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密教色が一掃された宇治平等院(9)

2018年10月18日 | 観光
密教の空間としての平等院鳳凰堂(2)

 ☆平等院は、あったものが失われ、特徴的な建築物がより注目を集めるようになった
 ☆平等院が何かを考えるときには、浄土教信仰の側面だけを見ていってはならない
 ☆密教の側面を決して無視してはならない

平等院阿弥陀如来像に密教的な要素がある
 ☆平等院阿弥陀如来像は、平安時代の仏師である定朝の作
 ☆鳳凰堂の阿弥陀如来像は、定朝が制作したことがはっきりしている唯一のもの
 ☆阿弥陀如来は、浄土教信仰において中心的な仏となってきた
 *阿弥陀如来は、密教とはかかわらないものと思われるかもしれないが誤り
 ☆平等院阿弥陀如来像に密教的な要素が見られる
密教が仏教界を席捲
 ☆法隆寺に隣接する中宮寺の本尊如意輪観音は、姿形から密教系の仏である
 ☆平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像の場合
 *阿弥陀信仰を、密教の枠組みのなかに取り入れた仏像である
 ☆中世から近世の社会では、密教が仏教界を席捲した
 *空海は、嵯峨天皇と親交を結び、朝廷と深くかかわっていた
 *密教の力によって鎮護国家と五穀豊穣等を祈るため
 ☆平等院には、密教関係の堂合が多く建ち並び、密教の修法が実践されていた
 密教色が一掃された平等院
 ☆平等院からは、密教関係の堂合が失われ鳳凰堂だけが残された
 *密教関係の建物が再建されず、平等院から密教色が一掃された
 ☆結果として、浄土教信仰のシンボルとしての鳳凰堂の存在感は増す
 ☆浄土式庭園の典型として多くの参拝者を集めることとなった
 ☆現在、平等院を訪れてみても、密教の痕跡を目にすることはない
 *平等院側の説明も、浄土教信仰・末法思想にはふれても、密教については言及しない
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『京都がなぜいちばんなのか』






密教の空間としての平等院鳳凰堂(2)
(『京都がなぜいちばんなのか』記事より画像引用)


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