麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

はかとも旅にっし13~呉篇

2019年08月02日 | 俳優座
呉といえば、大和。
駅のメロディは「宇宙戦艦ヤマト」
であった

港に行く時間はなかったが、
会場近くにも「大和」関連の
記念碑はあったりする。





海軍コーヒー。
それから、海軍カレー。
あるいは呉ラーメンに
呉焼……と地元名産多数。

港に向かい、街を縦に走る
川沿いの公園には、夜に屋台。
一度廃れたのだが、行政主導で
上下水を整備し、宣伝もし、
「観光の一翼」を担っている。



7月31日、倉敷から入呉。
日を、というか月をまたいで
8月1日に呉市民劇場例会。

市役所の中に造られた、
まだ新しい「くれ絆ホール」は、
キャパ581と、こぢんまりとした
芝居にはうってつけの良い空間。

面白いのは、専用のロビーがなく、
庁舎の通路が、ある時間から
「ロビー」も兼ねる仕組み。
…微妙に床の色が異なっていて、
そこは共用の通路、という具合。

約一ヶ月にわたり、巡演してきて、
複数ステージを組める大都市以外、
ワンステのみの中都市の多くは
近くのビッグシティにストローされ
経済が疲弊している、と聞いた。

そんな中、文化運動を続ける鑑賞会の
力に我々は常に勇気づけられている。

呉も、道路や鉄道が整備され、
便利になる一方、空洞化が進行。
しかし。
てっぺんを越えても開いている店が
多かったことに踏ん張りを感じた。

屋台もだが、アーケード商店街も
複数あって、競い合っていた。
まるで、演劇鑑賞会が連帯しつつ、
切磋琢磨して前進しているように…。


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はかとも旅にっし12~倉敷篇

2019年08月01日 | 俳優座
美観地区で知られる倉敷には、
広島での舞台を終えた足で
主にスタッフが移動して、
翌朝八時半からの仕込に備えた。



劇団俳優座『七人の墓友』は
芸文館で三回公演。

演劇専用ホールである劇場は、
地元の生んだ英雄・大山康晴氏の
記念館と並んで建っている。





倉敷には他にもヒーローあり。
炎の男・星野仙一記念館は
美観地区の中に……。



かと思えば。
ビクター犬が屋根に無数いる
アンティークモール(一階。
そして二階には貯金箱博物館…)
が、アイビースクエア近くに。

犬がいれば、猫もいる。



美観地区のなかにあった猫屋敷。

そんな倉敷に拠点を置く鑑賞会は
とにかく元気だ。

劇団でTシャツを作らないと知り、
倉敷演劇鑑賞会独自に作成!

上演期間に売り切れて、
追加注文を受ける程人気があった。
墓友の一座でも二十枚弱購入。

それくらいの勢いがあるから
勿論クリア……「もちろん」と書いた
けれども、前例会から時間が短く、
とても苦労した話も聞いた。
それを我々も心に刻んでいます。

山陰四例会クリアについては既述。
倉敷の前例会の広島市民劇場は、
この巡演最大のクリア数を記録。
・・・改めて、中国ブロックの
力強さに深謝である。


そうそう。
個人的な話になるが、この地は、
僕が新劇制作の駆け出しの頃に
演鑑の全国大会が開催され、
ある意味「デビュー」を飾った
場所でもある



アイビースクエアでの分科会のあと
倉敷市公民館で、まとめの会となり、
劇団制作者を代表して壇上で挨拶。
・・・ちょうど結婚したばかりで、
演鑑の全国幹事の一部が「ノリ」で
指名してくれたのだ。遠い昔の話。
ε=ε=┏(・_・)┛

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