麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

昨日の補足6の補足

2013年01月15日 | スポーツ
さて、昨日補足で書いたように
「春高バレー」はややこしい。

1970~2010年開催の正式名称
「全国高等学校バレーボール
選抜優勝大会」が、皆が良く知る
「春高バレー」で今は存在しない。

3月開催のため3年生は
出場できない大会。
そのあたりが、まさに「選抜」で
高校野球よろしく新チームで戦う
全国大会であった。

春高、夏のインターハイ、
秋の国体が高校バレーの
三大大会で、それは今も
変わらない・・・のだが、
2011年から1月に移行した
「新春高バレー」の正式名称は
「全日本バレーボール高等学校
選手権大会」で、これは今まで
所謂「インターハイ」に
付与されていた呼称なのである。

というわけで。公式記録としては
2009年夏のインターハイの記録の
次に、11年の「新春高」の記録が
くっつくことになる。

新聞等マスコミが書いた
「東龍5連覇ならず」の所以である。

年次と回数を合致させると、
東龍は、夏のインハイ時代の
08年の第61回大会、09年62回、
新春高時代の11年63回、
12年64回で優勝している。

あれ? 2010年は?
移行期のこの年のインターハイで
優勝したのは古川学園。
ところがこの大会は
第63回ではなく、公式記録では
「平成22年高校総体優勝」に
過ぎないのだという。

一方、僕が5連覇と記したのは
08年39回からの3年連続と
「新春高」になった11~12年、
つまりフジテレビが放送していた
新旧の「春高」で数えたもの。

(フジテレビは「公式記録」と
「新旧春高記録」を並用)

なんだかな・・・

まあ高校生たちは、
そんなことにはおかまいなしで、
頂点目指し、早くも次の戦いへの
スタートを切ったことでしょう。



さて。思えば昨日、女子バスケの
オールジャパンの番狂わせから
このブログは書き始められ、
春高のことは補足の補足なのだが。

今日のバスケ男子決勝では、
休部の決まったパナソニックが
アイシンを下して優勝するという
ドラマチックな結果でした。

準決で、リーグ首位を走る
トヨタを下して波に乗った
リーグ4位のパナソニック。

松下電器時代、日本リーグの
初代王者に輝いたのをはじめ、
リーグ戦13、オールジャパン10等
獲得した全国タイトル計26は
歴代2位だ。そんな名門の
歴史に幕が降りる。
ある意味有終の美か

ちなみに歴代トップは日本鋼管
(のちにNKK)の38冠。
オールジャパン男子最多の
6連覇と昨日紹介したけど、
この古豪も1999年休部している。

ヱスビー食品陸上部がDeNAに
丸ごと移籍ってニュースが
最近あったばかりだけれど、
《社会人スポーツ》もいよいよ
くるところまで来ましたね。

でもきっと突破口はあるはずだ!
コメント
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