🌸なぜ死にたくないのか2
⛳多産多死の戦略
☆戦略の違いは、生物の進化に大きな影響を与える
☆多産多死の戦略
*他の生物が増える前に、速く増えるのが重要
*速く増えて、他の生物より先に環境中の栄養を全部取る
*他の生物を増やさせずに自分だけが増えていく
*他の生物を増やさせずに自分だけが増えていく
*生存競争で有利に立つことができる
☆細菌など「原核生物」と呼ばれる単純な単細胞生物
☆細菌など「原核生物」と呼ばれる単純な単細胞生物
*多産多死の戦略を取っている
*単純さは速く増えるために有利に働く
☆必要な材料も、作る時間も1000分の1で済む
*10時間後には、細菌が約10億匹まで増えるのに対し
*真菌はまだ64匹にしかならない
*環境中の栄養はすべて細菌に食べつくされている
☆速く増えることができれば
☆速く増えることができれば
*たとえ死にやすくても常に栄養の獲得競争で有利に立つ
*人間の目からは、ひどく命を粗末にして生き急いでいるように見える
*これが多産多死という戦略です
⛳少産少死の戦略
☆少産少死の戦略
☆少産少死の戦略
*増えるのは遅いが、その分死ににくくし、生き残る確率を上げる
*少しずつ増える堅実な戦略
*戦略では速く増える必要がない
*細胞を大きくして機能もたくさん持つことができる
☆少産少死の戦略をとるには
☆少産少死の戦略をとるには
*栄養獲得のために何らかの特殊能力が必要となる
*有効なのは先に増えた細菌を捕食する機能など
*こういう能力を獲得することができれば
*こういう能力を獲得することができれば
*多産多死の生物と同じ土俵で戦う必要はなくなる
☆少産少死の戦略を採用している生物
☆少産少死の戦略を採用している生物
*単細胞性の真核生物、パンやビールを作る「酵母」等
*真核生物の細胞は細菌よりも大きい
*細胞内に核やミトコンドリアといった細菌にはない様々な
*細胞内小器官を持っている
☆いろいろな器官を持てる単細胞性真核生物(酵母)
*細菌にはできない能力を獲得した
☆酵母などの真菌類の細胞は細菌よりずっと大きく
☆酵母などの真菌類の細胞は細菌よりずっと大きく
*増殖はずっと遅くなりました
*しかし、細菌にはない丈夫さを獲得した
*カビなどの真核生物は乾燥にも強くなっている
(敬称略)
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⛳出典、『増えるものたちの進化生物』
「多子多死生物」「少子少死生物」
(ネットより画像引用)
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