タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ベトナム探鳥旅行~7

2013年03月09日 | 旅行のことなど
コンピューター翻訳のおかしさ

ベトナム探鳥旅行のことに戻ります。と言っても今日は単なる「お遊び」です。

   

今回の旅行で最後に撮影した鳥です。車の窓越しに撮ったので画質は良くありません。

この鳥「変更可能な鷲イーグル」と言います。

と言うとほとんどの人は何のことだかお分かりにならないはずです。ある程度想像できる人はタカに詳しい人、と言えるかも分かりません。

  

今はありがたい世の中で、ネットで調べればタカ長たちが行く国の探鳥地や、そこで見ることが出来る可能性のある鳥を事前にチェックすることが出来ます。

今回の探鳥旅行ではこのサイトBIRDING IN VIETNAMが大変参考になりました。もちろん英文です。

英語能力に欠けるタカ長は時どきコンピューター翻訳を利用しますが、そのときパソコンに現れる日本語はだいたいおかしな日本語で、時には意味不明の日本語を見ることになります。そのような状態ですから、英語能力に欠けると言っても、原文をそのまま読むほうが理解しやすいことが多いのです。

今日の話題はそのことではないのですが、、、、、コンピューター翻訳ですから、野鳥の英語名も日本語に翻訳(?)されて出てきます。その野鳥リストを見ていると、思わず大笑いしてしまうことが多々あるのです。

「変更可能な鷲イーグル」と言うのも機械的に翻訳された結果であって、もちろんそのような和名をもったワシがいるわけではありません。英名はChangeable Hawk Eagleと言いカワリクマタカと言う和名を持っています。

英名を日本語に翻訳するなんてそもそもあるわけがないのですが、ひとつのお遊びとしてやってみると面白ですよ、と言うのが今日の話題なのです。

あまり魚のワシと言うのがあります。英名Lesser Fish Eagle 和名はコウオクイワシ。その「コ」を取ってウオクイワシになると、、

白髪頭魚のワシとなります。英名は Grey-headed Fish Eagle。この機械翻訳、タカ長には嬉しくない日本語ですね。禿げ頭となっていないのでまぁ許せるか。

ひもで締められたキツツキと言うのがあります。Laced Woodpeckerで和名はタイアオゲラ。

粉を吹いたのどウグイスと言うのがあります。Ashy-throated Warblerで和名はキゴシムシクイ。

向かったすすけたヒヨドリと言うのもあります。Sooty-headed Bulbulで和名はコシジロヒヨドリ。

このようなものを見て独り笑っているのですから、タカ長もヒマと言えばヒマですね。(本当はそれほどヒマではないはずですが、、、、、、)

   

ベトナムでは渡りらしきタカは見ることが出来ませんでした。まだ2月ですから当たり前と言えば当たり前ですが、、、、。

と言っても南の国では渡りが早くて、インドネシアでは2月にはハチクマが動き始めると聞いたことがあります。3月のコの時期、マレーシアではハチクマの渡りがそろそろピークを迎えているはずです。ひょっとしたら今日あたり、4桁のハチクマがスマトラ島からマラッカ海峡を渡ってマレーシアにやって来るかも分かりません。

本格的な渡りシーズンが待たれますね。