🌸中南米諸国2(政情が安定化しない要因)
☆中南米諸国では、政治と経済を安定させるための一番の課題
☆バランスのとれた民主主義を定着できていないことにある
⛳富裕層と貧困層の二極化
☆大土地所有者である一部のクリオーリョは、経済・政治も支配した
*この状況に、下層労働者たちも声を上げ始めた
☆ブラジルやアルゼンチンなどで登場したのが、ポピュリズムの政治家
☆アルゼンチンの大統領に就任したペロンは大統領
*大土地所有者優遇の政策を改めた
*大幅な賃上げや医療・年金制度の充実など大衆優遇策を進めた
*この政策は財政破綻を招き、結局.ペロンは亡命を余儀なくされた
☆中間層が薄いので、政策が富裕層優遇か大衆迎合を招く要因となっている
☆中南米に安定した民主主義を根付かせるうえでの障害となってきた
⛳現代再びポピュリズムが台頭
☆中南米の地政学的な不幸な要因は、アメリカ合衆国が現れたこと
*アメリカはモンロー主義を掲げて、ヨーロッパのアメリカ大陸への介入を排除し
*武力をちらつかせながら、中南米を自分たちの影響下に置こうとしてきた
*アメリカの姿勢は冷戦期に入っても変わらなかった
☆キューバ革命後、キューバが社会主義国化すると
*アメリカは中南米諸国への革命の波及を恐れ、軍事政権や独裁政権を支援
☆中南米は一部の国を除き(メキシコ)ほとんどの国が軍政となった
*冷戦が終わると、アメリカは一転民主化支援に転換
*経済の立て直しのために、新自由主義の導入を中南米諸国に求めた
*新自由主義は、インフレの抑制や経済成長をもたらしたが、経済格差の拡大を招いた
*民衆の不満の高まりが、再びポピュリズム政治の台頭を招くことになる
☆中南米に左派政権が次々に誕生
*公共料金の大幅値下げなどのばらまき政治を実行する
*やはり財政破綻を招き、近年は右派の巻き返しが顕著になっている
*かってと同じ光景が繰り返されているのである
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます