タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~11月7日

2009年11月07日 | タカの渡り観察
皆が集まるそのわけは、、、、、

 千秋楽まぢかのタカ長観察地、観察者が9名集まりました。まさしく大盛況。

 やがて終わる今シーズンを去りがたい思いで見送るのでしょうか?

 仲間との暫しの別れを惜しんでいるのでしょうか?



 まさか、いくら何でもこのタカを待っているわけではありません。

 待っているのは、、、、ナベヅルなのです。

 昨年観察したのが11月9日、今春見たのが4月8日。二度有ることは三度ある。その夢を持って集まっている(?)のです。

 タカ長観察地を飛んだナベヅルは四国、四万十川方面に行ったことは愛媛の鳥友との連絡で確認が取れています。

 4月8日に飛んだのも四万十川から。

 怪我をしていて北帰行が遅れた2羽が4月7日に飛び立ったのが確認され、そのツルが由良半島を北に飛んだのも観察されているのです。

 4月8日にタカ長観察地を飛んだツルの写真を見ると1羽のナベヅルの片足が下がっていました。下から見ると両足が閉じていないのです。つまり1羽はケガをしているのです。

 タカ長観察地は四国に渡るナベヅルの渡りルートとなっているようなのです。今日集まった人たちの思いは、本当のところはそれぞれ色々な思いを持って来られたのでしょうが、皆がナベヅルの現われるのを待っていることは間違いないのです。

 今年もナベヅルの渡りを見たいのです。

今日の結果

  11月7日    晴時々曇

   観察者    ジューヤク タカ長 トビ吉 カメ吉 スワロ 二位の方 御大 カンヌシ コリ吉
   観察時間   8:00-15:00

     ノスリ            5
     ツミ             1
     ハイタカ    東向き  5
     ハイタカSP  東向き  1
     ハイタカSP  西向き  1