タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

可部冠山下見登山

2013年03月06日 | 山歩きから
ベトナムのことは一休みして、今日は山歩きの話題です。

相棒と二人で広島市の北部にある可部冠山に行ってきました。と言っても広島以外の人にはお分かりにならないでしょうが、「旅レコ」の記録がなぜかパソコンに取り込めなくなったので、残念ですが画像で紹介することが出来ません。

   

かわりにグーグルアースの画像を紹介します。左下に見えている町が広島市の中心部です。可部冠山はこの画像の中央の上、境界線上にあります。画像ナシ、よりはイメージしていただけるのでは???

   

この山は広島では人気の山で、タカ長は若いころ何度も登りました。一番印象に残っているのは三八豪雪の年のことです。あの年は広島の街地に近いこの山でも多く積雪があり、笹山だったこの山一帯は文字通りの「モンブラン」、つまりま「白い山」に変身してしまいました。

山頂からチョッとした雪山に見える山の写真を撮ったことを良くおぼえています。

  

最近は車の混む市街地を通って行くのが億劫になったのか、このところすっかりご無沙汰していました。この間に発電用のダムが出来たり、とにかく昔よりはすっかりと様変わりしてしまったのです。

そのため今月の仲間たちとの登山を前に、念のため下見に行ったわけです。結果から言えば、下見に行ったことは正解でした。相棒も長い登山経験を持っているのですが、彼も山の様子をまったく思い出すことが出来なくて、二人とも初めての山に行った気分になりました。

当時はこのようなダムもなくて、このあたりに登山道があったような気がしますが、いまはこのような尾根道を登るようになっていました。

  

そして山頂に近い尾根も、昔はこのような潅木はなく、笹原の尾根でした。このあたりもまったく変わっているのですから、わずかに記憶にあるのは山頂の岩くらい、と言う状態も仕方ないのでしょう。

   

山頂からの展望は十分楽しめるものでした。これは広島の市街地方向、もやっているのか、pm2.5の影響かわかりませんが、クリアな展望は望めませんでした。




こちらは県北の十方山方向です。まだ雪を見ることが出来ます。

   

今日は風もなく、天気の良かったので山頂に2時間20分いました。

その間ハイタカの渡りを記録しました。このような感じに見えることが多かったのですが、ハイタカは動きが早かったので、コンデジでゲットすることは出来ませんでした。

唯一撮影できたのは、渡りとは思えない1羽のミサゴだけです。ここに写っているのもミサゴです。

  

デジイチを持っていたらこれよりは良い写真も撮れたはずです。また、ハイタカも近くを飛んだので1羽や2羽くらい、これより良い写真が撮れたような気がしますが、山歩きに重いデジイチを持っていく気にもなれません。

今日の歩数が約15,000歩。鳥を見たり華を見たりしながら歩く私たちの山歩きにはちょうど良い山と言えそうです。