タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

花粉の春

2009年02月16日 | 山歩きから
裏山もスギ花粉でいっぱいです

 今日の裏山。参加者は11名。いつものように荒谷林道を鳥など探しながらゆっくりと歩きました。


 昨日、一昨日と違って天気は冬型、冷たい風が吹きつけてきます。ふと谷すじをみると、、、、、、



 一瞬「何、あれ」と思いましたが、あれは間違いなくスギ花粉。NHKニュースなどで良く見る花粉が飛散する現場です。あわててコンデジを出して、撮影準備が完了した頃にはかなり飛散していましたが、それでも次々と吹き上げられてきました。



 タカ長は熱心に、花粉症の人が泣いて喜ぶ(?)ような写真を撮っていたら、先のほうで何やら「赤い鳥が何とか、、、、」と言っているのが耳に入りました。
 林道の斜面にベニマシコが出たようですが、タカ長が行ったときは逃げた後、今日も見逃す羽目になりました。今年は赤い鳥に縁がないようです。



 こんな鳥だったのでしょうか?話しぶりではもっと赤が目立つ鳥だったようです。赤い鳥は珍しくないが、スギ花粉が飛散する現場に立ち会うことは珍しいのだ、と負け惜しみを言ってみても、やはり逃げたベニマシコが恨めしく思われます。



 タカ長が見たのはさえずりを始めたシジュウカラやヤマガラ、コゲラ、そしてマヒワくらいです。空を注意していてもカラスの姿も見えませんでした。

 とこあれこれから花粉症の人には辛い季節が続きます。タカ長もン十年も「アレルギー性鼻炎」に悩まされてきたので、鼻の調子の悪い苦しさは良く分かるのです。

 タカ長はある日突然症状が出なくなりました。口の悪い友だちは「鈍くなったのだ」と言いますが、このような鈍さは大歓迎ですね。まさしく「鈍感のすすめ」です。鼻粘膜をホルマリンか何かで固めてしまったら何にも感じなくて楽になるのでは、、、、、、と言うようなわけの分からないことを考える人は多いはずです。かつての私がそうでしたから。

 花粉症の人に「がんばってください」と言っても、何をどのようにがんばれば良いのかわかりませんね。そう考えると投げかける言葉もないので、従兄弟など捕まえて茶化してばかりいます。

 花粉症の人をからかっていたら症状が再発するかなぁ。クワバラ、クワバラ。