タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の裏山

2009年02月06日 | 山歩きから
小鳥の春になりにけるかも???

 今日も仲間と裏山の中国自然歩道を歩き、荒谷林道に出て大杉まで歩きました。風は文字通り「春は名のみの」冷たいものでしたが、小鳥たちの動きはとても活発になっていました。


      マヒワ      写真: キム・ソンヒョン

 一番多かったのはマヒワ。この写真のようにヤシャブシの実をわき目もふらない感じでつついていました。空抜けの逆光で見ると黒い鳥に過ぎませんが、順光で見るとその鮮やかな黄色にドキッとします。先日は一瞬コウライウグイスが出たのかと思ったほどです。


     カシラダカ     写真: キム・ソンヒョン

 大杉にはホオジロ、カシラダカ、カワラヒワがたくさんいました。アオジもいたそうですが私は見落としました。赤い鳥は見えませんでしたが、自然歩道ではアカゲラを間近に見ました。

 特別な鳥がいたわけではありません。しかし、どの鳥もいつもより数が多かったようです。小鳥の春になっているのでしょうか?

ヘビ初認

 林道のそばで今年初めてヘビを見ました。ヘビには詳しくない私ですがあれはシマヘビで間違いないようです。林道のそばの落ち葉が堆積した上をゆっくりと動いていましたが、皆が珍しがって寄って来たので恥ずかしくなって(?)落ち葉の中に頭を突っ込み、しばらくは「頭かくして尻かくさず」の状態でいましたが、しばらくしてゆっくりと落ち葉の中に隠れてしまいました。冬眠から覚めたばかりなのか、今年のアカに汚れていないみずみずしいシマヘビでした。

そのようなときに限ってカメラを持っていませんでした。写真に撮ってNHKに送ったら放送してもらえたはずなのに、、、、残念、残念


  「山眠る」季節も過ぎてそろそろ「山笑う」ときが近づいているようですね。

韓国のクロハゲワシ

2009年02月06日 | 韓国情報
キム・ソンヒョン研究員から届いた情報です

 韓国のキム・ソンヒョン研究員から届いたクロハゲワシの情報です。

 2008年12月19日(金)~20日(土)にクロハゲワシの全国一斉調査が行われました。その結果は下記の通りです。



 少し読みにくいでしょうが観察地の名前と羽数が出ています。ほとんどの方はハングルが読めないでしょうが、中央上に142の数字が見えるところが鉄原(チョロン)です。ここにはタカ長も行ったことがあります。


      クロハゲワシ     写真: キム・ソンヒョン


 この写真はおそらくその鉄原の土橋水源地の土手で撮影されたものだと思います。その土手には多くのクロハゲワシが羽を休めていますが、遠目で見るとビニールのゴミ袋が放り投げてある感じで有り難味がありません。やはりワシタカは飛んでいるのを見るのが一番だと思います。

 さて、その調査の結果ですが、全国で983羽が記録されたそうです。

 2005年の調査では1700羽以上が記録されていますから、今年は少ないようですね。

 タカ長の独断と偏見にもとづく見解では今年のモンゴルは寒さが厳しくないので南下する個体が少ない??

 これは何の根拠もないタカ長の独断です。韓国の詳しい報告書にはそのことが書かれているかも分かりませんが、この調査は韓国の国家予算を使った調査ですから私が簡単に手に入れることは出来ません。

 仕方ないですね。私は韓国に税金を払っていませんから、、、、、、。