🌸南太平洋・オセアニアヘの人類拡散2
⛳ラピタ人の正体
☆南太平洋集団の言葉、メラネシアの言語ではなくオーストロネシア語
*彼らの、現代人のゲノムを考えると不思議な現象である
☆ラピタ人の正体
*ラピタ文化の遺跡から出土した四体の女性人骨のゲノムが解析された
*南太平に800KMにわたって連なる80島々から構式されている
*3000年前に人類が到達したと考えられる
*約170の島から構成されているトンガバヌアツよりもさらに東に位置し
*人類の入植の時期はバヌアツより遅くなる
☆これらの島から発掘されたラピタ人のゲノム解析
*台湾にルーツを持つことが証明された
*彼らはメラネシアの人びとと混血を行うことなく
*リモート・オセアニアに展開した
*アウトオブ台湾モデルが正しいことを示す結果だ
☆その後の展開は思ったより複雑なものだったのだろう
*現在のバヌアツの人々のゲノム
*パブアニューギニアにルーツを持つメラネシアの人びとのゲノムで
*台湾由来のゲノムはわずかである
☆バヌアツでは最初の人類到達から500年ほどして
*集団の置換に近い状況が起こったことが明らかになった
*どのような状況下で進んだのかを知るためには、更に古人骨が更に必要だ
☆近い将来に古代ゲノム解析
*ホモ・サピエンスの最後の大冒険の詳細を明らかにしてくれる
⛳ポリネシア人と南米大陸
☆3000年前にニア・オセアニアから出発して1000年かけて
*広大な南太平洋に 拡散したポリネシア人
*彼らが南米大陸に到達した可能性がある
☆ポリネシアで古来、南米原産のサツマイモが栽培されている
*それが、人的交流の証拠になりそうだ
*植物は海流でも運ばれるので、確実な証拠とはならない
☆ゲノムを調べた研究が行われ、ひとつの答えを導いている
*言語学や考古学やポリネシアと南米先住民の大規模なゲノム研究
*過去の時代のポリネシア人と南米先住民の混血の痕跡が見出されている
*両者の接触は13世紀ごろのことと考えられる
*ラパ・ヌイヘのオーストロネシア語集団より早い時期になる
*ラバ・ヌイの先住民ゲノム研究では8%が南米大陸に由来している
☆それ以前に、ポリネシア人と南米先住民
*ファーストコンタクトがあったことが証明された
*ポリネシア人がリモート・オセアニアの島々に拡散していた時期に
*その過程の中で両者が出会ったと想像されるが、それは大規模なものではない
☆ポリネシア人が接触したのは
*現在の南米コロンビア付近の先住民の祖先集団だ
*南米大陸の海岸か、沿岸近くのどこかの島で接触が起こり
*その子孫たちがさらに未知の海域への拡散を続けた
(敬称略)
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⛳出典、『人類の起源』
南太平洋・オセアニアの人類拡散2
(ネットより画像引用)
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