慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『細胞老化と免疫』『SASP因子』

2024年12月07日 | 医療
🌸老化と免疫の関係

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
 *挿入の画像非常に分かりやすい
 ☆復習的要素強く、容易に理解できます

⛳加齢のより、感染症にかかりやすく、重症化しやすく、死亡リスク高まる
 ☆新型コロナウイルス感染症による性別、年代別累計死者数を示したもの
 *年齢が進むにつれて男女ともに死者数が大幅に増えている
 *60代をすぎると新型コロナによる死者数が増え
 *死者全体の約9割が70代以上の人
 ☆これは新型コロナだけではない、多くの感染症でほぼ同様の傾向
 *年齢が進むと、どの感染症にもかかりやすくなり
 *重症化しやすくなり、死亡リスクがぐんと高くなる
 *これは主に老化によるもの

一般に細胞は分裂できる回数に制限がある
 ☆ある程度分裂を繰り返すとそれ以上分裂ができなくなる
 *この過程で細胞の老化が始まり
 *種々の老化関連因子(SASP因子)が老化細胞で作られる
 *SASP因子のひとつに炎症性サイトカインがある
 ☆炎症性サイトカインはSASP因子を作る老化細胞自身を刺激し
 *細胞の老化をいっそう進めるとともに
 *免疫細胞をよび寄せ、炎症状態を作り出す
 ☆その場に遺伝子変異を起こした細胞がいると
 *SASP因子がその細胞に働いてがんを発症しやすくする
 *SASP因子が老化の過程でいろいろと悪いことをする
 ☆老化細胞では細胞質で不要なDNAを除去するために
 *必要なDNA分解酵素の量が減り
 *そのためにゲノムDNAの一部が細胞質に溜まり始める
 *このDNA断片が自然免疫反応を刺激して
 *その結果、SASP因子の産生が始まるとい
 ☆即ち、老化と炎症(免疫)がリンクしている

加齢で炎症を起こしやすくなり、慢性炎症となり生活習慣病が悪化する
 ☆高齢者では、ある程度低下している各臓器の予備能力がさらに低下する
 ☆また、加齢による慢性炎症が進むと生活習慣病が悪化する
 ☆このようなことが骨髄で起きれば
 *免疫細胞の多くは骨髄で作られるので
 *当然、自然免疫も獲得免疫も低下します
 *各臓器の機能には血管やリンパ管による栄養分の運搬と
 *代謝物の排出が大きく影響する
 *血管やリンパ管も老化をするので
 *これによつても各臓器の機能が落ちる
 ☆免疫組織でも老化が進むと
 *リンパ球やそれを取り巻く間質細胞もともに機能が落ち
 *加齢による免疫力の低下に大きく関わる
 *この様に、加齢と炎症、免疫力低下というのは密接に関係している
 ☆たとえば新型コロナウイルスによる感染が起きると
 *高齢者では負のスパイラルが始まり
 *急激に状態が悪化する可能性がある
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『細胞老化と免疫』『SASP因子』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)

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