🌸したたかに操り、選ぶメス2
⛳秘めたるメスの狙い
☆成熟卵を保有するメス、次に生殖の相手になるオスの選択
*オスはメスの繁殖成績に重要な影響を与えるから
*オスの遺伝的資質はその子に組み込まれることから
*相手のオスの遺伝的資質で、子の生物学的資質も影響を受ける
☆メスがまず留意すべきこと
*オスのように積極的に自ら異性を求めることは危険
*自ら異性を求める性質が強いほど
*メスが、オスを選択するための時間が短縮されて
*望ましくないオスと交尾してしまう危険が高くなるから
☆交尾を終えると、通常メスの選択権は消滅する
*メスは売り手市場で、複数のオスの中からどれかを選ぶ
*メスは交尾に慎重で、オスのように異性が見つかり次第
*交尾を仕掛けるようなことはしない
⛳メスが高いハードルを設定する理由
☆オスがライバルと闘って勝利すること
*力強いオスであることの証です
*強健なオスは餌の取得や防衛等遺伝的に優れた資質を有している
*メスはその良質な遺伝的資質を我が子に組み込むことを期待出来る
☆カナリアのオスの能力を超えたさえずり
*オスは、肉体的にも生理的にも頑健なオスである証になる
☆マウスのオスの生殖期に特徴的な鳴き声
*オスの発声は雄性ホルモンのアンドログンの影響を受けている
*メスに対して魅力的な鳴き声を発声できるかは
*オスの年齢や社会的ランクに依存している
*メスが鳴き声について提示する高いハードル
☆グッピーではオスの体表にあるオレンジ色の斑紋
*メスと生殖するうえで重要な役割を演じている
*オレンジスポットが大きくて色が鮮やかなオスほど
*高い確率で生殖に成功した
*メスにモテて多くの孫を産み出してくれることを期待できる
*オレンジスポットは、寄生虫に対する耐性を示唆している
☆メスは、生殖適齢期の健康的な、社会的ランクの高いオス
*選択する有効な手段をオスに課する
⛳子育て能力の品定め
☆トダウオのオスは、繁殖期になると川底に水草や藻などで巣を作る
⛳子育て能力の品定め
☆トダウオのオスは、繁殖期になると川底に水草や藻などで巣を作る
*メスが訪れると、特徴的な泳ぎをしてメスに求愛する
*産卵された卵はそのままの状態で放置されると
*酸素不足に陥り、死んでしまいまう
*オスは巣の入口に向かって胸鰭で新鮮な水を扇ぎ入れる
*卵の孵化までにおよそ3週間かかる
*オスの水送りにはオスによって個体差がある
*オスは、求愛行動で巣に水を送る行動も披露する
*メスは子育て上手のオスをしっかり生殖相手に選んでいる
☆イエマシコという小鳥でも同様のことが知られている
☆イエマシコという小鳥でも同様のことが知られている
*オスは個体により羽の色が赤色からオレンジがかったばらつきがある
*メスは、赤色が濃い羽のオスを選り好みする
*赤い羽のオスは餌採りが上手であることが分かっている
*赤色が濃いオスは子育て能力が高いだけでなく
*生命力も強いことを示唆している
(敬称略)
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⛳出典、『本能―遺伝子に刻まれた驚異の知恵』
「オスの求愛方法の隠された意味」
(ネットより画像引用)
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