タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

オシドリ探鳥会

2009年11月15日 | バードウォッチング
宇部の鳥友に誘われて、、、

 今日のタカ長、宇部の鳥友に誘われて山口県の小野湖に行ってきました。彼が世話をしているオシドリ探鳥会にオープン参加したわけです。

 本当の目的はオシドリ探鳥会の後に行われるタカの渡りの雑談会に参加することでした。要するにタカの話をさせておけば機嫌が良い、と言うことなのです。わが鳥友もそのことを知っていて呼んでくれたのでしょう。思い返してみれば彼との付き合いは、私が鳥を見始めた頃からですから随分永いので、タカ長の心はお見通しなのでしょう。

 その雑談会の話は後日に譲らせて頂いて今日は探鳥の話です。



 そのオシドリですが小野湖で調査されているS氏の直近の調査では650くらい入っているそうです。しかし、今日の小野湖の水位は高くて、オシドリが湖畔の機の陰に隠れたかたちになるのかとても見つけにくい状態でした。詳しくはカウントしていませんが私たちが見たのは数十羽レベル、百羽は超えていなかったはずです。



 それは良いのですが、すべてのオシドリは対岸にいて遠かったのが正直チョッピリ不満でした。何年も前の話ですが個人的に小野湖を探鳥して歩いたときに、手前側の近いところで多くのオシドリを見た経験があるので、今日も近くにいるオシドリが見られるものと勝手に想像していたのです。そのため今日は実際よりも遠く感じたのです。



 しかし、ミサゴも飛んでくれましたし、件の鳥友以外の多くの仲間にもあえて満足な一日でした。広島と山口、隣県でその気になればすぐにでも行ける距離ですから彼らと連絡を取って一緒に鳥を見たりタカの話をする機会をこれからも持ち続けたいと思いました。



 何しろタカ長観察地の主役、ハチクマは広島から山口へ、山口から広島へと毎年移動しているのですから、私たちも同じように交流を続ける必要があるように思うのです。



 オシドリ探鳥会のあとのタカの渡り雑談会が終わったあとSさんに案内して頂いて、宇部の常盤公園に行きヤツガシラを見てきました。

 鳥を見に行くとき、現時の様子が分かる人に案内していただくと簡単にみることができます。今回もその例が当りました。本当にあっけないくらい簡単に見ることが出来ました。



 今回一緒に小野湖へ行った仲間の一人はヤツガシラを見たことがなかったのですから感激したはずです、と言いたいのですがあまりにも簡単に、それも公園の歩道のご覧のようなところにいたのですから、実際はどうだったのでしょうか?

 珍鳥も見えるときはあっけないくらい簡単に見えますが、見えないとなると何年通っても見えません。その意味で言えばとにかく見ることが出来て良かったと言う事でしょう。

 きらら浜のアカハシハジロは留守みたいでお目にかかれなかったのは残念ですが、今日も好きな鳥を追い回し、新しい友だちもできて幸せな一日でした。