タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

サシバの衛星追跡情報

2009年11月27日 | タカの渡り観察
韓国でも衛星追跡に関心を持っています

 先日紹介した台湾チームによるサシバの衛星追跡の話題、韓国でも関心を持って読まれたようです。

 今朝裏山を歩いているときキム・ソンヒョン研究員から電話が入りました。台湾情報の詳細を知りたいと言うこと、特に捕獲などの実技面について知りたいと言うことでした。



 韓国の研究者がハチクマやサシバの衛星追跡をしてみたいと言う希望を持っていることはタカ長も承知しています。2006年秋にホンド(紅島)に行った時、本土を渡るハチクマの衛星追跡をしたいと言う話を研究センターの所長からも聞いています。しかし、韓国ではハチクマは旅鳥、通過途中のハチクマやサシバを捕獲するのが難しいようで、色々な可能性を探しておられるようなのです。



 今朝のキム・ソンヒョン研究員からの電話もそれに類した話でした。

 韓国ではハチクマやサシバは旅鳥だと書きましたが、最近韓国のカンウォンドで繁殖が確認されたと言う情報も得ています。そのあたりを手がかりに衛星追跡を始めるか、日本とか台湾の研究者と連携しながら研究を進めていくか、そのあたりから可能性を模索されるよう、タカ長としては側面から出来るだけの協力をしたいと考えています。



 タカ長観察地の裏山でもアオジの姿が目立つようになりました。ミヤマホオジロも見ました。カラ類を含め鳥の姿が目だった今日の裏山でした。