タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

オチョンドでの探鳥から

2009年11月25日 | バードウォッチング
突然ですが韓国オチョンドの話です。

 突然ですが今秋行った韓国のオチョンド(於青島)の話です。前にこのブログで紹介したことがあります。



 オチョンドの港から見た風景です。左上に展望台が見えています。あそこまで上がるとウエヨンドなども見えますが、ご覧のような地形ですから360度の展望は得られません。
 私たちがする探鳥はあの展望台までです。本当はその手前半分くらいと、この写真に写っていない、南側の広場で鳥を見ることになります。とても狭い範囲で鳥を見ることが出来るので大変好都合な探鳥地なのです。



 その南側広場の岩礁でサバクヒタキを見ているところです。韓国でも珍鳥なので多くのバーダーがつめかけ1羽のサバクヒタキを追っています。



 探鳥地の中心部、と言って良いのでしょうか、町はずれにある小学校の近くで鳥を見ているところです。

 このオチョンドのことはすでに紹介していますから詳しくは書きませんが、今日取り上げる気になったのは一通のメールが来たからです。

 私たちがオチョンドにいる頃、オチョンドを紹介するドキメンタリー番組を取材するチームが来ていました。小さな島ですから車は不要で、彼らはリアカーに機材を乗せて引っ張りながら取材をしていました。

 はるばる日本から鳥を見に来ていると言うことが面白かったのでしょうか、タカ長たちも取材されインタビューも受けました。小学校近くの路上インタビューです。インタビューのさなかにマミジロキビタキが近くに止まり気はそぞろ、あまり良い内容ではなかったようです。
 取材チームに協力していたキム・ソンヒョン研究員は私にあれこれ指示を出していました。なかなかのディレクター(?)ぶりでした。

 今日とどいたメールと言うのはその番組がインターネットで公開されていることを知らせるものでした。もちろんソンヒョン研究員からです。

 お暇な方は下記のアドレスから入ってご覧下さい。60分くらいの長編ですが、最初の15分見て頂けるとタカ長たちを見ることが出来ます。あまり見て欲しくはないのですが、ここに私たちが「鳥合わせ」をしているところが記録されています。
 韓国では鳥合わせの習慣がなくて、私たちが鳥合わせをしているところを見た韓国人のバーダーも非常に興味を持ち、次の日から自分たちも参加させて欲しい、と言うことになったのです。その夜は韓国在住のアメリカ人、イギリスから来たバーダーも含めて「インターナショナル・鳥合わせ」になりました。このことは既にブログで紹介したはずです。

 そのときのことがチョッとだけですが出てきます。タカ長ももちろん映ります。このブログをご覧のほとんどの人は私の友だちですから紹介することにしました。

 外国にって鳥を見ていると、私たちが普通に行っていることが現地の人には珍しく見えたりするようなのです。その逆もあるかも分かりません。そのようなことを考えながらご笑覧下さい。


     http://www.kcn.tv/hd.htm

 例のインタビューですがあれこれ言われたばかりで、ここで出てくるのはさわりの部分だけです。出来が悪かったのか、番組の趣旨にあっていなかったのか、、、、おそらく両方、つまらないことを話したのでしょう。