タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月9日

2008年10月09日 | タカの渡り観察
ハチクマの時代は終わったようですね

 今日も昨日と変わらないような観察条件、見難くて困る状態です。その中の観察でも主役は少しずつ代わっていくことが分かります。
 ハチクマからノスリ、サシバへ数は少なくてもそのあたりの変化は読み取れる観察でした。


      オオタカ     写真: カメ吉おじさん


      オオタカ     写真: カメ吉おじさん

 何日か前にカメ吉おじさんが撮影したオオタカです。ノートリミングなので良く見えませんが、大きく伸ばしてみると胴の横斑がよく見えます。

 観察現場では識別に苦労するハイタカ属ですが、こうして写真で見ると胴の太さは別格の感じがします。このあたりが写真の威力なのでしょうか?


今日の結果

   10月9日   晴

    観察者   タカ長 トビ吉 カメ吉
    観察時間  7:30-16:00

      ハチクマ          6
      ノスリ           25
      サシバ          32
      ツミ            12
      ハイタカ    東向き  4

 サシバは15羽くらいと10羽程度が一度に現れました。一つの群???観察地によっては小さな数字ですが、タカ長観察地ではチョッとしたサシバの群、感動もの(?)のタカ柱でした。

 数は少ないのですが東向きのハイタカが増えてきました。韓国のプサンでの観察でも10月中旬にピークがあるようですから、これから少しずつ増えてくるはずです。