慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

仏典にはいろいろある(1)

2018年06月14日 | 宗教
お経は絶対的なものではなく、宗派により異なる経典を採用している

大乗仏教の経典
 ☆一神教の聖典と違って、根本経典は各宗派によって異なる
 (浄土教系と密教系ではまったく違ったものを採用)
 ☆経典にそれぞれ序列がつけられているのも大乗仏教の特徴です
 ☆大乗仏教は衆生を救う「利他の教え」
 (どうすれば他を利することができるかが経典で説かれるテーマ)
般若経とその集大成『般若心経」
 ☆「般若経」は六波羅蜜を実践することで悟りを開けると説きます
 ☆「如是我聞=私はこう聞きました」で始まり、仏による説法を記録した形をとっている
 ☆玄奘による漢語に訳された経典は、600巻にわたる膨大な経典
 (エッセンスをまとめたのが「般若心経」)
 ☆日本で広く詠まれているのは、三蔵法師ヴアージョンの般若心経
『維摩経』では菩薩も人にいい負かされる
 ☆「維摩経」は、在家の信者、維摩居士を釈迦の弟子や菩薩が訪ね問答をかわしていく物語
 ☆維摩は在家でありながら、修行をおさめ、見識の深さで誰もが尊敬する人物
 ☆維摩は病気になり、「どうして仏は見舞いに誰かよこさないのか」と思う
 (それを察した文殊菩薩が、皆を引き連れて見舞いに行く)
 (維摩居士と文殊菩薩が問答する場面は、仏教美術の格好のモチーフ)
 ☆在家の弟子(維摩)に、菩薩たちがやりこめられる様が描かれるお経
「法華経」悟りを超えたものがあると説く
 ☆「法華経」にはいくつかのバージョンがる
 (鳩摩羅什の訳した「妙法蓮華経」が最もポピュラーなもの) 
 ☆天台宗を開いた中国の僧智顕は、諸経の中で「法華経」を最高位に置いた
 (日本でも天台宗や日蓮宗系で尊ばれてる)
 ☆法華経の内容
 (「仏から指導を受けること=声聞」「修行者から指導を受けること=縁覚」「菩薩行」の3つの道を説く)
 (三乗を包含した唯一の真理=「一乗」を説く)
「華厳経」は、釈迦を超える存在を説く
 ☆「華厳経」は、廬舎那仏という時間・空間を超えた存在が考えられてる
 ☆すべてはひとつの毘慮遮那仏の中にあるとする「一即一切、一切即一」を説く
 (釈迦をも超越した存在が登場するとする)
 ☆華厳宗の宇宙観はスケールの大きさから国の指導者に好まれた
 (日本の華厳宗の総本山は、奈良の東大寺で本尊は廬舎那仏仏となる)
 ☆すべてを内包できる大きさ、それはまた金色の巨大な大仏でなければならない
 (元の奈良の大仏は金色に輝いた)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『手にとるように宗教がわかる本』


仏典にはいろいろある(1)(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)
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沖縄知事選へ菅官房長官&公明党が猛進す

2018年06月14日 | 政治
翁長辞任で知事選を前倒しさせ安倍潰し狙いもあるが自民と公明は包囲網敷く
 
 ☆自公側は、翁長氏が捨て身で知事選を前倒しして臨むのではとの思惑もある
 ☆自公側は、選挙が万が一 ”弔い合戦”になることを最も懸念している
 ☆翁長県政によって混乱が加速してきた基地問題は、転機を迎えている

