🌸農耕・牧畜の広がり2
⛳アイスマンアルプスで発見された
☆アイスマンは新石器時代を生きていた人
☆アイスマンは現代人ゲノムとの比較
*アイスマンは発見されたアルプスではなく
*地中海の島であるサルディニアの人びととの近縁性を示した
☆サルディエアの現代人
*8千年前、サルデイニア島に移住した初期農耕民の子孫
*島という隔絶された環境で、そこに住んでいた狩猟採集民と
*入れ替わったあとほとんど混血をせずに現在に至った
*ヨーロッパの初期農耕民のゲノムを強く残している
☆アイスマンが他のヨーロッパの現代人と似ていない理由
*ヨーロッパ人の遺伝的な性格を大きく変えたできごとが関係している
⛳ヨーロッパ人のゲノムを一変させた牧畜民の進出
☆現代のヨーロッパ人
*狩猟採集民を土台とし農耕民が混合で成立したと考えられてきた
☆古代ゲノム解析が進み、ヨーロッパの各地、5千年前以前と以降
*住民の遺伝的な構成が大きく変わっている
*ヨーロッパでは最初に農耕が入り、数千年ののちに金属器の文化が興った
☆新石器時代から、青銅器時代に移り変わる節目の時期
*日本では、採集狩猟社会の縄文時代に続いて
*金属器と水田稲作スタイルの農耕が弥生時代に流入した
*このふたつの重要な技術は同じ時期にもたらされた
☆ヨーロッパ集団の持つ遺伝子は
*狩猟採集民と農耕民の混合では説明がつかないほど大きく変化していた
☆ヨーロッパ人集団の遺伝的な特徴を大きく変えた移住の波
*東のステップ地域からもたらされた
⛳ポントス・カスピ海草原
☆現代に続くヨーロッパ人の遺伝的な特徴をつくり上げる重要な源郷の地
*中央ユーラシア西北部から東ヨーロッパ南部まで続くステップ地帯
☆その地で、ヤムナヤと呼ばれる牧畜を主体とする集団の文化が生まれた
*中心は現在のウクライナ
*彼らは馬や草輪を利用し、瞬く間に広範な地域への拡散を成し遂げた
*ヨーロッパの農耕社会の遺伝的な構成を大きく変えた
☆現代のイギリス人に伝わる彼らの在来集団の遺伝子は1割程度
*残りはヤムナヤに由来する鐘状ビーカー文化の人びとのもの
☆現代に続くヨーロッパ人の地域差
*青銅器時代の農耕民とヤムナヤ文化人との混合のしかたの違いだ
(敬称略)
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⛳出典、『人類の起源』
人類ユーラシア大陸へ(農耕)5
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