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無宗教の先にあるものがAIなのか?

2022年12月23日 | 宗教
 🌸無宗教者の「服従」4

人間の服従への欲求
 ☆訓凍や規律が徹底して重視され、効率的で従順
 *近代の日本、軍隊や学校では規律の徹底がはかられた
 *以前の日本人、足を揃えて行進することからしてできなかった
 ☆フランスでは、そうした権力による監視
 *軍隊や学校といった閉じられた空間だけではなく
 *公的な空間全体に拡大されたと見ることができる
 ☆親は子どもが公的な空間で
 *大人としてふるまえるよう厳しく躾けるから
 *彼らは拘束から逃れることを潜在的に望んでいる
 ☆複雑なのは、人々は権力からの解放を単純には望んでいない
 *権力による拘束を徹底して望まないなら
 *権力を打倒するという道がある
 *即ち、フランス革命を繰り返すことである
 ☆現代の権力はかつての権力とは異なり
 *権力が二重性を持っている
 *拘束し自由を奪ういっぽうで
 *それにすがることでその人間の安全を保障し
 *絶対的な安心感を与えてくれる可能性を有している

ウエルベックの『服従』
 ☆何者かに服従することへの強い憧憬がフランスの社会に存在する
 ☆神に対する絶対的な服従を求めたいという潜在的な欲求がある
 ☆革命によって教会権力を破壊したフランス人
 *一般人にも、認められる欲求だ
 ☆キリスト教の衰退が著しいヨーロッパ全体にあてはまる

ヨーロッパでは、教会離れが急速に進んでいる
 ☆単にキリスト教から離れるのでなく「無宗教」へ向かうこと
 ☆ヨーロッパの人間は教会を離れてしまえば
 *宗教とはかかわらない生活を送る
 ☆フランスでは、公的な空間までもが無宗教化されている
 *日本で言われる無宗教と
 *ヨーロッパにおける無宗教とはまるで違う
 ☆日本なら、無宗教を標榜している人間でも
 *何かあれば神社仏閣を訪れ、そこで析りを棒げる
 ☆ヨーロッパでの無宗教とは「無神論」の意味
 *いかなる形でも神にすがったりはしない
 *そうなると、どのようにして道徳を教えるのだろうか
 ☆現代の無宗教化したヨーロッパの人間
 *人間の理性に拠り所を求めるしかない
 *ヨーロッパ的な無宗教には、不安がつきまとう
 ☆人間は、宗教以外に社会の機軸となるものを、見出せるか
 *宗教が一掃された時
 *根源的な不安が残されることになるのではないか

イスラム教の『コーラン』
 ☆「慈悲あまねく慈愛深き神」フレーズ繰り返し使われる
 ☆神が赦しを与えてくれる存在であることも繰り返し言及される
 ☆神は人間の運命をすべて司る絶対の存在であるいっぼう
 *根本的に寛容な存在としてとらえられている
 *イスラム教徒は、それ故神に帰依することができる
 *神の絶対性だけが強調されれば、それは不可能だ

無宗教の先にあるもの
 ☆今後、移民ではない一般のヨーロッパ人
 *イスラム教の信仰広がっていくとは考えにくい
 ☆ヨーロッパ人、長い時間をかけて無宗教の方向に向かってきた
 *簡単に逆戻りすることはない
 ☆ヨーロッパで、無宗教が広がり、それと反比例して
 *イスラム教を信仰する移民が増えていけば
 *絶対的なものにすがることができない不安は拡大する
 ☆その時、ヨーロッパjの人、AIが帰依の対象となっていくのだろうか
                       (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『AIを信じるか、アッラーを信じるか』

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