先日、秋田市の菓子舗 榮太楼のヤマブドウのお菓子「さなづら」の派生商品の「さなづらゼリー」を紹介した。
その時に触れた別の商品を、ついにもらうことができた! しかもオリジナル(元祖)さなづらも(別ルートで)入手。
「さなづら」と「さなづら葛ようかん」
オリジナル「さなづら」から。
化粧箱入りや1枚ずつのバラ売りもあるのだろうけれど、今回もらったのは、5枚ずつビニール袋に入った簡易包装版らしい。
透明な袋にシールを貼っている
個包装とビニール袋で文字が違い、ビニール袋のシールは「あきた“の”銘菓」となっている。
【2023年4月30日追記・パッケージリニューアルについて】2023年春に見たテレビCMで、さなづらのパッケージが新しくなったことを知った。全体的には以前(上の写真)と大きな変わりはないが、絵、文字とも細部はいろいろと変わった。特に「ふ」のように見えた、変体仮名の「な(奈)」は、一般的な「な」に。社名は縦書きからロゴに変更。
あきた銘菓 さなづら
かなり久しぶりに手にしたけれど、昔と変わっていない。薄い紙(耐水性あり?)で包まれている。
賞味期限は1か月だろうか。
紙をはがすと、
中身
経木のように見えるが、模様を印刷した耐水性のある紙でさなづらが挟まれている。紙は昔は内側がアルミ張りだった気がするが、今回は白かった。
アイスクリームの棒のような木製のナイフ兼ようじ(=ヘラ?)も昔と同じ。
この状態ですでにベタベタしているので、手を汚さぬように注意。
紙をめくるというかはがす。
さなづら
そうそう。この色、この形。
昔に比べると縦横が小さくなったような気がする。測ってみると、約4センチ×約7センチ。
厚さは4ミリほどで昔と同じかな
ちなみに、挟んでいる紙は5センチ×9センチで、ほぼ名刺大。
ねちょっとした食感も昔のまま。
だけど、記憶しているより、甘さも酸っぱさも薄いような気がする。
子どもの頃は、あまり好きになれない味に感じていたけれど、今食べたら、別にどうってことない。(甘いものが苦手な人はダメでしょう)
僕の味覚の変化か、レシピの変化か。
なお、原材料欄によれば「砂糖、ミックスジャム(水飴、杏、みかん、)山葡萄液、寒天、…」【みかんの後の「、」の位置は原文ママ。正しくはカッコの外だと思われる】とあり、アンズやミカンも使っていた。
【2016年7月14日追記】
2016年7月9日付秋田魁新報 経済面によれば、さなづらの新商品が発売された。具体的な発売日は不明だが、記事では「発売した。」と過去形。当初は秋田駅ビルトピコのみの販売で、7月27日から他の直営店舗でも扱う。
四角いさなづらを、正円形に変えたもので、それ以外は同じモノらしい。
「一口さなづら 紫滴(しずく)」という商品名。
「さなづらの形を変えて一般販売するのは、1957年の発売以来初めて。」→一般販売以外(非売品)では、形を変えたことがあったように読める?
「従来のさなづらは縦7.5センチ、横4センチ」「一口さなづらは直径4センチ」
「木べら(と記事に表記)」は付属しないようで「袋から出して直接口へ運べば手を汚さずに食べられる。」
パッケージ(個包装が入る箱のことか?)は「竿燈や大曲の花火、秋田フキなど」3種類の絵。
6枚入り1箱、8%税込み540円。
【2016年7月15日追記】
7月15日付JR東日本秋田支社プレスリリースによれば、16日の「リゾートしらかみ」の新しいブナ編成運行開始に合わせて、16日から連携商品のさなづらが発売される。
パッケージには五能線を走る新ブナ編成の水彩画や五能線の駅名がデザインされている。商品写真には「秋田銘菓さなづら」としか書かれていないが、円形。「一口さなづら紫滴」と同じものなんだろうか?。
6個入り税込み600円で、リゾートしらかみ車内販売と榮太楼トピコ店で発売。発売日や価格設定が新聞記事とは異なるから別商品ということか。トピコでは両方を買えるの?(以上追記)
そして、念願の
さなづら葛ようかん
パッケージ(巻きつけた紙)の「葛」は、下が「ヒ」になっている、昔の文字コードの文字。
賞味期限は1か月と少し?
若干濁ったヤマブドウ色?
