タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~10月13日

2008年10月13日 | タカの渡り観察
ツミな鳥もいたもんです

 今朝は快晴。連休の観光組には最高の天気になりました。タカ長の義妹も信州旅行、西穂高のロープウエイに乗って北アルプスの一角に登り、目の前の笠ヶ岳など北アルプスの秋景を楽しんだようです。



 タカ長観察地のメタセコイアの木も色づいてきました。タカの観察はこの木が赤褐色に色づくまで続きますが、いずれにしてもこのように一点の雲も無い日は見難くて疲れます。



 セイタカアワダチソウの花も開いてきました。秋本番、といって良いのでしょうが、観察者の気分は良くても青空が深くて鳥が見えませんでした。

 今日のような日にツミがたくさん飛ぶようです。小さいので高く飛ばれたら、標高の低いタカ長観察地ではお手上げ状態になります。秋空に小さなツミ、本当に罪な鳥がいたものです。見つけにくい上にツミだ、ハイタカだと識別に苦労させられるのですから、、、、、困ったタカです。

今日の結果

  10月13日   快晴のち晴

    観察者   タカ長 トビ吉  他 2名
    観察時間  8:00-16:00

       ノスリ           30
       ツミ            29
       ハイタカ  東向き    8
       オオタカ          1

 飛ばなかったのか、それとも見えなかったのか?おそらく後者だと考えるのが本当だと思われます。ハイタカ属にしてもノスリにしてもこれから数が増えるのだと考えているのですが、、、、、、。

ハチクマのシーズンは終わったようですね

 ハチクマのシーズンはほぼ終わったようです。これからも1羽、2羽程度は観察されるかも分かりませんが、大勢に影響を与えるようなことは考えられません。

 そこで今シーズンの記録をグラフ化したものを紹介します。まとめ役はトビ吉おじさんです。



 上のグラフは今シーズン観察された数をグラフ化したものです。

 下のグラフはそのグラフに昨年の記録を加えたものです。このグラフを見ると一目瞭然ですが、昨年は今年より1週間近くピークが遅かったことが分かります。

 今年の春も一週間程度早くピークが来ました。早く渡ってきたから早く帰ると言うようなことが簡単に言える世界ではありませんから、その原因についてはコメントしません。

 そのあたりの考察はタカ長ブログファンの方々にお任せすることにします。