タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

不作だったなぁ、、

2013年03月16日 | タカの渡り
天気が安定している今日の土曜日、柳の下に二匹目のドジョウを探しに近くの山に登りましたが、、、、、

今日は不作でした。

土曜日なのに登山者も少ない、小鳥たちの動きも少ない、もちろんお目当てのタカも少ない、そのうえ遠い、、、、、、。

絵になるノスリは1羽も見ませんでした。しいて言えば、、、、この1羽だけが小さなドラマを演出してくれただけです。

   

西方向で帆翔したノスリが南側(逆光になる方向)を一気に流れて行っただけ、それだけです。

   

世界遺産の宮島をバックに飛び、、、、、

   

広島湾の牡蠣いかだをバックに流れ、、、、

   

広島の市街地をバックに飛び、、、、、、この間一度も羽ばたかないで、文字通り流れてゆきました。

今日は気流が悪いのか、高く上がらないで、足もとを一気に流れていくノスリを2羽確認しました。写真に撮るチャンスなしの、足もとの松林のあいだをサッと流れて行くのをチラッと見た感じだけです。

   

   

これは何とか写真に撮れたハイタカです。

ノスリにしろハイタカにしろ、足もとを飛んでくれると、光線的には順光になり、この写真よりもっと黄色っぽい鳥が飛んでいるように見えました。

いつも見ているアングルとま反対なので、見た感じが違うのは当然で、このアングルからタカの写真を撮るためには当然高いところに登る必要があります。

その面では数は少なくても、平素見ることのないタカの背面を見ることが出来たので、それなりに満足しなければならないでしょうが、、、、、

それにしても少し遠すぎました。

何年も前のことですが、県北の山の上でタカを見ていたら、クマタカがすぐ近くを飛んだことを思い出しました。クマタカの背面が見えるアングル、、、、あの広い羽の上に乗せてもらいたいなぁ、と一瞬思ったものです。

あのような幸運、、、、、、、めぐって来ないかなぁ、、、、、、。