タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

気になる木

2009年02月01日 | 山歩きから
大木を求めて、、、、、

 タカ長観察地の宝の山、通称A山を南東方向から見ると、北に伸びる尾根から飛び出したピラミッド型の大木が目につきます。これまであまり気にしていなかった尾根筋ですが、今まで歩いていなかった尾根(私たちは桜尾根と言うことにしています)を歩き始めると、その大木が気になって仕方なくなったのです。

 そこで今朝、急に思い立ってその木を探しに行ってきました。タカ長観察地からは背後の尾根にかぶさってどの木か特定できないのですが、桜尾根のもう一つ東の尾根にあるだろうと予測をたて現地に登ってみたのです。



 その尾根への取り付きははっきりした道がなくて苦労しましたが、尾根に上がればハッキリそれと分かる道が続いていました。その道からは遠くを見通せないので大木の所在が分からなかったのですが、標高400mくらいのところでやっとそれらしいものを見つけました。

 これがその根元の部分です。ほとんど地面に接するところから2本に分かれている杉の木でした。その2本とも幹周りが2mくらいでしょうか、この山では大木と言って良さそうです。



 まわりには杉の木や大きな落葉樹があってその杉の全体像を写真にとることは出来ませんでした。



 日当たりの良い上の部分が茶褐色に見えるのは、花粉症のもとが飛び散る寸前の状態になっているからです。



 上側から見ると幹別れしたところには杉の枯れ枝などがたまっていました。両方あわせれば幹まわり4mと言うことになりますが、もちろんそのような計測の方法はないでしょうから、特別な大木とは言いかねますが、この尾根のシンボル的な存在にはなりそうです。

 この杉の尾根を歩く道を拓けば、今シーズン4本の道を拓いたことになります。タカの渡りの季節までに何とか形をつけたいと考えています。