母校・東洋大学の駅伝レース
24-25シーズンを語る
「ペガサスプラス」の最終話。
あいだが空いたので書けば、
ナイキのランニングシューズの
モデルのひとつ「ペガサスプラス」。
駅伝を闘うランナーたちはギアを
練習や試合によって履き分ける。
鉄紺も使い分ける中の一足
響きが良いのでタイトルに!
さて。
101回目の箱根、総合順位は9位。
4校中1校がシード落ちになる
大手町でのデッドヒートの末に
切符を掌中にし、
継続中では最長20年連続シード。
熱いレースを振り返りましょう。
◇看板なき戦い◇
石田洸介(4年)の「最後の箱根」での
復活走を、戦前のテレビやネット等は
大いに期待していた。
スーパールーキーと称され入学。
期待に応え出雲と全日本で連続区間賞!
しかし箱根は回避。
以来、故障等あって、休部した時期も。
眠れる獅子がエントリーされたのは1区。
私含めて一部が想起した危惧は、
洸介は箱根を走れないのでは?
「うちは石田〜梅崎でロケットスタート」
と他校を牽制しつつ、当日変更で
別のランナーを入れるのではと。
区間エントリー前の予想は・・・
新エースに成長したキャプテン
梅崎蓮(4年)を花の2区、
3区に昨年快走した小林亮太(4年)、
4区に石田、そして5区には
1年ながら適性ありと言われる松井海斗。
・・・しかし石田がトップ配置。
何かあったのでは、との想起。
案の定、石田は当日エントリー変更。
しかもここに小林を投入。
確かに全日本では1区8位だったが⋯。
さらには、なんと
花の2区、梅崎→緒方澪那斗(3年)
山登り5区、松井→宮崎優(1年)に。
24年度の鉄紺ルーキーは、
松井はじめ宮崎、内堀勇、迎暖人ら
豊作なのだが中でも期待の高かった
松井までが離脱
つまり、石田、梅崎、松井という
往路の看板3枚なく闘うことに!
◇それでも1秒を削り出す◇
号砲。
手負いの東洋は一時19位という
絶望的なポジションも⋯⋯。
それでも当日変更で3区を担った
1年生の迎が個人8位、続く4区は
昨年10区区間賞の岸本遼太郎(3年)が
3番目の時計で総合9位に押し上げる。
5区宮崎も踏ん張って、
シード権内で芦ノ湖に飛び込んだ。
◇まさに全員駅伝◇
恐らく酒井監督の想定にはない
異次元のオーダーで戦った箱根。
復路も二枚替えで、
補欠6人を使い切る「全員駅伝」
昨年も山を下った西村真周(3年)、
今季の出雲と全日本を駆けた
濱中尊(2年)から変わった
ルーキー内堀が7区。
8区の数少ない予定通りの
オーダー変更で網本佳悟(3年)、
9区吉田周(4年)は昨年同区間7位、
アンカーは初の箱根路となる
蓮根大河(2年)という布陣。
復路はどの区間もシード権を争う
肉体的にも精神的にもタフなレース。
もちろん他校にもアクシデントは
あったことでしょう。
それも含めて「駅伝」なのだ。
あらためて青山学院大学
総合および往路優勝(連覇)
おめでとうございます。
駒澤大学、復路優勝おめでとう。
さてさて。
我が東洋、次回の箱根は予選なし。
あわせて出雲の出場権も得た。
全日本は予選会からだが、
来季も1秒を削り出す走りで前へ
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