

☆記紀神話に登場する神々は、原初の神をのぞけば我々人間、日本人に近い人格神です
☆多面、多腕など異形の姿の神は少ない
☆神のなかに悪魔や悪神は見あたらない
(黄泉の国から逃げるイザナギを追った鬼のような邪悪なものは神でない)
(スサノオが退治した八岐大蛇も神ではない)
☆荒ぶる神の代表でもあるスサノオの暴虐
(天界から逐われたが、スサノオが神の座を降りることもない)

☆日本の神には善神と悪神の区別はない
☆造物を崇めるという意識も希薄
☆アマテラスは造物主でもなく、八百万の神の頂点にいるわけでもない
☆天神様になった菅原道真のように実在の人間も神の世界に加えた
☆一神教ではすべての信仰信仰対象を造物主に限定しています

☆客観的・論理的に解き明かすことをしません
☆日本人は、厳格に整理しないことが信仰と思っているふしさえあります
☆神社の存在が神道かというとそうでもありません
☆路傍の祠や古木や岩が信仰対象になっいます

☆近江多賀神社(イザナギノミコト、スサノオの悪行に疲れ隠棲した場所)
☆比婆山(イザナミノミコトの埋葬場所)
☆伊勢神宮内宮、神明社(アマテラス)
☆伊勢神宮外宮(トヨウケ)
☆月山神社(ツキヨミ)
☆祇園神社(八坂神社、氷川神社)(スサノオ)
☆出雲大社、三輪神社(オオクニヌシ)
☆宇佐八幡ほか八幡社(応神天皇)
☆草薙剣(熱田神宮の神体)、十拳剣(石上神宮の神体)


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一筋縄ではいかない神道の体系理解(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)