悪人こそ救われやすいという「絶対他力」の教えとは
親鸞の説く「悪人正機説」とは
☆「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」
(善人でさえも極楽浄土に行けるのにどうして悪人が行けないことがあろうか)
(正反対の考えを提示し、親鸞の弟子も混乱した)
☆親鸞は「善」とは何かと自身に問い続けた人
*自分が性欲に悩んだように
*人間というものはどうしようもない、拭い去れない煩悩がある
*今日、善とされているものも、明日は悪となるかもしれない
*善とはそういう不安定なものなのだということに気づいた
☆親鸞が生きた時代は「何が悪かわからない」時代
(朝廷から幕府に権力が移った時代で上皇が幕府に反乱を起こし敗れて流刑される)
☆自分が善であるなどと思うべきでない
(素直に心のなかの悪と向き合い、自分も善でないと思う心が必要)
(それが阿弥陀仏の「本願」にかなうと考えた)
☆親鸞は行動ではなく、阿弥陀仏にすがる心にこそ意味があると説く
(浄土宗では声に出して念仏する行動に意味がある)
(信仰を心に限定したところに大きな意義があります)
親鸞は、キリスト教宗教改革より300年前に実施している
☆ルターやカルヴァンが説いた宗教改革は、悪人正機説精神に通じる
(「善行は救済に関係がない」「人は信仰心によってのみ義とされる」)
☆肉食や妻帯といった常識を破って公然と結婚に踏み切った親鸞
(親鸞は聖職にありながら、ルターに300年前に妻帯している)
☆阿弥陀仏は、救済することを「すでに決めている」とのコンセプト
☆カルヴァンが唱えた「予定説」を先取りしていた
人間の救済はあらかじめ定められているというカルヴァンの宗教信条
☆宗教改革におけるカルヴァンの思想は、より徹底した聖書中心主義
☆神は絶対的な権威をもち、人間の原罪はキリストの福音によってのみ救われる
☆その神による救済は「予め定められている」であり、それを定めるのは絶対の権限を持つ神だけ
☆人間はすべて平等に創られてはいない
(永遠の生命にあずかるもの、永遠の劫罰に喘ぐのも、前もって定められている)
(現世の天職を与えられたものとして務めることでしかできない)
(この西ヨーロッパの商工業者の中から、資本主義が生まれてきた)
絶対他力となった親鸞の考え
☆自ら修行することで悟りを開くという「自力本願」の仏教
(平安時代に流行した密教や修験道で頂点を迎えていた)
☆念仏だけで往生できるという浄土教系の教え
(仏の力を借りることから「他力本願」と呼ばれる)
☆親鸞の「心があれば救われる」という考え方
(他力本願をさらに推し進め「絶対他力本願」と呼ばれる)
☆作家の五木寛之氏は、著書で源信、法然、親鸞が説いた内容
(泥=煩悩、花=往生にたとえて比較)
*泥中にありて花咲く蓮華かな 源信
*泥中にあれど花咲く蓮華かな 法然
*泥中にあれば花咲く蓮華かな 親鸞
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『手にとるように宗教がわかる本』
悪人こそ救われやすいという「絶対他力」の教えとは
(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)
親鸞の説く「悪人正機説」とは
☆「善人なをもて往生をとぐ、いわんや悪人をや」
(善人でさえも極楽浄土に行けるのにどうして悪人が行けないことがあろうか)
(正反対の考えを提示し、親鸞の弟子も混乱した)
☆親鸞は「善」とは何かと自身に問い続けた人
*自分が性欲に悩んだように
*人間というものはどうしようもない、拭い去れない煩悩がある
*今日、善とされているものも、明日は悪となるかもしれない
*善とはそういう不安定なものなのだということに気づいた
☆親鸞が生きた時代は「何が悪かわからない」時代
(朝廷から幕府に権力が移った時代で上皇が幕府に反乱を起こし敗れて流刑される)
☆自分が善であるなどと思うべきでない
(素直に心のなかの悪と向き合い、自分も善でないと思う心が必要)
(それが阿弥陀仏の「本願」にかなうと考えた)
☆親鸞は行動ではなく、阿弥陀仏にすがる心にこそ意味があると説く
(浄土宗では声に出して念仏する行動に意味がある)
(信仰を心に限定したところに大きな意義があります)
親鸞は、キリスト教宗教改革より300年前に実施している
☆ルターやカルヴァンが説いた宗教改革は、悪人正機説精神に通じる
(「善行は救済に関係がない」「人は信仰心によってのみ義とされる」)
☆肉食や妻帯といった常識を破って公然と結婚に踏み切った親鸞
(親鸞は聖職にありながら、ルターに300年前に妻帯している)
☆阿弥陀仏は、救済することを「すでに決めている」とのコンセプト
☆カルヴァンが唱えた「予定説」を先取りしていた
人間の救済はあらかじめ定められているというカルヴァンの宗教信条
☆宗教改革におけるカルヴァンの思想は、より徹底した聖書中心主義
☆神は絶対的な権威をもち、人間の原罪はキリストの福音によってのみ救われる
☆その神による救済は「予め定められている」であり、それを定めるのは絶対の権限を持つ神だけ
☆人間はすべて平等に創られてはいない
(永遠の生命にあずかるもの、永遠の劫罰に喘ぐのも、前もって定められている)
(現世の天職を与えられたものとして務めることでしかできない)
(この西ヨーロッパの商工業者の中から、資本主義が生まれてきた)
絶対他力となった親鸞の考え
☆自ら修行することで悟りを開くという「自力本願」の仏教
(平安時代に流行した密教や修験道で頂点を迎えていた)
☆念仏だけで往生できるという浄土教系の教え
(仏の力を借りることから「他力本願」と呼ばれる)
☆親鸞の「心があれば救われる」という考え方
(他力本願をさらに推し進め「絶対他力本願」と呼ばれる)
☆作家の五木寛之氏は、著書で源信、法然、親鸞が説いた内容
(泥=煩悩、花=往生にたとえて比較)
*泥中にありて花咲く蓮華かな 源信
*泥中にあれど花咲く蓮華かな 法然
*泥中にあれば花咲く蓮華かな 親鸞
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私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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出典、『手にとるように宗教がわかる本』
悪人こそ救われやすいという「絶対他力」の教えとは
(『手にとるように宗教がわかる本』記事より画像引用)