容器のまま食べていいのだろうが、ひっくり返して空けてみた。
ぷるぷる
元祖さなづらと違って、ようじやスプーンの類は付属しない。
普通のつまようじで食べるのは難しそう。元祖さなづらのようなヘラ状のようじ、もしくはフォーク、スプーンで食べるのがよさそう。
もっちりとした食感。【4日追記】一般的なようかんやくず餅のような弾力はない。豆腐の弾力を強めたような感じか。
元祖さなづらやさなづらゼリーと比較して、甘さや酸味がだいぶ控えめに感じた。冷やして食べるとおいしそうだけど、別に冷やさなくてもいいと思う。
【4日追記】原材料欄によれば「蓮粉、蕨粉、加工澱粉」とあり、これらが固めるのに関わっていそう。一般的なくず餅もそうであるように、葛は使っていない。他にグラニュー糖の次の2番目に「いんげん」が出るのがおもしろい。3番目の「葡萄液(山はつかない)」、最後の「酒石酸(ブドウの酸味成分の1つ)」辺りが、ブドウ味を作り出しているようだ。元祖と違って、他の果実は使われていない。
個人的には、3商品の中では葛ようかんが好き。万人受けすると思う。
※さらにこんなさなづら派生商品も。
その時に触れた別の商品を、ついにもらうことができた! しかもオリジナル(元祖)さなづらも(別ルートで)入手。
「さなづら」と「さなづら葛ようかん」
オリジナル「さなづら」から。
化粧箱入りや1枚ずつのバラ売りもあるのだろうけれど、今回もらったのは、5枚ずつビニール袋に入った簡易包装版らしい。
透明な袋にシールを貼っている
個包装とビニール袋で文字が違い、ビニール袋のシールは「あきた“の”銘菓」となっている。
【2023年4月30日追記・パッケージリニューアルについて】2023年春に見たテレビCMで、さなづらのパッケージが新しくなったことを知った。全体的には以前(上の写真)と大きな変わりはないが、絵、文字とも細部はいろいろと変わった。特に「ふ」のように見えた、変体仮名の「な(奈)」は、一般的な「な」に。社名は縦書きからロゴに変更。
あきた銘菓 さなづら
かなり久しぶりに手にしたけれど、昔と変わっていない。薄い紙(耐水性あり?)で包まれている。
賞味期限は1か月だろうか。
紙をはがすと、
中身
経木のように見えるが、模様を印刷した耐水性のある紙でさなづらが挟まれている。紙は昔は内側がアルミ張りだった気がするが、今回は白かった。
アイスクリームの棒のような木製のナイフ兼ようじ(=ヘラ?)も昔と同じ。
この状態ですでにベタベタしているので、手を汚さぬように注意。
紙をめくるというかはがす。
さなづら
そうそう。この色、この形。
昔に比べると縦横が小さくなったような気がする。測ってみると、約4センチ×約7センチ。
厚さは4ミリほどで昔と同じかな
ちなみに、挟んでいる紙は5センチ×9センチで、ほぼ名刺大。
ねちょっとした食感も昔のまま。
だけど、記憶しているより、甘さも酸っぱさも薄いような気がする。
子どもの頃は、あまり好きになれない味に感じていたけれど、今食べたら、別にどうってことない。(甘いものが苦手な人はダメでしょう)
僕の味覚の変化か、レシピの変化か。
なお、原材料欄によれば「砂糖、ミックスジャム(水飴、杏、みかん、)山葡萄液、寒天、…」【みかんの後の「、」の位置は原文ママ。正しくはカッコの外だと思われる】とあり、アンズやミカンも使っていた。
【2016年7月14日追記】
2016年7月9日付秋田魁新報 経済面によれば、さなづらの新商品が発売された。具体的な発売日は不明だが、記事では「発売した。」と過去形。当初は秋田駅ビルトピコのみの販売で、7月27日から他の直営店舗でも扱う。
四角いさなづらを、正円形に変えたもので、それ以外は同じモノらしい。
「一口さなづら 紫滴(しずく)」という商品名。
「さなづらの形を変えて一般販売するのは、1957年の発売以来初めて。」→一般販売以外(非売品)では、形を変えたことがあったように読める?
「従来のさなづらは縦7.5センチ、横4センチ」「一口さなづらは直径4センチ」
「木べら(と記事に表記)」は付属しないようで「袋から出して直接口へ運べば手を汚さずに食べられる。」
パッケージ(個包装が入る箱のことか?)は「竿燈や大曲の花火、秋田フキなど」3種類の絵。
6枚入り1箱、8%税込み540円。
【2016年7月15日追記】
7月15日付JR東日本秋田支社プレスリリースによれば、16日の「リゾートしらかみ」の新しいブナ編成運行開始に合わせて、16日から連携商品のさなづらが発売される。
パッケージには五能線を走る新ブナ編成の水彩画や五能線の駅名がデザインされている。商品写真には「秋田銘菓さなづら」としか書かれていないが、円形。「一口さなづら紫滴」と同じものなんだろうか?。
6個入り税込み600円で、リゾートしらかみ車内販売と榮太楼トピコ店で発売。発売日や価格設定が新聞記事とは異なるから別商品ということか。トピコでは両方を買えるの?(以上追記)
そして、念願の
さなづら葛ようかん
パッケージ(巻きつけた紙)の「葛」は、下が「ヒ」になっている、昔の文字コードの文字。
賞味期限は1か月と少し?
若干濁ったヤマブドウ色?
容器のまま食べていいのだろうが、ひっくり返して空けてみた。
ぷるぷる
元祖さなづらと違って、ようじやスプーンの類は付属しない。
普通のつまようじで食べるのは難しそう。元祖さなづらのようなヘラ状のようじ、もしくはフォーク、スプーンで食べるのがよさそう。
もっちりとした食感。【4日追記】一般的なようかんやくず餅のような弾力はない。豆腐の弾力を強めたような感じか。
元祖さなづらやさなづらゼリーと比較して、甘さや酸味がだいぶ控えめに感じた。冷やして食べるとおいしそうだけど、別に冷やさなくてもいいと思う。
【4日追記】原材料欄によれば「蓮粉、蕨粉、加工澱粉」とあり、これらが固めるのに関わっていそう。一般的なくず餅もそうであるように、葛は使っていない。他にグラニュー糖の次の2番目に「いんげん」が出るのがおもしろい。3番目の「葡萄液(山はつかない)」、最後の「酒石酸(ブドウの酸味成分の1つ)」辺りが、ブドウ味を作り出しているようだ。元祖と違って、他の果実は使われていない。
個人的には、3商品の中では葛ようかんが好き。万人受けすると思う。
※さらにこんなさなづら派生商品も。