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幕末の凄い人々(鍋島直正、島津斉杉、小栗忠順、水野忠徳)

2019年01月07日 | 歴史
幕末~明治維新3

 ☆国旗「日の丸」は、島津斉彬が提案した
 *日米和親条約調印後、日本の船を外国船と区別するために船舶旗が必要となった
 *幕府は、島津斉彬の進言によって「日の丸」の帖を用いる
 *老中・阿部正弘によって正式に布告された
 ☆島津斉彬は桜島から昇る太陽の美しさより、これを国旗にした
 *薩摩藩の洋式軍艦「昇平丸」を幕府に献上する際の航海で「日の丸」を掲げた
 ☆日本は、古代より太陽を神聖視しており、日本という国名にもそれが使われている
 *源平合戦の折も、平氏は「赤地金丸」、源氏は「白地赤丸」を使用した
 *それ以降、「白地赤丸」の日の丸が天下統一を成し遂げた者の象徴となる
 *江戸時代には「白地赤丸」は意匠の一つとして普及し、幕府は公用旗として使っていた
 ☆現代の一部の人々が、「軍国主義の象徴である」という理由で「日の丸」を嫌悪する
 *伝統も歴史も知らぬ馬鹿者で、根拠不明のいいがかりである

佐賀藩主、鍋島直正
 ☆藩主直正は、財政を立て直すため、役人を5分の1に削減
 ☆直正の施政
 *磁器・茶・石炭などの産業振興に力を注ぐ
 *農民には小作料の支払いを免除し、農村を復興させた
 *藩校「弘道館」を拡充し、優秀な人材を育成(有能な者を登用した)
 *反射炉(鋳型に流し込んで大砲を作る施設)を作った
 ☆西洋の最新式の大砲、アームストロング砲を日本人の手だけで完成させた
 ☆直正が、情熱を持って西洋の技術導入したのは、フェートン号事件の屈辱から
 *軍事力がないばかり、藩の家老が何人も切腹させられた
 *直正は、西洋に対抗するには近代的な科学技術が不可欠だと考えた
 *日本で初の実用蒸気船「凌風丸」を完成
 ☆直正は、天然痘ワクチンの普及に貢献した人物(自分の子供で試す)
 ☆直正は、黒船が来た時、開国の意見を掲げる
 *佐幕、尊王、公武合体に関しては、いずれの派にも属さなかった
薩摩藩主、島津斉杉
 ☆反射炉の建設に着手している
 ☆西洋式軍艦「昇平丸」を建造、日本初の蒸気船「雲行丸」を建造している
 ☆薩英戦争でイギリス軍を苦しめたのは、斉彬の政策に負うところが大きい
 ☆下級武士出身の西郷隆盛や大久保利通を登用した先進性を備えた藩主
 ☆幕末にこそ必要な人物であったが急死した(弟の久光による暗殺説)
宇和島藩主、伊達宗城
 ☆蒸気船の建造に成功している
 ☆明治に入って日本は驚異的なスピードで近代化を達成する
 ☆その萌芽はすでに幕末の頃からはっきりと現れていた
幕臣、小栗忠順
 ☆小栗は、蒸気船を見て、日本は積極的に外国と通商をすべきだと強く主張した
 ☆遣米使節団の一員で、アメリカに渡った時、日本も造船所を作らねばならないと決意した
 ☆勘定奉行になった小栗は、幕府財政の立て直しに取り組む
 ☆フランスの助力を得て、製鉄所の建設を計画する
 ☆将軍家茂の承認を得て、横須賀製鉄所の建設を開始する
 ☆小栗は、江戸と京都と大坂の商人から資本を集めて、株式会社の「商社」を設立した
 ☆陸軍増強で、フランスから最新式の大砲や小銃を大量に購入し軍事顧問団に訓練をさせた
 ☆文化面でも大きな功績を残している
 *日本最初の本格的なホテル「築地ホテル館」を建設
 *日本初のフランス語学校(横浜仏蘭西語伝習所)を設立した
 ☆小栗の先進性とバイタリテイーには驚嘆するほかはない
 ☆小栗は、幕藩体制を改め、徴兵制も視野に入れていた
 *大隈重信は「明治政府の近代化政策は、小栗忠順の模倣にすぎない」と語っている
 *東郷平八郎は「日本海海戦に勝利できたのは、造船所を建設した小栗氏のお陰」と語っている
幕臣、水野忠徳(ただのり)
 ☆日本を外国から守るために尽力した有能な官吏で、最大の業績は小笠原諸島を守ったこと
 ☆小笠原諸島の領有権が日本にあることを認めさせた
 ☆小笠原諸島は、外国人が居住していた島だった
 *その領有権を欧米諸国に認めさせたというのは超一流の外交手腕
 *忠徳の交渉を支えたのが通訳のジョン万次郎
 ☆小笠原諸島は東京府の管轄となり、居住していた外国人たちは全員、日本国籍を取得した
 ☆忠徳と万次郎がいなければ、小笠原諸島と周辺の海は外国のものとなっていた
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詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『日本国紀』










幕末の凄い人々(鍋島直正、島津斉杉、小栗忠順、水野忠徳)
(ネットより画像引用)

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