから、商品管理の都合だろうか。
メロンパンのほうが人気が高そうで、メロンパンだけ買っていく人、メロンパン複数個と草だんご1折だけ買っていく人がほとんど。草だんごは(店頭には表示がなかったと思うが)当日が消費期限だから何個も買うのは難しい。
というわけで、
念願の草だんご
帝釈天参道には、複数の草だんご屋があるが、そのうち「高木屋老舗(たかぎや ろうほ。正しくははしご高)」の商品。映画「男はつらいよ」の寅さんの実家のモデルとも言われ、ロケ時の控所にも使われた。
この店の中が映画に映ったわけではないし、シリーズ初期には別の店もモデルになったり、末期にはその店が店名を変えて、作中の店も名前を変えざるを得なくなったりとか、いろいろあるようではある。
【28日補足・高木屋の草だんご=寅さんの草だんご ではないが、柴又の草だんごの多くが、基本的にこれと同じスタイルのようだ。「柴又帝釈天名物 草だんご」の1つなのは間違いない。】
映画の中では、おいちゃんとおばちゃんが店の奥で雑談しながら、だんごをこねてあんこを詰めるシーンがあり、これもそうやって作られたのでは…などと思いかけるが、今どきそれはないでしょう。
原材料や栄養成分は、日付も一括で印字されたシールだし、製造者は「株式会社高木屋(シールははしごでない高)」。
草だんご 1折12個 税込み800円 482kcal
新幹線が止まっている間(4月1日)に、700円から800円に値上がりしていた。でも高くはない。
10センチ×15センチの発泡スチロールの折箱に入り、ビニールをかけて、厚紙のフタを載せて、包装紙で包まれていた。
フタによれば「お団子が固くなりましたら 皿に取ってレンジで温めて お召し上がりください」。
だんごとつぶあんは別々
原材料欄には「うるち米(国産米)、よもぎ」等としかないが、ホームページによれば、米はコシヒカリ、ヨモギは筑波山麓産、あんは北海道産の一級の小豆とのこと。
思っていたより、あんこの量が多く、だんごひとつひとつが大きい。
1口では食べないほうがいいサイズ
現地の店内飲食でも、あんこはけっこう多く盛られる(この場合は餅の上)ようだ。
餅は柔らかめ。餅だけ食べるとヨモギの香りと味がするけれど、あんこが多いと…せっかくの草だんごなのだから、あんこ少なめで、ヨモギの味を楽しみたいとも思う。あんこの甘さは控えめ。
静岡県三島市の「福太郎」とはまた違う、庶民的な草だんごだった。
ぜひまた食べたいけれど、柴又のほかのお店や、こしあんも選べるという西新井大師の草だんごも、いつか食べてみたい。JR東日本さんに期待してもいいのかな。
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