菅長官は安倍政権存続を賭け
 ☆沖縄県知事コメント(膵臓の腫瘍切除手術を受けた)
 「元気になって、公務をしっかりこなしていくのが今一番の眼目」と
 ☆翁長氏は膵がんと診断され、がんの進行を示すステージは2と明かした
 ☆会見を見た官邸関係者は「想像以上に痩せている」と洩らした
 ☆翁長氏は知事を続投する方針を明言しているが、彼の健康状態が最大の焦点
 ☆菅官房長官を中心とした政府サイドは、知事選に向け後継候補の決定を急ピッチで進めている
 ☆翁長知事が「早期辞任し、県知事選に打って出る」との見方もある
 (後任に辺野古問題を争点に立候補させて同情票を集め、自民党が担ぎ出した候補を破る戦略)
 ☆9月に知事選が実施され、政権与党が負ければ、安倍首相の3選も危うくなる
國場氏の事件も知事選絡みか
 ☆自民党沖縄県連会長の國場衆院議員が観光客とトラブルを起こし右足首骨折の重傷を負う事件が起きた
 ☆國場氏は、県知事選候補の1人といわれている
 ☆國場氏は、車を降りた瞬間、見知らぬ男性に襲われた
 ☆相手が政界関係者だったことから、事件に県知事選が関与しているのではと噂になった
 ☆自公内ではすでに菅氏を中心に県知事選候補の人選が進み、候補者を一本化する方向で進められている
 (元沖縄県副知事、宜野湾市長、琉球放送アナウンサー、元参院議員等が候補者)
 ☆前沖縄県知事の仲井真弘多氏も「沖縄のマハティールになる」と意欲を示す
自公は、万が一の”弔い合戦”が懸念する
 ☆翁長知事が当選して以来、政府は沖縄振興費の伸びを意図的に抑えるなど、「干し上げ戦術」を続けてきた
 ☆菅氏だけでなく自民幹事長も沖縄入りし、県内企業に頭を下げて回るなど「外堀を埋める作業」を進めてきた
 ☆「オール沖縄の地盤は固いが、4年前に比べ確実に軟化しつつある」(沖縄県政関係者談)
 ☆オール沖縄内部でも、”翁長不出馬”を視野に入れ候補者を選定している
 (副知事、沖縄社会党委員長、前名護市長等)
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
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私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『THEMIS6月号』


沖縄知事選へ菅官房長官&公明党が猛進す(『THEMIS6月号』記事より画像引用)

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神護寺本尊は、何故薬師如来像?

2018年06月14日 | 歴史
神護寺(京都高雄にある高野山真言宗遺迹本山の寺院)

 ☆神護寺は、和気氏の私寺「神願寺」と「高雄山寺」が合併した寺
 ☆本尊は薬師如来、開基は和気清麻呂
 ☆最澄もここで法華経の講義をした
 ☆空海の後、空海の弟子が別当(住職)となって護持されたが、平安時代末期には衰退していた
 ☆中世、神護寺再興に力があったのは『平家物語』などで知られる武士出身の僧・文覚
 ☆文覚は、弘法大師空海ゆかりの地でもあるこの寺が荒れ果てていることを嘆き再興の勧進を始めた
 ☆後白河法皇や源頼朝らの援助を得て、寺の再興は進んだ
 ☆鎌倉時代に華厳宗を復興した僧・明恵も神護寺に住したことがある

神願寺と和気氏
 ☆和気清麻呂は高級官僚で、歴代天皇の側近として平安京遷都などに力を発揮した
 ☆僧道鏡は、称徳天皇(女帝・孝謙天皇重祚)の信任が厚かった
 ☆道教は「八幡大菩薩のお告げ」により、自分が皇位を継ぐ者だと主張した)
 (称徳天皇は神意を再確認すべく、和気清麻呂を九州の宇佐八幡宮へ派遣した)
 ☆宇佐から戻った清麻呂は「宇佐八幡は、臣下の者が皇位に就くことを望んでいない」と奏上した
 ☆道鏡の怒りにふれ、清麻呂は皇位継承問題にからんで流罪になった
 ☆称徳天皇が死去すると、天皇の信望厚かった道鏡は左遷された
 (清麻呂は許されて都に戻った)
 ☆清麻呂が和気氏の私寺である神願寺の建立を願い出たのはそれから10年後
高雄山寺
 ☆高雄山寺は、現在の神護寺の地に古くから存在した寺院
 ☆和気清麻呂の墓所が今の神護寺境内にある(和気氏ゆかりの寺院)
 ☆最澄を高雄山寺に招請し、最澄はここで法華経の講説を行った
 ☆空海が高雄山寺に住し、ここで灌頂(密教の重要な儀式)を行った
 ☆この時、灌頂を受けた者の氏名を書き付けた空海自筆の名簿が現存
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
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私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、KBS京都『京都浪漫』、WIKIPEDIA














神護寺本尊は、何故薬師如来像?(KBS京都『京都浪漫』テレビ画面より画像引用)







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